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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/25 現在/As of 2025/03/25 |
開講科目名 /Course |
テクスト研究(芸術?文化) b/TEXT STUDIES (GERMAN ARTS AND CULTURE) b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
山本 淳 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山本 淳 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
<講義の目的?内容> 「あるひとがあるとき、私に向かって<あなたは天使だ>と言った。その同じ人がまたほかのとき、<あなたは悪魔だ>と言った。その言葉に矛盾はないと私は思う。同じ一人の人間が天使にもなれるし悪魔にもなれる。むしろこう言うほうがいいかもしれない、もし人が人間を離れて天使になったら、そこには必ず悪魔がひそんでいると。」(谷川俊太郎) 20世紀前半に活躍し、近代芸術の歴史に独自の足跡を残した重要な画家パウル?クレー(1879-1940)は、多くの「天使」を描いた。谷川が言うように、しかし、そのイメージは単純ではない。この授業では、ユング派の精神分析家Ingrid Riedelの著作”Engel der Wandlung – Die Engelbilder von Paul Klee”を読み、その内容を手掛かりにしながら、クレーにおける天使のイメージについて考える。 「テクスト研究(芸術?文化)a」では、クレーの天使作品の変遷を概観し、「テクスト研究(芸術?文化)b」では、とくに最期の年月、病気のため自らの死期を予感する中で描かれた天使作品に焦点を当てる。 授業前半で上記テクストを扱ったのち、さらに授業後半の一部を使って、谷川俊太郎がクレーの描いた天使たちを主題にして書いた短詩を読み、クレーの絵画と並べながら、そこに浮かんでくるイメージについて話し合う時間も設ける。 これらの作業を通し、authentischなドイツ語を理解する力を養うとともに、クレー芸術の持つ魅力について、参加者相互で話し合いながら学び、考察し、さらに討論することを目的とする。 ※この授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)が示す、ドイツ語圏の「言語?歴史?文化?社会を理解するための専門知識」を習得した「国際的視野に立つ教養人」を育成することに資するものである。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
<授業の形式?方法と履修上の注意> ▼最初の(約)60分は、”Engel der Wandlung”を扱う。 >授業では、翻訳してきたテクストを確認し、その上で内容について考察を行う。 >予習を前提とする。受講者は、事前にテクストを自分で翻訳し、内容について検討しておく。 >訳文の確認については、担当は決めず、ランダムにあてるので、すべてのテクストに対し、常に当事者のつもりで取り組んでほしい。 ▼残りの(約)40分は、谷川俊太郎がクレーの描いた天使たちを主題にして書いた短詩を読み、クレーの絵画と並べながら、そこに浮かんでくるイメージについて話し合う。 ※授業関連の連絡、および資料ファイルの配布は、manabaを通して行う予定である。 <注意> 未修クラスで「応用ドイツ語 II」や「総合ドイツ語 IV」の成績が「B」以下の学生を主な対象とする(但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上の学生や既修クラスの学生でも履修可)。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
<事前?事後学修の内容> 扱うテクストを事前に翻訳し、内容について検討しておく(2時間)。 事後は、授業内容を復習し、テーマについて自分なりに考察を深める(2時間)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
<評価方法> レポート(70%):学期末に、「授業で扱ったテクスト内容および作品に関する論述」という形式でレポートを課す。学期中の授業内容を理解しているか、またテーマに関し、きちんと自ら考察を行っているかを問うものとする。詳細については、授業中に提示する。 授業への参加度(30%): 翻訳や授業中の発言、話し合いへの取り組み等を総合的に評価する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
専門的なドイツ語テクストを講読し、芸術?文化に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業の進め方、取り上げるテクストや作品、評価方法などについて説明する。 | |
2 | <woher? wo? wohin?> (S.206-208) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い1 |
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3 | <woher? wo? wohin?> (S.209) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い2 |
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4 | <finstere Bootsfahrt> (S.210-212) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い3 |
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5 | <Walküre> (S.214-215) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い4 |
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6 | <Walküre> (S.216) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い5 |
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7 | <Hoher Wächter> (S.218-220) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い6 |
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8 | <Hoher Wächter> (S.221-222) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い7 |
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9 | <Zweifelnder Engel> (S.224-226) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い8 |
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10 | <Zweifelnder Engel> (S.227-228) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い9 |
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11 | <Engle, noch hässlich > (S.230-232) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い10 |
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12 | <Engle, noch hässlich > (S.233) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い11 |
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13 | <Engle, noch hässlich > (S.234) | ▼テクスト:講読+考察 ▼クレーの天使と谷川俊太郎の詩: 鑑賞+話し合い12 |
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14 | まとめ | 授業を総括し、質疑応答を通じて、内容の理解を深める。 |