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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
全学総合講座(グローバル化と世界の労働)/INTERDEPARTMENTAL LECTURES(GLOBALIZATION AND GLOBAL LABOR) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大重 光太郎 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大重 光太郎 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経済のグローバル化とともに世界における労働のあり方が大きく変化している。先進国においては、「第四次産業革命」、規制緩和、労働力不足が就労を取り巻く環境を大きく変化させ、雇用の流動化と不安定化が進んでいる。途上国においては市場経済の広がりの一方で劣悪な労働条件が広がりつつある。さらには先進国への労働力移動の大きなうねりが見られる。労働の変容をグローバルな視点で理解することを通じて、聴講者が日本の状況を複眼的?国際的観点から認識できるようになることを授業の目標とする。 本授業では、最初に日本の労働をめぐる状況を3回の授業で扱い、その後、グローバル化のなかでの労働のあり方を、さしあたり先進国、途上国、その二つを架橋する労働力国際移動という三つの領域に分け、それぞれの領域の現状や問題、それに対する多様なアクター(政府、企業、労働組合、NGO、国際機関など)の取り組みを見ていきたい。授業は各回、それぞれの分野について外部講師を招いて行うことを予定している。 *この科目は、獨協大学の3つのポリシーのうち学位授与方針(DP)が示す「能力」、すなわち「人文科学、社会科学、自然科学などの各分野に関する深い教養」、「今後の複雑な国内および国際情勢に対処できる実践的な独立の人格」、「国際的視野に立つ教養人としての素養」を高めるために、教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「歴史?文化?社会に関する深い教養に基礎付けられた専門知識を習得した、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを目的に行われるものである。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
?授業は、毎回ゲストを招いてのオムニバス形式で行う。授業の最後に10分ほど質疑時間を設ける。 ?授業は、教室での対面方式 で行う。ただし、講師の都合によりオンラインでの授業となる場合がある。この場合の受講方法はその都度連絡する。なお個別事情については配慮するので、コーディネータ教員まで連絡すること。 ?授業ツールとしては、manabaを利用する(PorTa IIは利用しない)。授業資料はmanabaに掲示する。 ?毎回の授業後にmanabaの「レポート」機能を用いてコメントペーパーを提出してもらう。コメントペーパー提出期限までに提出すること。 ?詳細は初回授業で説明する。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
参加者には時事問題に関するアンテナを広げておくことを期待する。 講義の後、配布資料や授業で紹介した文献やサイトなどを参照し、関心を持ったテーマをさらに調べてほしい。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
?学期末テスト、学期末レポートは行わない。毎回授業後のコメントペーパー提出と平常点により評価する。 ①毎回のコメントペーパー 授業ごとに講師より課題が出される。課題について500字を目安にコメントぺーパーを提出してもらう。コメントペーパーは毎回5点満点で採点する。提出は、manabaの「レポート」機能を用いてオンラインで提出すること。提出期限は授業週の土曜日(23時55分まで)。コメントペーパーは、毎回の提出期限までに提出すること。後からまとめて提出することは認めない。 ②平常点:授業中のresponへの参加状況 授業中にスマートフォンのアプリrespon(初回授業で説明する)を通じて、講師の先生から質問やアンケートが行われる。これに積極的に参加してほしい。また学生からの質問やコメントもresponを通じて集める。質疑のために活用してほしい。 ?最終評価は、①コメントペーパーの提出状況、②授業での積極的参加度合い、の二つを総合的に判断して行う。 ?詳細は初回授業で説明する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
*ゲストとの活発なディスカッションを期待しています。 *授業計画は、外部講師の都合により変更することがあります。最終的には初回の授業で連絡します。 |
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到達目標 /Learning Goal |
身近な難問や関心を学問に結び付け、現代社会に必要な教養を習得する動機づけとし、将来、様々な知的領域を探求できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション 授業の問題関心、進め方 |
大重 光太郎(講座コーディネータ) | |
2 | 働くことの意味と日本の課題 | 北 健一(ジャーナリスト) | |
3 | 労働者のVOICEと労働条件改善の課題 | 北 健一(ジャーナリスト) | |
4 | 客室乗務員の仕事と空の安全 |
宝地戸 百合子(JHU JAL被解雇者労働組合) | |
5 | グローバル経済とともに変容するフィリピン女性の労働 | 堀 芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院教授) | |
6 | 韓国の労働運動の歴史と現状 |
金 直洙(キム?ジクス)(社会公共研究院 [韓国の公共運輸労組の付設研究機関] 研究員) | |
7 | ドイツの雇用の現状と取り組み ーエッセンシャルワーカーを中心にー | 田中 洋子(筑波大学名誉教授、ベルリン自由大学フリードリヒ?マイネッケ研究所研究員) | |
8 | アメリカ対等両選挙に労働組合はどうかかわったか? | 山崎 精一(明治大学国際労働研究所客員研究員) | |
9 | 中国における農民工の展開 ジェンダーの視点から | 李 亜姣(リ?アコウ)(宇都宮大学国際学部助教) |
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10 | まっとうな移民政策を! もう始まっている多民族?多文化共生社会 | 鳥井 一平(NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク 代表理事) | |
11 | 若者たちはなぜ移民するのか? ーふつうに働き、生きる未来ー | 工藤 律子(ジャーナリスト) | |
12 | 社会的連帯経済 ー人と環境を中心に据えた持続可能な経済を創るー | 工藤 律子(ジャーナリスト) | |
13 | 児童労働と子どもの権利 |
杉山 綾香(特定非営利活動法人ACE) | |
14 | 国際労働機関(ILO)の意義と役割 | 高﨑 真一(ILO駐日事務所代表) |