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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/03/22 現在/As of 2024/03/22 |
開講科目名 /Course |
日英対照研究(M1)/ENGLISH-JAPANESE CONTRASTIVE STUDIES |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
安井 美代子 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 専攻科目 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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安井 美代子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
柴谷方良(1978)『日本語の分析』は生成文法の枠組みにおける日本語分析の入門書であり、重要な文献である。これに沿ってシンタクスの基礎及び日本語の構造を学びつつ、英語及び履修者の言語バックグランドにより中国語、ドイツ語、フランス語などとの比較も行う。 この科目は、外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「実践的な言語運用能力と国際社会の多様性を理解する態度」と「語学分野において、適切な問題設定を行い、必要な先行研究の成果やデータを収集?分析できる能力」、とりわけ日英語の比較統語研究におけるこれらの能力を高めることを目的とする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
主に対面の講義形式でで授業を行うが、テキストの一部を履修者にレポートしてもらう。読み進めた部分に関連する言語データの課題を出す。フィードバックはManabaのレポート機能及び対面授業で行う。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前に課された論文の精読をする(2時間)。事後に論文の読み進めた部分のcritical reviewに取り組む(2時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
論文のレポーター(30%)と年度末の日英語の比較分析のレポート(70%)による。 | ||||||||||
備考 /Notes |
テキスト?参考文献:柴谷方良(1978) 『日本語の分析』大修館、J. Huang et al. (2009) The Syntax of Chinese. CUPその他 履修予定者はmyasui@dokkyo.ac.jpに連絡のこと。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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到達目標 /Learning Goal |
日英対照研究に関する文献を読み、議論ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 春学期 生成文法における日本語の研究の概要 |
日本語研究の流れについて理解する | |
2 | 語順と階層構造 | 日本語との語順と階層構造を理解して、英語と比較する | |
3 | 表層構造と基底構造 | 表層構造と基底構造を仮定する理由を理解する。 | |
4 | 埋め込み構造:補文節 | 日本語の補文節の特徴を理解して、英語と比較する | |
5 | 埋め込み構造:副詞節 | 日本語の副詞節の特徴を理解して、英語と比較する | |
6 | 埋め込み構造:関係節 | 日本語の関係節の特徴を理解して、英語と比較する | |
7 | 日本語の使役文 | 日本語の使役文の特徴を理解する | |
8 | 英語の使役文 | 英語の使役文の特徴を理解し、日本語と比較する | |
9 | 直接受動文 | 日本語の直接受動文の特徴を理解して、英語と比較する | |
10 | 所有者受動文 | 日本語の所有者受動文の特徴を理解して、ドイツ語などと比較する | |
11 | 間接受動文 | 日本語の間接受動文の特徴を理解して、直接受動構文と比較する | |
12 | 可能文 | 日本語の可能文の特徴を理解して、英語と比較する | |
13 | 尊敬語化 | 日本語の尊敬語化の特徴を理解する | |
14 | 春学期のまとめ | 春学期の講義内容に基づき、生成文法における日本語研究のアプローチについて理解する | |
15 | 秋学期 主語の基準 |
日本語でどのように主語を規定できるかを理解する | |
16 | 数量詞の遊離 | 日本語の数量詞遊離現象の特徴を理解して、英語と比較する | |
17 | 格の交代現象 | 日本語の格付与の特徴についてを理解して、英語と比較する | |
18 | 意味範疇と格助詞 | 日本語の格助詞と意味範疇の関係について理解し、英語の格付与と比較する | |
19 | 再帰形 | 日本語の再帰形「自分」の特徴を理解して、英語のhimselfなどと比較する | |
20 | 代名詞 | 日本語の代名詞「彼」などの特徴を理解して、英語のheなどと比較する | |
21 | 存在文 | 日本語の存在文の特徴を理解して、英語と比較する | |
22 | 所有文 | 日本語の所有文の特徴を理解して、英語と比較する | |
23 | 状態述語 | 日本語の状態文の特徴を理解して、英語と比較する | |
24 | 非対格自動詞 | 日本語の非対格自動詞の特徴を理解して、英語と比較する | |
25 | 非能格自動詞 | 日本語の非能格自動詞の特徴を理解して、英語と比較する | |
26 | 日本語のwh疑問文 | 日本語のwh疑問文の特徴を理解して、英語と比較する | |
27 | 中国語のwh疑問文 | 中国語のwh疑問文について概括し、日英語と比較する | |
28 | 日本語の統語現象に関する提案 | 授業で扱った構文の中からいくつかを選び、履修者が具体的に分析を提示する |