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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/05/07 現在/As of 2024/05/07

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
経営研究(ベンチャー企業論)(M)/MANAGEMENT(ENTREPRENEURIAL MANAGEMENT AND FINANCE)
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
上坂 卓郎
科目区分
/Course Group
大学院科目 講義科目
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
上坂 卓郎 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的?内容
/Course Objectives
ベンチャー企業を巡る環境は経済情勢などにより変化しているが、経済成長やイノベーションの担い手の一つとしてベンチャー企業の役割りへの期待は益々大きくなっている。
本科目では最近のベンチャー企業研究の基本テキストを使いベンチャー企業を教材に、ビジネスの基礎を整理し、新興企業とはなにか、また新興企業特有の経営問題などを取り上げ研究する。既存の経営学ではカバーしていない分野を取り扱う。
本科目では、起業の基礎知識と新興企業固有の経営問題についての知識や仕組みを習得することを目標とする。
これらの知識を実社会において有効に活用することにより、個人と組織の活動を向上させる社会的責任を果たすことが出来る。ビジネスに関する専門知識を修得し、ビジネス環境やビジネス上の問題について分析のうえ、見解を提示できるような高度な職業人になることを教育目標とする。



授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
当授業は対面授業のみで行い、ライブ配信も録画配信も行わない。日ごろより新聞やニュース等でベンチャー企業について関心を払うことを勧める。演習に近い形で毎回講義を行い、毎回関連する課題作成、発表、討論などを同時に行う。
<受講者に対する要望など>
経営学、企業論、金融論に関する基本的な知識を習得していること。ベンチャー企業などビジネスに対する広範な関心があること。自ら行動して調べる力があること。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前学修
テキストの精読と論点、疑問点の整理を行う。
事後学修
企業経営関連分野の知識の習得に努める。実際のベンチャー企業の動向に照らすなど知識を深めること。
本学では授業時間のそれぞれ2倍程度?4時間程度の授業外学習(事前?事後学習)が必要とされている。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
起業ナビゲーター
著者
/Author name
菅野健一、淵邊善彦
出版社
/Publisher
東洋経済新報社
ISBN
/ISBN
978-4-492-53374-1
その他(任意)
/other
関連資料を配布する
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
起業家はどこで選択を誤るのか――スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ
著者
/Author name
ワッサーマン,ノーム
出版社
/Publisher
英治出版
ISBN
/ISBN
978-4-86276-168-2
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
アントレプレナーシップ
著者
/Author name
バイグレイブ,ウィリアム. ザカラキス,アンドリュー
出版社/URL
/Publisher
日経BP社
ISBN
/ISBN
978-4-8222-4729-4
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回のレポート課題提出60%と発表、討論などによる評価40%とする。
備考
/Notes
進捗にあわせて内容を変更する可能性がある。
関連科目
/Related Subjects
経営学関連科目の履修を勧める。
到達目標
/Learning Goal
経営学についての修士レベルの知識を修得し,経営に関連する諸問題を分析できるようにする.

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 起業とはなにか
 
起業家(アントレプレナー)の事業構想とビジネスリスクについて考える。起業家調査で実情を把握する。
2 ビジネスモデルを固める
 
起業家の事業構想をビジネスの形にする組み立て方を説明する。
3 会社の形を整える
 
会社の基本的な人事や資本政策(株主構成)の基本的手法について理解する。
4 出口戦略を考える
会社のゴールをあらかじめ決めておくという出口戦略の種類と意味について考える。
5 失敗に備える
 
最悪のシナリオを想定して、危機に備えることの重要性を説明する。
6 株主との関係を考える
株主間の利害調整、起業家にとっての実際の資本政策策定の重要性について説明する。
7 取締役との関係を考える
取締役、社外取締役の仕事、取締役の責任について説明する。
8 従業員との関係を考える

従業員の労働条件、社外人材の活用について説明する。
9 金融機関との関係を考える

金融機関取引の基本とメインバンクの選定について説明する。
10 取引先との関係を考える

仕入先、販売先などサプライチェーンとの関係構築について説明する。
11 契約について
 
契約の基本と機能の基礎について説明する。
12 知財戦略を考える

知的財産権、営業秘密の重要性と活用について説明する。
13 M&A戦略を考える

M&A戦略や提携戦略の種類について説明する。
14 海外戦略を考える
海外進出の方法と固有のリスクについて説明する。
15 コンプライアンス問題を考える
 
法令順守の意味と重要について説明する。
16 撤退戦略を考える

経営悪化と撤退戦略(会社整理と再生)について説明する。
17 起業のリスクを考える
起業にともなう経営組織の設計について説明する。
18 起業の時期について考える
起業動機と職務経験について説明する。
19 パートナーに選定について考える
単独起業かチーム起業かの選択について説明する。
20 創業チームについて考える
 
創業チームの協調と利害調整の重要性について説明する。
21 経営陣、経営組織について考える
経営陣の役割分担、権限の分業について説明する。
22 報酬の設計について考える
エクイティ分割のタイミングと基準について説明する。
23 金銭的報酬の考え方

社員に対する金銭的報酬の設計について説明する。
24 組織づくりの諸問題
人間関係、役割、報酬のシステムを説明する。
25 社員の雇用問題
雇用、ポスト配分、報酬について説明する。
26 投資家に関する問題

投資家の種類と特徴について説明する。
27 経営者交代の問題
 
後継者の育成と交代のタイミングについて説明する。
28 資金調達に関する諸問題

初期資本の調達、プライベートエクイティによる調達戦略について説明する。

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