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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2025/03/25 現在/As of 2025/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
行政学b(17以降)/PUBLIC ADMINISTRATION b
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム?学期
/Term?Semester
2025年度/2025 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
松谷 昇蔵
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
松谷 昇蔵 総合政策学科/POLICY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 この授業は、法学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「多様な現代社会を対象として、政治学の専門的知識やグローバルな思考力を身に付ける」ことに資するため、政治学的な視点から行政に関する専門知識を修得し、行政に関する様々な事象について自らの見解を提示できるようになることを目指すものである。
 我々の生活は、身近な福祉、教育、水道、消防から外交、安全保障に至るまで行政が提供する公共サービスなしには成り立たない。しかし、近年では、行政による一元的なサービス供給が困難となり、住民、NPO、民間企業等との協働も進められている。そのため、公務員でなくとも行政に深く接する機会が増加しつつあり、住民一人ひとりが行政に関する理解を深める必要性がこれまでになく高まっている。
 この授業においては、そのような「行政」が、誰によって、どのように行われているのかを、主に国家行政を取り上げて理解する。特に秋学期においては、行政組織の活動の実態を、近年の変化も含めて理解することに重点を置く。くわえて歴史的なアプローチから行政を考えることで、現在の行政がいかに形成され、いかなる問題を内包しているかを多角的に理解できるような講義とする。
 なお、公務員を志望する学生にとっては、自らが身を投じることとなる我が国の行政機構に関する理解は不可欠であり、また、行政学は多くの公務員採用試験の出題範囲にも含まれるため、当科目を履修することが望ましい。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 講義形式を基本としつつ、可能な限りインタラクティブな授業とするため、適宜受講生からの発言を求め、自分で考える機会を作る予定である。質問については、挙手による発言のほか、responを使って提出する方式も予定している。講義を受けるうえで積極的な姿勢を受講生に求めたい。
 上記のような方針を元に、講義後はオンライン(manabaを予定)で、講義の感想を提出し、それを取りまとめ、次週の講義で匿名の形でクラスに共有する。
 授業は主にパワーポイント資料(毎回レジュメとして配付)に沿って進められるが、同資料はあくまで要点に過ぎないので、受講生には適宜メモをとり教員による口頭説明まで的確に理解することが求められる。
 なお、期末試験の解説?コメント等は、適宜manabaにアップする。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 授業前にテキストの指定された箇所を一読しておくこと(1時間程度)。また、授業後は、配付されたレジュメと自身のメモを参照しながらテキストを改めて精読すること(3時間程度)。
 なお、行政に関する時事的な話題も講義前半のOpening Talkで適宜扱うので、普段から新聞を読んだりニュース番組を見たりして、国の行政に関する動向を把握しておくこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
『はじめての行政学』(新版)
著者
/Author name
伊藤正次?出雲明子?手塚洋輔
出版社
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
9784641150997
その他(任意)
/other
新版です。kindleで購入可能です。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『行政学』(新版)
著者
/Author name
真渕勝
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
9784641149359
その他(任意)
/other
新版です。kindleで購入可能です
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『公共政策学の基礎』(第3版)
著者
/Author name
秋吉貴雄 ?伊藤修一郎? 北山俊哉
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
9784641184497
その他(任意)
/other
第3版です。kindleで購入可能です。
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
◆期末試験(70%) キーワード使用型の論述問題を数問出題する。これにより、授業で学んだ行政に関する制度と実態、その変化等についてどの程度把握し、自分なりの見解を示すことができるかを測定する。評価のポイントは、①キーワードの概念を正確し記述できているか、②キーワード間の接続をうまく記せているか、③各問のテーマについて大きな見取り図が描けるか、などを中心とする。
◆リアクションペーパーの提出(20%) 毎回の授業の終了後 、manaba上で授業内容に関する感想の提出を課す。これにより、各回の授業で学んだ基礎知識の理解度を測定する。詳細については授業中に指?する。
◆中間レポート(10%) 学期半ばにエッセー(1000字以上)を1回課す。課題は行政と自身の関係性を問うものとする。具体的な課題は授業中に提示する。
関連科目
/Related Subjects
 春学期開講「行政学a」の授業内容を踏まえた内容となることが多いため、「行政学a」を受講済みであることが望ましい。
 また、本科目は国家行政に焦点を当てていることから、地方行政については「地方自治論」、「政策過程論」、「地域政治論」などの科目を併せて履修することが望ましい。特に地方公務員を目指す場合は、まず行政学、次に地方自治論の順番で履修し、国と地方の行政を体系的に理解することを強く勧める。
備考
/Notes
学生の理解度に応じて、内容を変更することがある。その場合は速やかに周知する。
到達目標
/Learning Goal
社会の需要を課題?政策に変換、実施、評価するために必要な行政サービス、諸政府、組織、集団などの実態と変化を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス:行政学とは何か 行政学とはどのような学問かを理解し、行政学aで学んだ国家行政組織の概要を復習するとともに、講義の概要と進め方を把握する。
2 日本における行政の制度改革① 主に1990年代以降の行政組織の再編と、公務員制度改革の変遷を理解する。
3 日本における行政の制度政改革② 規制改革と、地方分権改革?自治体の行政改革の変遷を理解する。
4 予算編成過程① 予算制度の政策的機能とマクロの編成について理解する。
5 予算編成過程② 予算編成過程における中央政府と地方政府のあり方について理解する。
6 法律の作成過程 中央府省における法律作成過程の手続きを理解する。また、具体的な法律を取り上げてその過程を見る。
7 条例の作成過程 自治体における条例作成過程の手続きを理解する。また、具体的な条例を取り上げてその過程を見る。
8 行政と社会 政策実施の手段と、政策実施に関わる官民の両アクターの実態を理解する。
9 行政文書の保存?管理 公文書の保存(あるいは廃棄?焼失)の歴史を明治内閣制度導入から現代まで概観することで、官僚制における公文書管理のあり方を理解する。
10 公共政策学の発展とその成果 政策の企画から制定までを理解するにあたって、公共政策学についてその発展と学問的な特徴を学ぶ。
11 政策のアジェンダ設定 社会における数多くの問題のなかで、どのような問題が政策アジェンダとされ、政策になっていくかを理解する。
12 問題の構造化と規範的判断 「問題」とされるものをいかに分析し、問題の要因を見つけ出すのかを説明する。それを踏まえて、政策において社会的な規範がいかに影響を及ぼすかを理解する。
13 政策の決定 政策決定を説明するに際して、合理的意思決定の限界を示し、その後に3つのI(利益、制度、アイディア)の概念を理解する。
14 まとめ 本講義のまとめを行うことで、各回の内容について理解をより深める。

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