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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/25 現在/As of 2025/03/25 |
開講科目名 /Course |
国際関係史a/INTERNATIONAL RELATIONS HISTORY a |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
溝渕 正季 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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溝渕 正季 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義では、中東地域の政治を主要な事例として取り上げ、それを通じて国際政治学?比較政治学の理論?概念?方法論を学ぶ。中東の政治には、帝国の終焉とその残滓、脱植民地国家の展開、民主主義と権威主義の多様性、冷戦、同盟力学、民族とナショナリズム、内戦?戦争、テロリズム、宗教と国家の関係、石油資源の政治的影響と地政学、政軍関係、社会運動と革命、そしてポピュリズムなど、国際政治学?比較政治学における主要なテーマが凝縮されている。本講義では、それらの理論的枠組みを踏まえながら、中東地域の多様なケースを比較?分析する能力を養う。あわせて中東政治の動向が日本や国際社会にとって果たす重要性を理解し、現代政治を多面的に捉える視座を獲得することを目指す。 国際関係史aでは、主にオスマン帝国期からアラブ?ナショナリズムの興亡期までの時期について扱うこととする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は対面形式で行います。 授業はパワーポイントとレジュメを併用して進めていきますが、レジュメは印刷したものを配布することはしないので、授業には各自印刷したものを持参するか、ノートPCかタブレット端末を持参してください。また、毎回授業の最後にコメントシートを提出してもらいます。 授業に関する情報(レジメや参考資料の配布)はすべてmanabaを通じて提供します。また、適宜、Manabaにて追加的な解説?コメントも行います。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
【事前学習】 テキスト該当部分と授業用レジメに目を通し、講義の概要を把握しておくこと。 その上で、わからない用語や史実があったら事前に調べておくこと。 【事後学習】 授業用レジメと講義ノートを振り返り、講義の概要を改めて確認するとともに、不明点や見落とした点がないか確認すること。疑問点があれば放置せず、教員に質問すること。 事前?事後学修の時間的目安は1授業あたり平均2時間程度を想定しています。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業への参加:20%、学期末試験:80%。 なお、学期末試験はレポート提出形式ではなく大学での教場試験とします。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
国際関係史の概括、根幹となる重要な諸項目、および、国際関係史に関する重要な概念や制度を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション?なぜ中東政治を学ぶのか? | 授業概要の説明と、中東政治を学ぶ意義を提示する。 | |
2 | オスマン帝国とイスラーム世界の中世① | オスマン帝国の成立背景と、中世イスラーム社会の特徴を概観する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
3 | オスマン帝国とイスラーム世界の中世② | オスマン帝国の拡大や統治体制、その歴史的意義を振り返る。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
4 | 第一次世界大戦とイギリスの三枚舌外交 | 第一次世界大戦下のイギリスによる外交政策と、中東地域の再編成を考察する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
5 | ユダヤ教?シオニズム?イスラエル①:ユダヤ教の世界観と欧州における反ユダヤ主義 | ユダヤ教の世界観とヨーロッパにおける反ユダヤ主義の歴史的背景を理解する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
6 | ユダヤ教?シオニズム?イスラエル②:シオニズムの誕生とイスラエルの建国 | シオニズム運動の勃興とイスラエル建国のプロセスを追う。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
7 | 英仏による委任統治 | 英仏による委任統治体制が中東地域にもたらした影響を検討する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
8 | 現代中東諸国家システムの成立 | 戦間期から第二次世界大戦後に成立した現代中東諸国の体制を確認する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
9 | 中東と冷戦 | 冷戦構造の中で変化した中東地域の政治的立場と勢力関係を整理する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
10 | 植民地独立闘争とアラブ?ナショナリズム | 植民地支配からの独立闘争とアラブ?ナショナリズムの高揚を探る。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
11 | アラブ?イスラエル紛争の展開 |
アラブ?イスラエル紛争の主要な転換点と対立構造の展開を考察する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
12 | 同盟理論とアラブ政治 | 同盟理論の視点からアラブ国家間の政治関係を分析する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
13 | 六日間戦争とアラブ?ナショナリズムの興亡 | 六日間戦争によるアラブ側の挫折とナショナリズムの変容を考える。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
14 | まとめと質疑応答 | 全体の総括と質疑応答を通して、学習内容を確認する。 | これまでの講義レジュメ、講義ノートを読み返す。 |