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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/03/22 現在/As of 2024/03/22 |
開講科目名 /Course |
会計研究(社会会計論)/ACCOUNTING(SOCIAL ACCOUNTING) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火5/Tue 5 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大坪 史治 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大坪 史治 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義では、最新のデータや資料を用いて正確なトレンドを把握することを意識している。また、海外の文献を含め、しっかりと先行研究の文献レビューができるように訓練を重ねていく。特に社会会計領域で近年盛んに行われている実証研究の文献を多く取り扱う。 春学期は、CSRやサステナビリティに関わる非財務関連の情報ディスクロージャーをテーマに国際動向と理論を並行して講義する。IIRC統合報告、GRIスタンダードや非財務情報の開示プレッシャーなど最新のテーマを踏まえながら議論する。 秋学期は、プライベートエリアでの環境関連コスト、環境パフォーマンス、並びに財務パフォーマンスの関連性について内部コントロールの視点から講義する。特に業種特性について強く意識しながら議論したい。なお、履修者の問題意識や研究論文のテーマに応じて、授業計画を変更する場合もある。講義を通じて経済学研究科DPの裏付けとなる経営会計分野における研究能力および公認会計士や税理士の会計実務に求められる最新の知識を養う。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義は対話形式を基本とする。事前に提示した課題についての議論、発表や文献の輪読などを行う。 *課題のフィードバックは講義内で対面で行う。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
講義前に2時間程度をかけて、事前に指定した文献を精読し、論点を明確にしておくこと。講義後は、2時間程度をかけて文献を整理し、先行研究の体系化を図ること。なお、本講義は「企業と社会」の関わりについての内容であるため、日常的に社会の動向に関心を持つこと。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
講義内の議論(30%):評価のポイントは、①論点を正確に把握し背景を理解している、②論点について論理的に深く広く考察している、③専門用語を正確に使用している、などとする。 課題(70%):講義内容のより深い理解と実践的能力を身につけることを目的に、提示するアドバンス資料を通読したうえで、自立した意見を求める。評価ポイントは試験と同様である。なおフィードバックについては、提出期限後の講義の中で行う。 |
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備考 /Notes |
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関連科目 /Related Subjects |
会計関連科目である会計研究(会計学)、会計研究(管理会計論)、会計研究(原価計算論)を事前にあるいは並行して履修すること。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
会計学についての修士レベルの知識を修得し,会計に関連する諸問題を分析できるようにする. |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 研究方法のガイダンス | |
2 | 社会会計の研究方法 | 社会会計の特徴とその研究方法を理解する | |
3 | 社会会計の歴史的展開と論点整理 | 社会会計研究の歴史的論点を理解する | |
4 | CSR概論 | CSRについて多様な捉え方を理解する | |
5 | CSR経営と企業価値 | CSR経営と企業価値の相関性について議論する | |
6 | CSR会計の理論 | CSR経営と会計の接点を理解する | |
7 | CSR会計の企業実践例 | 日本企業を中心とした実践例と類型を理解する | |
8 | 財務情報と非財務情報(IR情報、ESG情報) | 財務的持分関係者からみた非財務情報について議論する | |
9 | 財務情報と非財務情報(マルチステイクホルダー情報) | 多様なステイクホルダーのニーズと期待を理解する | |
10 | 財務情報と非財務情報(企業実践) | 開示される非財務情報を概観する | |
11 | 自然資本概念と会計 | 自然資本概念を複数の文献により理解する | |
12 | 実証研究の国際的動向と実証研究の方法 | 実証研究を巡る国際的動向について理解する | |
13 | 先行研究(実証研究)レビュー(CSRと企業価値) | CSRと企業価値をテーマにした実証研究のレビューを行う | |
14 | 先行研究(実証研究)レビュー(各種情報ディスクロージャー理論) | 情報ディスクロージャーをテーマにした実証研究のレビューを行う | |
15 | 先行研究(実証研究)レビュー(テキストマイニングによる内容分析) | 環境パフォーマンスと企業価値をテーマにした実証研究のレビューを行う | |
16 | 環境会計の類型 | 環境会計の類型について文献を紹介する | |
17 | 二つの環境マネジメント | 環境マネジメントの目的から二つの基本的考え方と理解する | |
18 | 環境パフォーマンスと環境関連コスト | 環境パフォーマンスと環境関連コストの関係を理解する | |
19 | 業種別にみる環境パフォーマンスと環境関連コスト | 業種や生産形態により環境パフォーマンスやコスト構造が異なることを理解する | |
20 | 環境パフォーマンスの統合評価法 | 統合評価法の種類とそれぞれの特徴を理解する | |
21 | Eco-Efficiency会計 | Eco-Efficiency会計の概要を理解する | |
22 | 経済性と環境性の意思決定 | 経済性と環境性の意思決定についての様々な手法を紹介する | |
23 | 経済性と環境性の分析と評価(フロー原価計算) | 原価計算とフロー原価計算の基本的理解 | |
24 | 経済性と環境性の分析と評価(ABC) | 環境に特化したABCについて理解する | |
25 | 先行研究(国際動向)レビュー | 主要ジャーナルから研究トレンドを紹介する | |
26 | 先行研究(理論研究)レビュー | 先行研究から理論研究の方法を理解する | |
27 | 先行研究(実証研究)レビュー(環境パフォーマンス分析) | 環境パフォーマンス分析をテーマにした実証研究のレビューを行う | |
28 | 先行研究(実証研究)レビュー(環境マネジメントコントロール) | 環境マネジメントコントロールをテーマにした実証研究のレビューを行う |