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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
ことばと思想1(西洋思想史2)/LANGUAGE AND THOUGHT1(HISTORY OF WESTERN THOUGHT 2) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
木島 泰三 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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木島 泰三 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本科目は近代から現代までの西洋思想の流れを概観する。現代世界を支えている価値観や科学および技術は西洋世界に由来しており、それがどのような成り立ちで現代に至ったのかを知ることは、西洋とは文化も歴史も異質な地に生きる我々にとってこそ重要である。本科目はこのような観点から、近代世界の始まりを告げる「17世紀科学革命」から現代に至るまでの近現代の西洋思想史をたどり、その特色や現代の我々との関わりにも目を向ける。本科目の履修によって、近現代の西洋思想の知識を獲得する一方、思考力、判断力、表現力の向上も目指す。なお、春学期の同一教員による「ことばと思想1(西洋思想史1) 」の受講は必須ではないが、より深い理解のために両方を受講することを推奨する。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
1回目から対面で行う。進行は講義中心に進め、適宜資料を紹介していく。期末には講義内容を確認する小テストと、講義内容に関連する主題を論ずるレポートを課す。レポートに関してはmanabaの講評欄またはコメント欄を用いてコメントを返信する。小テストについても、必要に応じて同じ場でコメント等を行う場合がある。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各回の講義内容を次回までに整理し、理解不足の点をなくしておくことを求める(必要があれば適宜質問を受け付ける)。また、まとまった資料や文献を配布した場合はその精読を求める(以上、事前と事後各2時間程度)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末確認テストと期末レポートにもとづき評価する。配分割合は確認テスト30%、期末レポート70%とする。 確認テストは講義内容の理解と参加態度(平常点)の目安とする。レポートは講義内容の理解(これも平常点の目安にする)と、内容の論理性を評価の対象とする。これにより、到達目標としての、本講義内容に関連する「21世紀型市民にふさわしい概括的な知識」および「今後の複雑な国内および国際情勢に対処しうる」ものとしての「論理的かつ創造的思考」の基盤となる、自分の思考を論理的に表現できる能力の習得度の評価につなげる。 |
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関連科目 /Related Subjects |
ことばと思想1(西洋思想史1) | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション:近現代西洋思想史を学ぶ意義 | 教員の自己紹介?授業の目的?授業スケジュール?評価方法等について | |
2 | 科学革命と機械論哲学の概要 | 「17世紀科学革命」の結果成立した「機械論的自然観」の概要を学ぶ | |
3 | 17世紀思想1:デカルトの思想 | 機械論的自然観を哲学的に基礎づけ、近代哲学の祖とされているデカルトの思想を学ぶ | |
4 | 17世紀思想2:デカルトの思想2/大陸合理論の思想1(マルブランシュとスピノザ) | 引き続きデカルトの思想について学び、その後デカルト思想を発展させた「大陸合理論」に属するマルブランシュおよびスピノザの思想を見ていく。 | |
5 | 17世紀思想3:大陸合理論の思想2(ライプニッツ) | 引き続き大陸合理論者ライプニッツの思想を見ていく。 | |
6 | 17世紀思想4:イギリス経験論の思想1(ベーコンとホッブズ) | 大陸合理論と並ぶ近代哲学の系譜としてのイギリス経験論に目を転じ、その源流となるベーコンおよびホッブズの思想を見ていく。 | |
7 | 18世紀思想1:イギリス経験論の思想2(ロックとバークリ) | イギリス経験論の創始者と言うべきロックの思想を学んだ後、イギリス経験論の歴史の中でも特異な地位を占めるバークリの思想について、その「非物質論」を中心に学んでいく。 | |
8 | 18世紀思想2:イギリス経験論の思想3(ヒュームとリード) | イギリス経験論の立場を徹底させたヒュームの思想について学ぶ。その後ヒューム批判者としてのトマス?リードの思想を、ヒュームとリードの意外な親近性と共に見ていく。 | |
9 | 18世紀思想3:イギリスの道徳思想/フランスおよびドイツ啓蒙期の思想 | 18世紀イギリス思想の大きなテーマであった道徳的学の問題を概観する。続いてフランスおよび独における啓蒙期と言われる時期の思想を概観する。 | |
10 | 18世紀思想4:カントの理論哲学 | 西洋近代思想の1つの転機とされるカントの哲学思想を学ぶ。今回はカントの理論哲学を学ぶ | |
11 | 18世紀思想5:カントの実践哲学/ドイツ観念論の思想 | 前回に引き続きカントの実践哲学を学び、引き続きカント思想を引き継ぐ形で発展した「ドイツ観念論」の思想を学ぶ。 | |
12 | 19世紀思想1:19世紀ドイツの哲学 | ドイツ観念論後のヘーゲル左派からマルクスまでの流れ、およびショーペンハウアーからニーチェへの流れを順に学ぶ。 | |
13 | 19世紀思想2:19世紀のイギリスとフランスの哲学 | フランスにおけるスピリチュアリズムと実証主義、イギリスにおけるベンサム、ミル、スペンサーなどの主要な思想家の思想について学ぶ。 | |
14 | 20世紀と現代の思想 | 19世紀のフッサールおよびフレーゲの思想を引き継いで発展した20世紀以降現代までの哲学思想の概要を見ていく。 |