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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/25 現在/As of 2025/03/25 |
開講科目名 /Course |
経営財務論b/CORPORATE FINANCE(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT |
ターム?学期 /Term?Semester |
2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
山田 仁志 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山田 仁志 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経営財務論(Corporate Finance)」という字面(文字の雰囲気)から,その具体的な内容をイメージできる学生さんは少ないでしょう(ましてや「面白そう」と感じる奇特な学生さんはもっと少ないでしょう)。「うんうん,その通り」と思う学生さんは獨協大学経済学部のHPにある経営財務論の「講義概要」(https://www2.dokkyo.ac.jp/eco/faculty-member/matsumoto/)をぜひ読んでみてください。 「経営財務論a,b」は,1年次の学部基礎科目である「経済経営数学入門」,「統計学入門」,「経営学a,b」などで学習した知識を使って,企業(株式会社)のお金に関わる活動(財務活動:(1)お金を集めて=資本調達?(2)利益を得るためにお金を使って=投資?(3)儲かったらみんなで山分けしよう=配当)を経済学的に分析できるようになろうという講義科目になります。 基本的にどこの学科に所属していても受講は可能ですが,経営学科に所属する学生さんは最も取っつきやすい講義科目になると思います(なぜなら,経営学科の学生さんは,経営学科の学科基礎科目である「簿記原理a,b」で,簿記?会計の基礎を学習しているため,馴染みのある話が多いからです)。この講義は,企業経営(経営者の意思決定)をお金の側面から分析します。「数字」を使って企業経営の良し悪しを判断できると楽しそうだなぁと思うような学生さんだったり,将来的に金融関係の職業に就きたいなぁと考えているような学生さんだったり,「株(株式)」ってそもそも何なの?と思っている学生さんなどにも意味のある講義になるように思います。 そもそも企業の経営と聞いても,大部分の学生さんは経験したことがないでしょうし(私もありません),イメージし難い?小難しい話が頻繁に出てくると思うので,なるべく,みなさんの身近にある?知っている?聞いたことのある「漫画」や「アニメ」や「ドラマ」などの世界観(ストーリー)を利用しながら,小難しい話を説明していこうと思っています。これが松本担当の講義の特徴?スタイルです(「なんだ,そんなことか」と思ってもらえるような話をしたいと思っています)。 この講義を通じて,経済学部DPに掲げる学位の裏付けとなる「能力」1および経営学科DPに掲げる学位の裏付けとなる「能力」3を向上させることができるでしょう。また,会計?ファイナンス関連の各種資格試験(公認会計士試験?ファイナンシャルプランナー技能検定試験?証券アナリスト試験?日商簿記検定試験?ビジネス会計検定試験など)に興味のある学生さんは,この講義から資格取得に役立つ知識を得ることができるでしょう(この講義ではこれらの資格試験の過去問を取りあげて演習?解説も行います)。 経営学科に設置されている科目(経営学系の講義科目)ではありますが,特に「ミクロ経済学」,「統計学」,「会計学(簿記も含む)」と関連が深い科目であることをご承知おきください。 おそらくこの講義の内容を「難しい」と思う学生さんは多いと思いますが,毎回しっかり講義に取り組めば決してついていけないということはないように思います。学期末試験問題の大部分は計算問題になりますが,講義で取りあげた(学習した)内容しか出題されませんので,真面目に受講している学生さんにとっては決して難しい問題では無いと考えています。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この講義は「対面型講義」とし,ライブ配信も録画配信も行いません(パワーポイントを利用しながら講義を進めます)。この講義はまた,コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点から,(1)教室での出席確認(出席は取らない)や(2)教室での課題の提出は一切行いません。受講者は事前に配付資料(①パワーポイント資料?②講義資料)をmanabaにアップロードするので,ダウンロード&プリントアウトして講義に参加してください(教室で資料を配布することは一切ありません)。manabaを通じて,課題(レポート等)を課した場合には,その後の講義中に特徴的な意見にコメントし,あわせて解説も行います。 テキストは,予習?復習に活用するなど必要に応じて購入してください。参考文献については,購入する必要はありません(目的に応じて参考になる文献も異なると思うので,直接質問してください)。受講(授業の形式?方法)にあたっては,コロナウィルス感染症の感染状況に応じて変更が生じる可能性がありますので,manabaのコースニュース等を必ず確認するようにしてください。 コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点および良好な講義環境の維持の観点から,講義中の「私語」には厳しく対応します(講義中の非常識な態度はご遠慮ください)。講義中の私語がどうしても無くならない場合は,全席座席指定による講義形式に変更となる可能性もあります。担当教員は教室前方に着席して受講している学生さんを目安に(その理解度を参考に)講義を進めていきます(目視で確認しやすいため)。そのため,担当教員からの直接的なアドバイス?コメントを欲する学生さんは教室前方に着席してください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
テキストの該当箇所やmanabaにアップロードされている配付資料をよく読んで,予習?復習してください。講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。具体的には,講義前にどのようなテーマに関する内容であるかをしっかり確認し(2時間程度),講義後に専門用語等の意味を正確に理解したうえで,改めて配付資料を精読してください(2時間程度)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
対面での学期末試験(50%):選択問題および計算問題などを数問出題します(電卓のみ持込可)。基本的に講義で取り上げた内容を取り上げます。 レポート課題(50%):レポート課題は6月上旬ごろmanabaにアップロードします。 講義の初回(第1回)に,講義スケジュールや成績評価の方法などについて詳しく説明します。学期末試験の問題は計算問題が中心になります。また,授業内容に関する選択問題や用語説明等も出題します。1年次の「経済経営数学入門(春学期)」と「統計学入門(秋学期)」で学んだ計算力で十分に対応できます。数学が苦手な学生さんを前提としているので,これらの科目の単位を修得できていれば十分だと思います(基本的な四則演算が中心です)。学部基礎科目の知識をベースにした試験となります。この講義(「経営財務論b(応用)」)は「経営財務論a(基礎)」の履修を前提としているため,春学期に履修していない学生さんは「経営財務論a」の学習内容をテキスト等で自学自習する必要があります(もちろん,担当教員に質問してもらっても構いません)。 |
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関連科目 /Related Subjects |
「簿記原理a,b」?「経済経営数学入門」?「統計学入門」?「経済学(ミクロ)」?「経済学(マクロ)」?「証券市場論a,b」?「金融論a,b」?「金融システム論a,b」,「会計学原理a,b」?「財務会計論a,b」?「管理会計論a,b」?「原価計算論a,b」「社会会計論a,b」,「日本経済論a,b」,「統計学a,b」,「計量経済学a,b」,「ミクロ経済学a,b」,「企業経済論a,b」など。 | ||||||||||
備考 /Notes |
?「簿記原理a,b」の単位を修得済みであることが望ましい。 ?「経営財務論b」は「経営財務論a」の履修(講義内容)を前提とします(「経営財務論a(基礎)」と「経営財務論b(応用)」をセットで履修するのが望ましい)。 ?計算が多いので電卓を持参(用意)してください。 |
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到達目標 /Learning Goal |
経営財務に関する専門知識を習得し、日本企業の財務政策等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 学習内容の確認/価値の創造① | 学習内容と計画を確認する。また,企業成長と価値とくに日本企業の成長と価値創造について学ぶ。(テキスト第3章 pp.60-69) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
2 | 価値の創造②:ブランド価値と企業価値 | サステナブル成長モデルの分析を学ぶ。また,企業の成長や収益率の変化の要因やその影響について学習する。(テキスト第3章 pp.69-82) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
3 | 企業価値評価①:DCF法を使った企業価値評価 | DCF法を使った企業価値評価の手法について学ぶ。前期に学習したWACCの考え方と計算方法について復習する。(テキスト第8章 pp.210-218) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
4 | 企業価値評価②:サステナブル成長モデル | サステナブル成長モデルと企業価値評価,WACCとサステナブル成長率の関係について学習する。(テキスト第8章 pp.218-228) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
5 | 企業価値評価③:マルチプル法 |
PERやPBR,EV/EBITDA倍率などを用いた企業価値評価手法(マルチプル法)について学習する。(テキスト第8章 pp.228-236) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
6 | バリュエーションと経営戦略①:戦略と価値 | 経営戦略における競争優位と企業価値評価の関係について学習する。(テキスト第9章 pp.238-253) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
7 | バリュエーションと経営戦略②:M&Aと企業価値評価 | 前回に引き続き,企業価値評価と経営戦略の関係を取り上げる。今回はM&Aと企業価値評価,戦略立案と戦略の評価について学ぶ。 | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
8 | 資本構成と資金調達①:MMの無関連命題 | 業の資本構成と資金調達について学ぶ。今回は,MMの無関連命題を中心に,資金調達方法と企業価値の関係,それに関連する諸理論について学ぶ。(テキスト第11章 pp.314-330) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
9 | 資本構成と資金調達②:エクイティファイナンスとエージェンシー問題 | 前回に引き続き,資本構成と資金調達について学習する。今回はエクイティファイナンスとEPSの関係,エージェンシー問題とその影響について学ぶ。(テキスト第11章 pp.314-330) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
10 | ペイアウトと現金保有①:ペイアウトとその考え方 | ペイアウトとその考え方,ペイアウトの無関連命題,ペイアウトのシグナル機能等,ペイアウトの基礎について学ぶ。(テキスト第12章 pp.334-344) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
11 | ペイアウトと現金保有②:現金保有 | 前回に続き,ペイアウトについて学ぶ。今回はパイアウトにかかわる諸理論と日本企業のペイアウト政策の現状,現金保有との関係について学習する。(テキスト第12章 pp.345-356) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
12 | クロスボーダーとベンチャーのバリュエーション①:海外市場の投資とリスク | 海外市場への投資やベンチャー企業の設立?ベンチャーへの投資等と企業価値評価の関係について学ぶ。今回は海外市場への投資とそのリスクについて学ぶ。(テキスト第10章 pp.271-283) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
13 | クロスボーダーとベンチャーのバリュエーション②:ベンチャー投資 | 前回に引き続き,海外市場への投資やベンチャー企業の設立?ベンチャーへの投資等と企業価値評価の関係について学ぶ。今回はベンチャー投資について学習する。(テキスト第10章 pp.284-294) | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |
14 | まとめ | 講義全体のまとめを行う。 | 講義の前後に(事前?事後に),配付資料を利用して,各2時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましいです(計4時間)。 |