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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/03/22 現在/As of 2024/03/22 |
開講科目名 /Course |
国際関係論演習(M)/SEMINAR IN INTERNATIONAL RELATIONS |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火4/Tue 4 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
水本 義彦 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 専攻科目 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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水本 義彦 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本演習では、下記の文献をテキストとし、第二次大戦後のイギリスの外交?安全保障政策を考察する。連合国の主要大国としてアメリカ、ソ連とともに戦後の政治?安全保障秩序の形成に主導的役割を果たしたイギリスは、一方でパワーの衰退に苦しみつつも、比類なき同盟国としてアメリカと「特別な関係(special relationship)」を築き、また脱植民地化を進め帝国の再編(コモンウェルスの創設)を図りつつ、西ヨーロッパ諸国との地域統合にも1970年代以降参画していった。そして冷戦後の世界では、アメリカとともに民主化?市場経済化を積極的に推し進め、イラクやアフガニスタン、近年ではリビアの事例にみられるように、国際警察的な行動をも展開している。 戦後のイギリス外交?安全保障政策を具体的な事例に、国際関係における重要な概念である、戦争、同盟、防衛、帝国、脱植民地化、地域統合、核(抑止?拡散防止)、「倫理的外交政策」、破綻国家、人道的介入などを検討することが可能になる。 ※この科目は、外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「実践的な言語運用能力と国際社会の多様性を理解する態度」及び「語学?文学?文化?外国語教育分野において、適切な問題設定をおこない、必要な先行研究の成果やデータを収集?分析できる能力」、とくに国際関係論分野におけるこれらの能力の向上を目的とする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業では、下記テキストを順次講読し、議論する。 ①発表担当者は、予めレジュメの作成、印刷を完了し授業に臨むこと。 ②各回の授業では、まず担当者に文献の概要?論点整理、問題提起のプレゼンテーションをしてもらい、その後論点について議論する。 ③中間レポートと学年末レポートの提出が求められるが、レポートの内容(優れている点、改善すべき点など)について受講者にフィードバックする。 ※本授業は、対面形式で行います。ライブ配信型授業は行いません。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎週授業前に課題文献を熟読し、その論点や疑問点を整理し、初めて学ぶ専門用語や概念、事件?人物を調べておくこと(3時間)。授業後には議論の論点を復習?確認すること(1時間)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
①平常点(プレゼンテーション、議論への貢献度:40%)(プレゼンテーションで課題文献について論点を的確に整理し、有益な問題提起がおこなえているか、議論に積極的に参加しているか、などを基準に評価する) ②中間レポート(7月)(4000字:30%)(①先行研究の整理、②議論の論理的展開、③明確な記述、をレポート評価の基準とする。 ③期末レポート(1月)(4000字:30%)(①先行研究の整理、②議論の論理的展開、③明確な記述、をレポート評価の基準とする。 |
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備考 /Notes |
※本授業は、対面形式で行います。ライブ配信型授業は行いません。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
国際関係論分野の他の科目 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
国際関係論に関する修士論文のテーマを決定し、執筆できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | はじめに | 講義の目的と概要、研究倫理教育 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
2 | Introduction ① | テキスト、pp.1-12 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
3 | British Power and the Burden of History ① | テキスト、pp.13-26 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
4 | British Power and the Burden of History ② | テキスト、pp.27-39 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
5 | From Empire to Commonwealth ① | テキスト、pp.40-50 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
6 | From Empire to Commonwealth ② | テキスト、pp.50-63 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
7 | From Empire to Commonwealth ③ | テキスト、pp.64-73 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
8 | The Special Relationship ① | テキスト、pp.74-85 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
9 | The Special Relationship ② | テキスト、pp.86-100 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
10 | The Special Relationship ③ | テキスト、pp.101-109 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
11 | Britain and Europe ① | テキスト、pp.111-125 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
12 | Britain and Europe ② | テキスト、pp.126-141 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
13 | Britain and Europe ③ | テキスト、pp.142-151 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
14 | 前半のまとめ | 課題レポートについての討論 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
15 | The Problems of Conventional Defence ① | テキスト、pp.152-164 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
16 | The Problems of Conventional Defence ② | テキスト、pp.165-175 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
17 | The Problems of Conventional Defence ③ | テキスト、pp.176-191 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
18 | Britain and the Bomb ① | テキスト、pp.192-201 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
19 | Britain and the Bomb ② | テキスト、pp.202-215 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
20 | The ‘Ethical Dimension’ and ‘Liberal I ① | テキスト、pp.216-230 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
21 | The ‘Ethical Dimension’ and ‘Liberal I② | テキスト、pp.231-244 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
22 | The ‘Ethical Dimension’ and ‘Liberal I③ | テキスト、pp.245-254 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
23 | Foreign and Defence Policy in a ChangingWorld ① | テキスト、pp.255-263 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
24 | Foreign and Defence Policy in a ChangingWorld ② | テキスト、pp.264-273 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
25 | Foreign and Defence Policy in a ChangingWorld ③ | テキスト、pp.274-287 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
26 | Conclusion | テキスト、pp.288-299 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
27 | 後半のまとめ | 後半の議論の総括 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |
28 | 総括 | 課題レポートについての討論 | テキストの講読(専門用語の確認、論点整理) |