学修の成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準
大学
成績について
単位
本学の履修制度は単位制です。
単位とは学修量を測る基準です。学生はそれぞれの授業科目に与えられている単位を一定の基準にしたがい修得し、学則に定められた単位数を満たすことにより卒業することができます。
単位の算定方法
授業科目の単位算定は、大学設置基準および獨協大学学則第22条において定められており、1単位の授業科目は45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により単位数を算定します。
なお、本学では45分の授業時間を1時間と換算しています。
講義?演習科目
15時間から30時間までの範囲で本学が定める時間の授業をもって1単位とし、教室内での学修の他に教室外での学修を要する。
?2 単位 =90時間の学修(授業時間+事前?事後学修)
外国語科目
15時間から30時間までの範囲で本学が定める時間の授業をもって1単位とし、教室内での学修の他に教室外での学修を要する。
?1 単位 =45時間の学修(授業時間+事前?事後学修)
?2 単位 =90時間の学修(授業時間+事前?事後学修)
スポーツ?レクリエーション科目?実習科目
30時間から45時間までの範囲で本学が定める時間の授業をもって1単位とする。
?1 単位 =30時間の学修(授業時間または実習時間)
単位の認定
- 履修登録した科目についてのみ成績判定が行われます。
- 科目の単位の認定は試験またはレポートなどによって行われます。
- 単位の認定は春学期末と秋学期末に行われます。
成績の評価
- 成績評価は、特優(AA)、優(A)、良(B)、可(C)、不可(F)の5段階表示です。
特優(AA)、優(A)、良(B)、可(C)が合格、不可(F)が不合格です。なお、試験を受験しないなど評価の手がかりのない場合は「X」と表示されます。その他、他大学で修得し認定された単位は「P」と表示されます。 - 評価基準
評価 評点 QPI 内容 合
格特優(AA) 90点~100点 4.0 特に優れた成績と認められる 優(A) 80点~89点 3.0 優れた成績と認められる 良(B) 70点~79点 2.0 妥当な成績と認められる 可(C) 60点~69点 1.0 合格と認められる P - - 他大学等の単位認定による 不
合
格不可(F) 59点以下 0 合格と認められる成績を修めなかった 不可(FG) 59点以下
再試不可0 F評価で、卒業再試験を許可しない場合(4年生のみ対象) X 評価不能 0 評価決定の手掛かりが全くなく、次のすべてについて当てはまる場合に該当する。
①試験を受験していない者 ②レポート等を一度も提出していない者
③その他の評価決定の手掛かりが全くない者 - 成績評価における客観的指標(GPA)
- 本学では、学修成果を測る指標としてGPAを導入しています。各学生のGPAの算出結果は「成績通知表」に記載し通知しています。
- GPAは以下の計算式を用いて算出しています。
(AAの単位数×4)+(Aの単位数×3)+(Bの単位数×2)+(Cの単位数×1)
免許課程及びその関連科目を除く登録単位数(累計)
成績の通知
- 成績は9月中旬と3月下旬に、本人および保証人宛に通知します。保証人へ通知不要の場合は教務課に届け出てください。
成績に関する問い合わせ(疑義照会)
万一、成績に疑義がある場合は教務課所属学部係に申し出ることができます。
期限後の申し出は理由のいかんを問わず受け付けません。
進級?卒業について
進級要件
次の学期(学年)に進むことを進級といいます。進級にあたっては、必修科目および特定の科目の中から、決められた単位数の修得が必要です。
進級要件は学部および学科によって異なります。詳細は「授業科目、授業の方法及び内容」のページで確認してください。
なお、進級?卒業できなかった場合と休学した場合は、同一学期(学年)にとどまります。
進級要件
留年した場合でも前の学期までに修得した単位は有効です。
卒業要件
全学部とも卒業には128単位を修得することが必要です。なお、学部、学科ごとに、必修科目、選択必修科目、選択科目の修得する単位数が決められています。詳細は学部、学科の学則別表を参照してください。
大学院
修了について
博士前期課程
所定の単位を修得し、学位論文の審査および最終試験に合格した場合。
外国語学研究科 32単位以上
経済学研究科 32単位以上
外国語学研究科 博士前期課程 英語学専攻 英語教育専修コース 30単位以上
経済学研究科 博士前期課程 経済?経営情報専攻 情報専修コース 36単位以上
博士後期課程
所定の単位を修得し、学位論文の審査および最終試験に合格した場合。
外国語学研究科 24単位以上
経済学研究科 24単位以上
*参考(大学院学則)
(学位の授与)
ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については博士前期課程に1年以上在学すれば足りるものとする。
2 博士の学位は、博士後期課程に3年以上在学し、所定の授業科目について法学研究科にあっては18単位以上、外国語学研究科にあっては24単位以上、経済学研究科にあっては24単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けたうえ、学位論文の審査および最終試験に合格した者に対して、これを授与する。
ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者については、博士後期課程に1年以上在学すれば足りるものとする。