![]() ![]() |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/25 現在/As of 2025/03/25 |
開講科目名 /Course |
グローバル社会特殊講義/SPECIAL LECTURE ON INTERNATIONAL RELATIONS |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水1/Wed 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
金子 芳樹 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
金子 芳樹 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
日本が他のアジアの地域や国々と歴史的にどのような関係をもってきたか? 特に、明治時代以降、近代化が進む日本がアジアをどのように認識し、関与してきたか、また20世紀に入って急速に進む日本のアジア地域への経済進出や軍事侵攻の実態はどのようなものであったか、それらがどういった結果(功罪両面を含み)をアジア各地?各国にもたらしたか、さらにそれが第二次世界大戦後のアジア各国の進路と日本との関係にいかなる影響を及ぼしてきたか、といった点について、日本の歴史教科書は多くを教えてきませんでした。むしろ、それらを最小限に留め、それ以上は触れないようにしてきたといっても過言ではありません。 一方、アジア諸国の歴史教科書には、日本についての歴史的記述は豊富です。欧米諸国と競ってアジア地域の植民地化を図り、第二次世界大戦においては欧米列強との戦争のためにアジア地域の資源や労働力を搾取し、軍事占領下で多くの犠牲を強いたことが詳しく記されています。このことは、現在の日本人と他のアジア諸国の人々との間の歴史認識におけるギャップを生み、相互理解を妨げ、時として対立感情をもたらす要因ともなっているのです。 本授業では、このような歴史認識のギャップを少しでも埋めるべく、「(日本の)教科書に書かれていない日本のアジア外交史」を取り上げ、当時の日本のアジア進出が一部のアジア諸国を近代化に導き、少なからぬアジア諸国の独立や経済発展に寄与した点をも含めて、多角的に分析?紹介していきます。 なお本授業は、英語学科の教育課程の編成?実施の方針(CP)や学位授与方針(DP)が示す「英語の運用能力を養成し、英語圏の言語?文学?文化?社会?国際関係などを理解するための専門知識を身につけた、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを念頭に置いて行います。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本授業は、(1)事前にmanabaにて配布したレジュメ、(2)教室でプロジェクターに投影するパワーポイント資料(図表、写真、動画資料などを含む)、(3)教員による口頭での解説や現地情報の提供の3種類のソースを用いて、できるだけ多面的に進めます。 インタラクティブな要素もできるだけ導入し、受講者からの質問とそれに対する教員の回答がしやすい環境を設けます。授業に関する質問は教員のメールアドレス <ykaneko@dokkyo.ac.jp> で随時受け付け、次の授業までに返信するとともに、他の受講者とも共有すべき内容については後の授業の中でフィードバックします。 各回の授業のレジュメは、授業日前日までにmanaba上でPDFファイルとして配信しますので、各自で事前に印刷して持参するか、もしくはファイルをダウンロードしたPCまたはタブレットを持参するなど、確実に教室で閲覧できる状態で授業に参加してください。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業前には、事前配信されるレジュメ資料を入手(ダウンロード)して一読し、授業後にはレジュメ、授業時間内での教員から説明、各自がメモした内容などを再度確認して授業内容を確実に理解しておくことが求められます(事前、事後学習の目安は各1時間程度)。 また、授業では時事的な国際情勢をしばしば例に挙げるので、日ごろから新聞やネットニュースの国際面などに目を通し、基礎的な内容や国際情勢の推移などに目を向け、国際社会の動向を把握しておくことを推奨します。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
学期の最後に筆記試験を行い、その成績に基づいて評価します(100%)。なお、試験は?14回の各授業内容の把握?理解の度合いを中心に確認することに主眼を置き、選択問題と記述問題をを組み合わせた形で行います。 なお、評価においては、外国語学部の学位授与方針(DP)に沿って、グローバル社会に関する専門的知識を修得しているか、それらの背景や諸課題について的確に理解?分析しているか、また自らの見解を効果的に表現する能力を身に付けているかといった点を重視します。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
「〔国際地域論〕アジアの政治?経済?国際関係」(金子芳樹担当、秋学期:火曜2限) | ||||||||||
備考 /Notes |
テキスト:授業ごとに配布するレジュメ資料を使用します。特定の文献をテキストには使いません。 参考文献 :講義内容を補足する参考文献を授業の中で適宜紹介します。 |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
従来の科目では扱ってこなかったグローバル社会に関する特定の専門知識を習得し、そこにおける現状および課題等について分析を行い、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | イントロダクション:アジアとは、教科書に書けないアジア外交 | 本授業の概要と狙い | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
2 | 北東アジアの近代化と日本の植民地政策(1):台湾 | 台湾を日本が植民地として統治?開発していた時代の政策とそれが現代に及ぼす影響を考える | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
3 | 北東アジアの近代化と日本の植民地政策(2):朝鮮 | 朝鮮半島(現在の北朝鮮と韓国)を日本が植民地として統治?開発していた時代の政策とそれが現代に及ぼす影響を考える | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
4 | 北東アジアの近代化と日本の植民地政策(3):満州 | 満州国(現在の中国東北3省)を保護国として日本が間接的に統治?開発していた時代の政策とそれが現代に及ぼす影響を考える | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
5 | 第二次世界大戦時の日本の東南アジア侵攻と占領政策 | 日本が軍事侵攻して東南アジア諸国を占領していた時代の政策や支配の実態を検証する | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
6 | 東南アジア諸国の独立に果たした日本の役割 | 日本の侵攻と欧米の植民地宗主国の撤退がその後の東南アジア諸国の独立を後押しした経緯について検討する | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
7 | 終戦時の日ソ戦争:シベリア抑留と北方領土問題 | 第二次世界大戦末期にソ連が日本の領土および支配地域に侵攻?占領した経緯とその実態を明らかにする | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
8 | 日本の戦後賠償外交と冷戦政策:日本の援助は誰のため | アジアの冷戦の展開と日本の戦後復興の進展との相関関係について検討する | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
9 | 韓国の独立と日本の援助政策:韓国の発展を支えたのは日本 | 冷戦によって分断された朝鮮半島に旧宗主国である日本がいかに関与したか、韓国との国交樹立と同国への開発支援の実態を探る | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
10 | 北朝鮮との外交と拉致問題:拉致問題はなぜ解決しないか |
北朝鮮になぜ多くの日本人が自主的もしくは拉致被害者として渡っていったか、拉致問題の解決が進まない理由を考える | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
11 | 日本の対中外交:国交回復(台湾と断交)と援助 | 冷戦時代にもかかわらず、なぜ日本は仮想敵国である中国と国交を樹立し、多額のODAで支援することになったのかを考える | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
12 | アジア諸国の対日感情:親日国と反日国の違い | アジア諸国の対日感情はどのように形成され、なぜ親日と反日に分かれるのかを検討する | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
13 | 日本文化のアジア浸透:ソフトパワーとしてポップカルチャーと「おもてなし」 | ポップカルチャーのアジアへの浸透やアジアから日本へのインバウンドの拡大の要因とその意味について考える | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |
14 | 日本外交の方向性と今後の展望 | 本授業を総括するとともに、今後の日本外交の方向性について考える | 授業前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を確認して授業内容を把握する |