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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
全学総合講座(「分断化」の時代のなかで法?政治?社会を考える)/INTERDEPARTMENTAL LECTURE (LAW, POLITICS AND SOCIETY IN AN ERA OF FRAGMENTATION AND POLARIZATION) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金3/Fri 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡田 順太 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡田 順太 | 法律学科/LAW |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【授業の目的】本講座においては、各学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)が示す諸目的を踏まえ、獨協大学が使命として掲げる「21世紀の社会に貢献する国際人の育成」のために必要な教養や知識?理解力を身につけ、自立した市民として社会の様々な問題に対する自立的な判断が可能になることを目的として、国家や社会の統合を損なう分極化?分断化が進む現状について、法学的?政治学的?経済学的視点から個別テーマに即して検討するべく、各テーマに相応しい研究者及び実務家の講義を受講するとともに、招聘講師との質疑応答を通じて、当該課題に関する理解を深めていく。 【授業の内容】現在、経済格差や地域格差の拡大、ヘイトスピーチの活発化など、国家や社会、共同体の分断化?分極化が進んでいるとされる。そうした状況が生じるのは何故か、どのような問題があるのか、そして、今後どのようにすればよいのか。この講義では、法学?政治学?経済学の各分野の専門家が、「分断」をキーワードとして、政治?「法と人権」?災害復興?コミュニティの各領域における具体的なテーマを取り上げ、世界各国の情勢や日本各地の地域事情なども踏まえ、「分断」を克服する方策について学際的な視点から検討していく。 ゲスト講師には、多彩な学問領域から専門家を招聘する。国内の状況だけでなく、適宜、諸外国の状況も扱われる。授業内容は講師の都合により、順序や内容が変更になることがある。その際は、授業内で告知する。詳細は、授業ガイダンスにて説明する。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
【授業の形式?方法】対面授業により実施する。ただし、オンデマンドで実施する授業回を若干予定している。 本講座は、国内外で散見される分断の諸相と要因、解決策についてについて具体的事例に即して検討するべく、各テーマに相応しい研究者及び実務家を招聘して講義を行うとともに、履修者との質疑応答を通じて、当該課題に関する理解を深めていく。 授業前半はゲスト講師による45~60分程度の講義を行い、後半で履修者からの質問に応答する形式で進めていく。質問内容が成績評価の要素となるので、積極的に予習をして授業に臨むこと。 【履修上の注意】前半のゲスト講師の講義中は、パソコン?スマートフォン等の電子機器類の使用を一切禁止する。 後半の質疑応答の際、指示をするのでresponにより質問を提出すること。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
下記のほか、具体的な指示はManaba上で行う。 【予 習】テーマに関する新聞や雑誌記事などを読み、理解?関心を深めておくこと。また、ゲスト講師の専門分野などのバックグラウンドを知っておくこと。(2時間) 【復 習】参考文献の該当箇所(ゲスト講師が執筆した論文)を読み、講義内容の一層の理解を深めること。(2時間) なお、参考文献については、本講座の内容に価値を見出した者には有用な文献となろう。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
評価方法については、科目における到達目標に対応し、各回のゲストの講演テーマに合わせて、求められる学習成果を学生が意識して授業に取り組めるよう明確かつ客観的に評価項目を設定するが、その詳細については、授業ガイダンスにおいて説明する。 期末レポート45%、各回授業での課題40%、受講態度(積極的発言?授業への寄与)15% |
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関連科目 /Related Subjects |
法学?政治学的な検討が中心となるが、専門に学んでいない学生にも内容的には理解可能である。 | ||||||||||
備考 /Notes |
遅刻者?授業の妨げになる者?教室の風紀を乱す者などは、授業の分断要因となるため直ちに退出させる。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
身近な難問や関心を学問に結び付け、現代社会に必要な教養を習得する動機づけとし、将来、様々な知的領域を探求できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業ガイダンス | 授業形式?方法の説明、授業テーマの概要解説 (法学部教授 岡田順太)(以下、敬称略。ゲスト講師の登壇順は変更されることがある。) |
Manaba上で指示する |
2 | 〈分断〉とはなにか① | アイデンティティ政治がもたらす政治的分断と民主主義のゆくえ (成蹊大学法学部教授 西山隆行) |
参考文献の該当箇所(ゲスト講師が執筆した論文)や提供された資料を読む。また、ゲスト講師の主要業績や専門分野を調べる。 |
3 | 〈分断〉とはなにか② | コロナ禍にみる「分断」 (慶應義塾大学法科大学院教授 横大道聡) |
同 上 |
4 | 〈分断〉とはなにか③ | 分断する「中央」と「地方」:憲法の視点から改めて考えてみたいこと (広島大学法科大学院教授 新井誠) |
同 上 |
5 | 〈分断〉の諸相① | 入会地紛争にみる分断:社会運動としての金武町杣山訴訟の位置づけ(琉球大学法科大学院准教授 西山千絵) | 同 上 |
6 | 〈分断〉の諸相② |
サイバー空間における分断 (明治大学公共政策大学院教授 湯淺墾道) |
同 上 |
7 | 〈分断〉の諸相③ |
社会の分断と人権の「武器化」 (熊本学園大学社会福祉学部准教授 森口千弘) |
同 上 |
8 | 〈分断〉の諸相④ |
法制度の複雑さがもたらす分断:災害対策関係諸法の成立?改正と「社会的亀裂」 (熊本学園大学社会福祉学部教授 向井洋子) |
同 上 |
9 | 〈分断〉の諸相⑤ |
政治的分極化と外交政策:アメリカの対北朝鮮?イラン核兵器不拡散外交から (広島大学平和研究センター准教授 友次晋介) |
同 上 |
10 | 〈分断〉を乗りこえるために① | 行政法規が浮き彫りにする分断とローカルルールの活用 (山形大学人文社会科学部准教授 和泉田保一) |
同 上 |
11 | 〈分断〉を乗りこえるために② |
〈多文化主義による分断〉と多様性の管理:カナダにおける合理的配慮を中心に (北九州市立大学准教授 山本健人) |
同 上 |
12 | 〈分断〉を乗りこえるために③ |
小水力発電技術の分断と再生:地域づくりの観点から (明治大学政治経済学部准教授 藤本穣彦) |
同 上 |
13 | 〈分断〉を乗りこえるために④ |
グローバル化と分断の克服 (法学部教授 岡田順太) |
同 上 |
14 | 総 括 |
総 括 (法学部教授 岡田順太) |
授業全体の概要と自分の考えをまとめる。 |