シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
ことばと思想2(古典ギリシア語Ⅰb)/LANGUAGE AND THOUGHT2(CLASSIC GREEK I (B)) |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
堀川 宏 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
堀川 宏 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
春学期の「ことばと思想2(古典ギリシア語Ia)」に引き続き、古典ギリシア語(紀元前5-4世紀のアッティカ方言)を学んでゆきます。まずは簡単にここまでの復習をしたうえで、分詞や関係代名詞、接続法、希求法など、やや発展的な項目についての理解と実践を重ねることになりますが、なるべく学びやすいように配慮します。春学期と同様、ギリシア神話や格言なども紹介する予定です。本授業の内容を最後まで学習することによって、古典ギリシア語で書かれた文章を読むための基礎が整えられることになります。 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本授業は講義と演習を組み合わせた形式をとります。毎回の授業は春学期と同様、以下の構成で進めます:(1)前回の復習テスト、(2)新出事項の要点確認、(3)練習問題を使っての演習。映像資料などを見ていただく機会もあるかと思います。 第1回の授業も含めてすべての授業を、教室での対面形式で実施します。授業の進め方や成績評価の方法などの詳細は初回授業で案内しますので、受講者は必ず出席するようにお願いします。 なお、春学期の続きを扱う授業であることにご注意ください。秋学期からの履修者には、春学期の内容を事前に(または授業と並行して)学ぶことを求めます。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修としては、下記の教科書で新出の文法事項を学んだ上で、教科書にある練習問題に取り組んでいただきます(60–90分程度)。進度については「授業計画詳細情報」を参照してください。学生の様子を見ながら、臨機応変に進め方を調整することになると思います。 事後学修としては、授業で学んだことを定着させるための復習と練習に励んでください(60–90分程度)。どの程度の労力をかけて勉強するかは人それぞれだと思いますが、言語学習には日々の練習が大切ですから、なるべくコツコツ勉強することをお勧めします。言語的な練習のほか、古代ギリシアの文化について調べたり、関連する本を読んだりすることも推奨します(60–120分程度)。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
毎回の授業で実施する「復習テスト」を使って、基本レベルの文法事項の習得度合いを計測してゆきます。成績評価はその得点の合算により、AA、A、B、C の4段階で評価します。学期末の試験は実施しません。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
この授業は、春学期の「ことばと思想2(古典ギリシア語Ia)」の続きです。より発展的な授業に「ことばと思想2(古典ギリシア語IIa)」と「同IIb」がありますから、次年度以降での履修を検討してみてください。 | ||||||||||
備考 /Notes |
古代ギリシア語や言語一般に関心のあるすべての学生を歓迎します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | ガイダンス+春学期の復習 | 授業の進め方について説明したあと、春学期の学習内容を簡単に復習します。 | |
2 | 未完了過去とアオリスト | 過去を意味する表現の仕組みを学びます。 | |
3 | 未来とアオリストの受動態 | 受動態の表現形式について確認しながら、新たに未来とアオリストの受動態を学びます。 | |
4 | 不定詞とアスペクト | 不定詞とは何かを確認したうえで、アスペクトという概念について学びます。 | |
5 | 現在分詞とアオリスト分詞 | 分詞のなかで特に重要度の高い、現在分詞とアオリスト分詞を学びます。 | |
6 | 指示代名詞 | ギリシア語における指示の仕組みを確認したうえで、指示代名詞を学びます。 | |
7 | 関係代名詞 | 関係代名詞について基本的なことを学びます。 | |
8 | μι動詞の組織(能動態) | μι動詞とは何かを確認したうえで、その能動態について学びます。 | |
9 | μι動詞の組織(中動態と受動態) | 第8回の続きとして、μι動詞の中動態/受動態について学びます。 | |
10 | 完了時制 | 現在における完了状態を意味する表現の仕組みを学びます。 | |
11 | 過去完了と未来完了接続法 | 第10回の続きとして、過去完了と未来完了について学びます。 | |
12 | 接続法 | 接続法(subjunctive)の形態を学んだうえで、様々な構文を確認します。 | |
13 | 希求法 | 希求法(optative)の形態を学んだうえで、様々な構文を確認します。 | |
14 | 命令法 | 命令法について学び、様々な格言を紹介します。 |