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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2025/03/25 現在/As of 2025/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏の政治?経済 b/AREA STUDIES IN GERMAN POLITICS AND ECONOMICS b
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム?学期
/Term?Semester
2025年度/2025 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
田中 洋子
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
田中 洋子 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
この授業では、現代のドイツ経済がどのような仕組みにもとづいて動いているか、その最新の特徴を学びます。
第一線のドイツ研究者の共同研究の成果である『動くドイツ---生活と働き方を支える10の改革』(晃洋書房)を主なテキストとし、2020年代のドイツがどんな政策課題に取り組んでいるか、最新の動きを知りましょう。
  この授業では、経済を単なる需給関係やモデルにもとづく計算によってとらえるのではなく、人々が集団としてよりよく生き続けるための社会的仕組みとしてとらえます。そのため、その仕組みを構成しているさまざまなテーマをとりあげていきます。
その一つは、人々の生活と仕事を支える仕組みをどうつくっていくか、というテーマです。
日本でも最近になって、リスキリングという言葉が政府から言われ始めましたが、日本では現在でも自己責任論が強く、新しく技能?技術を学ぼうとする人の生活は特に保障されていません。一人で勝手に自費で生活しながら教育を受けろ、という日本に対して、ドイツでは学びたい人に対して、必要があれば国が生活費を支えながら、その人の教育を支援して新しい仕事に結びつける制度があります。
  こうした仕組みの基礎になっているのが、国民の生活を国が下支えする仕組みです。これは「基礎保障Grundsicherung」、ベーシック?セキュリティと呼ばれます。2000年代にできた制度ですが、この基礎保障制度は最近「市民手当Bürgergeld」という名称に変更されました。日本の生活保護とは大きく異なり、生活がたまたま苦境におちいった人たちを幅広く支援する制度になっています。最近は、生涯にわたる人々の職業教育を国が支える仕組みも広がっています。こうした仕組みがドイツでどのようにつくられ、機能しているのか、考えていきます。
  生活を支える仕組みとして介護制度もあります。ドイツも日本と同じように、急速な高齢化に直面しています。ドイツのを見習って、日本の介護保険制度もつくられました。
  しかし、ドイツの介護には日本と大きく違う特徴もあります。たとえば、日本では、家族による介護は当たり前のこととされ、介護者に現金がいくことはありませんが、ドイツではあります。またドイツでは、日々の暮らしを自分たちで支える組織がつくられています。これはドイツでは「自助Selbsthilfe」と呼ばれますが、日本のような自己責任論ではなく、さまざまな人たちが集まって、自分たちで団体、協同組合をつくり、その中でお互いを支え合うのです。日独はよく似た高齢社会ですが、それへの対応のしかたがちがっているのです。
  次のテーマは、働きやすい社会をつくるために、ドイツがしている取り組みです。ここにも日本との大きな違いがあらわれています。
たとえば、経営業績が悪い企業が、従業員をクビにしようとします。日本だったら泣き寝入りするケースが多いですが、ドイツでは中小企業であっても、さまざまな労使の交渉が行われて、人々の雇用を守ろうとします。この背景には、ドイツの共同決定(Mitbestimmung)という仕組みがあります。
また、日本でもここ数年間で最低賃金があがってきていますが、ドイツの最低賃金は日本をはるかに超える形で高く設定されています。こうした最低賃金の決め方の背後にも、ドイツの政労使、つまり政府、労働組合、経営者団体の交渉のプロセスが存在しています。
企業の中では、働く時間をできる限り柔軟化しようとする努力が長く進んできました。その結果、ドイツの働き方はどんどん働きやすいものになってきています。在宅勤務でも働きすぎないようにチェックがされています。さらに、企業の外の取引先についても、人権や環境を守る働き方ができるようにする法律ができました。
ドイツは、よりよい社会をめざして、さまざまな模索?努力を繰
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
この授業は学生のプレゼンテーション+講義という形で行われます。
 毎回、数名がパワーポイントなどを使って、課題文献の内容をまとめ、みんなの前でプレゼンテーションを行い、質問も受け付けます。その後に解説の講義が続きます。
1月の最後の2回の授業は「自由報告」となります。ここでは、受講生が自分の関心?希望で一つのテーマを選び、自ら調べた結果をみんなに報告します。
 授業の初回に学期全体の報告者を決めます。自分がどのテーマで報告したいか考えて応募します。テーマごとに人数に大きなばらつきが出た場合は調整があります。(決定後に変更したい場合は、希望変更先の報告者と相談して交代できます。自分の報告を無断でキャンセルすると単位がでません。欠席の場合は必ず事前に連絡をし、可能であれば代わりの人を頼んでください)
報告者の予定一覧表はmanabaで共有します。
報告者は、授業前に全員分のスライドがすぐに投影できるように、必ず準備、確認をしておきます。一人の報告時間については、受講生の人数によるため、授業初日に調整します。
授業後には、一週間以内に、各自manabaに授業の要約と感想を書き込みます。質問がある場合はmanabaを通じて送ります。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
?事前学修として、全受講生はmanabaで事前に配布する課題文献?論文を事前に読んでおきます。
?担当の報告者は、課題文献?論文を熟読の上、内容を的確にスライドにまとめ、報告の準備を行います。文献プレゼンテーションは、課題文献のまとめを主としますが、最後に自分がそれについて考えたこと、コメントなどを加えます。自分が独自に調べたものをプラスしてもよいです。報告後は、他の受講生からの質問を受け付け、自分のわかる範囲内で答えます。スライドはmanabaにも提出します。
?最後の2回の自由報告の時は、報告者のみ、自分で設定したテーマについて、調べたことを報告し、ドイツのどんな所がわかったかをみんなに伝えます。スライドはmanaba にも提出します。他の受講生は報告をよく聞き、長めの質疑応答を行います。
(後ろの人も見やすいように、スライドのフォントは、24以上にします)
?事後学修として、一週間以内に、全員が各授業後に、manabaに授業内容のまとめ(400~800字程度)と、コメント?感想(200~400字程度)を提出します。(事前?事後学修合わせて4時間程度)
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
『動くドイツ---生活と働き方を支える10の改革』
著者
/Author name
田中洋子編
出版社
/Publisher
晃洋書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2025年出版予定
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
?毎週、授業後一週間以内に、manabaの「レポート」へ、授業内容のまとめ(400~800字程度)と、コメント?感想(200~400字程度)を提出します。
?学期中に一回は報告者としてプレゼンテーションを行います。
?以上の二つの評価を基礎点とします(60~70%)
?試験の代わりに期末レポートを提出します。レポートの評価で加点があります(30~40%)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語圏の政治?経済に関する専門的な知識、分野特有の思考?研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 1. 授業テーマの説明と報告者決定 授業の目的と内容、授業の形式と方法を説明した上、各授業が扱うテーマについて概要を紹介します。それを聞いた上で、各自、自分が報告したいテーマを選んで応募し、その場で報告予定の全体日程を決めます。
2 2. 職業教育(Ausbildung)と基礎保障Grundsichrung ドイツでは基礎保障、ベーシック?セキュリティと呼ばれる生活保障制度のもとで、新しく技能?技術を身につけようとする間も生活が保障されます。日本にはないこの仕組みがいかに機能しているのかを学びます。
3 3. 市民手当Bürgergeld 基礎保障制度は最近「市民手当」と名称を変え、より手厚く保障を行う形に展開しています。ここでは制度が市民手当に変わる中でどのような変化があったのか、詳しく学んでいきます。
4 4. 継続教育Weiterbildung 生涯にわたって学び続けるための継続教育制度が、ドイツではどのような形で展開しているか、また国家による政策がそこにどのようにかかわってきたかについて、詳しく学んでいきます。
5 5. 共同決定Mitbestimmung ドイツでは労使が共同で決定する制度が歴史的に発展しました。この制度が実際にどう機能しているかを、経営状態が悪化した実際の中小企業での解雇問題をめぐる労使の駆け引きからみていきます。
6 6. 最低賃金Mindstlohn ドイツでは現在最低賃金は2000円(円安の影響あり)となっていて、日本のほぼ二倍の水準まであがりました。こうした最低賃金の金額が、どのような労使関係、国との関係で決められているのかを学びます。
7 7. 労働時間の柔軟化 ドイツでは1980年-1990代以降、さまざまな形で労働時間の柔軟化が進みました。日本で一般的だった長時間労働と対照的に、ドイツでは柔軟で短い働き方をどのような形で実現したのか、詳しく考えます。
8 8. 労働時間の記録 コロナ禍を契機として、日本でもようやく在宅勤務、テレワークが広がりだしました。しかしテレワークでは、何時間でも働けてしまうという落とし穴があります。ドイツではこれにどう対処したかを見ます。
9 9. 取引先の働き方 国連の呼びかけで、日本でもビジネスと人権をめぐる議論が起きています。ドイツではすでにサプライチェーン配慮義務法が制定されました。取引先でも人権や環境に配慮するというこの法律の内容を学びます。
10 派遣労働?移民受入 派遣労働を体験したドイツ人の大学院生から、お菓子工場?スーパーマーケットでの仕事の実態を考えます。また、大量の移民を現場で受け入れたやり方を、その担い手(私)の話から考えます。
11 自由報告(1) 報告者は、自分の関心でテーマを一つ選び、自分で調べた結果を報告します。現代ドイツの社会経済についてのテーマを調査し、みんなに報告します。多くの質問に答えられるよう準備しておきます。
12 自由報告(2) 報告者は、自分の関心でテーマを一つ選び、自分で調べた結果を報告します。現代ドイツの社会経済についてのテーマを調査し、みんなに報告します。多くの質問に答えられるよう準備しておきます。
13 自由報告(3) 報告者は、自分の関心でテーマを一つ選び、自分で調べた結果を報告します。現代ドイツの社会経済についてのテーマを調査し、みんなに報告します。多くの質問に答えられるよう準備しておきます。
14 レポート課題公開 期末レポート課題が公開されるので、受講生はこれに取り組みます。

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