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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/25 現在/As of 2025/03/25 |
開講科目名 /Course |
管理会計論b/MANAGEMENT ACCOUNTING(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT |
ターム?学期 /Term?Semester |
2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木1/Thu 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
梅澤 俊浩 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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梅澤 俊浩 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
管理会計は、意思決定会計と業績管理会計に大別される。管理会計論aで石意思決定会計について説明し、管理会計論bで業績管理会計について説明する。よって、この授業の目的は、業績管理会計が、業績管理に必要な情報を提供することを説明することである。 この授業の内容は、5つのパートから構成される。はじめに、(1)企業の目的、戦略策定および組織設計と関連付けて、管理会計の体系(特に業績管理会計)について説明する。 業績管理会計の焦点は、企業は、事前に、「短期利益計画」に基づいて「予算編成」を行う。業務の進行中には、「予算差異分析」を実施し、実績と予算の差異の原因を特定する。事後には、部門や責任者の「業績評価」を行って、各々の貢献度を明確にする、という業務プロセス全体にある。また、これらの業務では、直接原価計算方式の損益計算書が利用される点に特徴がある。そこで、はじめに、(2)直接原価計算について説明してから、(3)短期利益計画の策定、(4)予算管理(予算編成と予算差異分析)、(5)業績評価について説明する。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
? 講義資料に沿って、パワーポイントを使って対面授業を行う。 ? 教科書は使用せず、講義資料を配布する。 ? 講義資料等はmanaba systemを通じて配布する。各自印刷して授業に持参すること。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
? 授業前には、講義資料を一読してくること。 ? 授業後には、manabaの小テスト機能やレポート機能を使って、確認テストの問題を解き、それを提出期限までに提出すること。 ? 確認テストは返却しないので、必要な場合は各自でコピーを保存しておくこと。 ? 確認テストの解答?解説は後日配布するので、答え合わせは各自で行うこと。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
確認テスト40点(=各4点×10回)と定期試験60点の合計100点で評価を行う。 なお、確認テストはmanabaの小テスト機能やレポート機能を使って出題する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
簿記原理、上級簿記(工業)、原価計算論、経営財務論 | ||||||||||
備考 /Notes |
講義資料等はmanaba systemを通じて配布する。各自印刷して授業に持参すること。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
管理会計に関する専門知識を習得し、企業の経済的意思決定に役立つキャッシュフロー情報を分析のうえ、活用できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 秋学期の講義間内容の説明と講義の進め方、評価方法 | |
2 | 管理会計の体系(戦略策定と組織設計) | 企業の目的、戦略策定および組織設計と関連付けて、管理会計(意思決定会計と業績管理会計)を説明する。特に業績管理会計を詳しく説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
3 | 直接原価計算①(全部原価計算) | 直接原価計算方式の損益計算書に基づいて、(1)短期利益計画の策定、(2)予算管理(予算編成と予算差異分析)、(3)業績評価が行われるため、全部原価計算を説明したうえで、直接原価計算を説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
4 | 直接原価計算②(直接原価計算) | 全部原価計算と対比するかたちで直接原価計算について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
5 | 直接原価計算③(直接標準原価計算) | 直接標準原価計算に基づいて、予算管理が行われるため、直接標準原価計算について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
6 | 直接原価計算④(問題演習) | 日商簿記検定試験等で出題された過去問を解くことによって、直接原価計算の理解を深める。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
7 | 短期利益計画の策定①(CVP分析) | 短期利益計画とは、目標利益を定めて、売上高、総原価および利益の関係の最適化を図る計画のことである。利益計画では、CVP分析が有効なツールとなるため、CVP分析について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
8 | 短期利益計画の策定②(問題演習) | 日商簿記検定試験等で出題された過去問を解くことによって、CVP分析に関する理解を深める。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
9 | 予算管理①(予算編成) | 企業予算は、財務的裏付けを会計数値によって表した短期経営計画である。予算管理によって、短期の経営管理が行われるため、はじめに、企業予算の編成について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
10 | 予算管理②(予算差異分析) | 予算管理では、その実行段階において、予算額と実績額の差異の原因を分析することで、将来計画へフィードバックを行う。そこで、予算差異分析を説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
11 | 予算管理③(問題演習) | 予算管理の数値例を解くことによって、予算管理に関する理解を深める。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
12 | 業績評価①(責任会計と管理可能性原則) | 計画期間の終了後には、企業単位や部門単位で各責任者の業績評価が行われる。今日の企業で支配的な組織形態となっている事業部制組織を説明したうえで、責任会計と管理可能性原則について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
13 | 業績評価②(製品別事業部の業績評価) | セグメント会計基準における、マネジメント?アプローチの考え方を説明したうえで、製品別事業部組織の業績評価について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 |
14 | まとめ | まとめ |