2007年度教育環境改善、事務局からの回答
学生生活施設
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
学生食堂の混雑については、まず可能な部分から改善していくことが必要だと考えました。その方法としては、ICカード対応の食券機導入、弁当の販売、案内板設置等による導線の整備、カフェの設置などにより、混雑の緩和、学生の分散化を図りました。また「座席の占有」については特に「サークル席」と称される占有が多いことから、学友会の代表者会議などを通じて注意を行いました。また、委託業者を通じてメニューの多様化などにも取り組みました。
部室棟については、環境改善の一環を目的として2008年3月に保健部室棟1階(旧保健センター)北側に音楽スタジオ(5室)を、また南側に楽器庫を設置しました。また、トイレ設備の改修工事等を実施しました。
学内の各種販売所(業者)に対する意見?苦情については、大学から販売所の管理責任者に対し申し入れを行い、先方より改善に取り組むとの回答を得ました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
学生食堂
非常に多くの意見が寄せられています。特に混雑に対する不評が多く、その主な原因は「昼食時間帯」「食券機?配膳スペース」「座席の占有」であると分析しています。学食の混雑については昨年度のコメントにて具体的方策を講じていきたいと述べました。
まず、昼食時間帯については授業の制約があり、時間を延長するなどの措置は講じられないため、昼休み(1時間)に集中する昼食需要にいかに応えるかということを前提に考えなければなりません。2007年度に「食券機?配膳スペース」「座席の占有」について可能な限りの改善策を施しましたが、今後も混雑を解消するにあたり、採算費用や需要などを考慮しながら、どの程度の改善実施が可能であるかを模索していきたいと考えています。
その他、メニューについても価格や種類、味付けなどに関して多くの意見を頂きました。これらの指摘については今後も委託業者に対応を依頼するとともに、その対応について本学も確認していきたいと考えています。
部室棟
老朽化に端を発する意見が多くありました。部室棟建て替えなど抜本的改善の予定は現在のところ想定されていないため、問題のある部分についてはその都度対処することで改善?現状維持を図ることとなるかと思います。しかしながら、治安?耐震など安全性を問う意見や、車椅子の人でも使えるようにしてほしいという意見は切実であると思います。こうした問題点が早く解消されるよう、可能な限りの取り組みを行っていきたいと考えます。
学外研修所
「学生だけでも利用できるようにしてほしい」という意見がありましたが、部活やサークル活動において利用することは可能です。詳細は学生課学生生活係までお尋ねください。
その他
タバコ?喫煙に関する意見について、本学では全面禁煙化を目指した検討をすすめています。当面は灰皿の設置場所を削減し、まずは受動喫煙による健康被害を防止する取り組みを行う予定です。
上記以外にプロムナードの舗装、駐輪場の確保?管理についても意見が寄せられました。これらについては現状を確認?点検した上で、検討を行っていきたいと思います。
学内の各種販売に対する意見(価格、品揃え、態度など)については、それぞれの業者に伝達し、問題がある点は昨年度に引続き改善を申し入れてまいります。
教育施設
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
教室および机?椅子の老朽化対策については、2007年4月より天野貞祐記念館ができたことにより、ある程度改善されたものと考えます。また、1~5棟の机?椅子の不具合については適宜速やかに修理等の対応を行いました。また、夏季休業期間中にも一斉点検を行い、不具合のあったものは修理等の対応を行いました。
グラウンドについては利用区分ごとに設定した時間帯により、各利用者が均等に利用できる体制を整えました。具体的には2007年5月に利用ルールを策定し、同年6月から利用ルールに関する指導?熱中症対策等などの業務を担当するグラウンド管理人を配置しました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
教室について
天野貞祐記念館については特に目立った不満もなく概ね好評を得られているものだと認識しています。一部、机?椅子の使いにくさを指摘する声もありましたが、収容人数の確保や(講義、外国語、プレゼンテーション、グループワークなどの)各種授業運営の必要上、やむを得ない部分があることをご理解ください。
これに対し1~5棟については、机?椅子、トイレなどの老朽化?汚れなどを指摘する意見が多くありました。これらについては昨年度の回答でも申し上げましたが、こうした点は早急に改善をしなければならないと認識しており、その方法としてはまず、教室棟自体の建て替えを検討しています。ちなみに現在、天野記念館に続く新教室棟を2棟取り壊しの後の跡地に造る計画が進められおり、それによれば着工時期は2009年5月、竣工は2010年9月となることが予定されています。また、5棟については耐震工事と同時に旧CAL教室など外国語教育研究所関連の教室を通常教室に改修する工事を行い、2008年3月に完成しました。このように抜本的な改善を図るにあたっては多少の時間や不便をかけてしまいますが、皆さんのご理解?ご協力をお願いしたいと思います。なお、教室棟に関して個別の不具合?故障(例:○○教室の椅子が壊れた)などは適宜対応しますので、教務課または施設管理課までお知らせください。
アリーナ
「使える時間帯を多くしてほしい」「自由に使えるようにしてほしい」という意見が寄せられました。
まず、使用時間帯についての現状ですが、平日の1~3時限目は(雨天時の予備を含めて)スポーツ?レクリエーション(スポレク?授業)で使用する予定が入っているため貸出が難しくなっています。1時限前、昼休み、4時限目以降については学友会に所属する団体同士で調整の上、使用スケジュールを編成しています。また、これらの使用に際しては、正しい使用方法を習得していることと、事故やトラブルに対する管理?責任体制が確立されていることが必要となります。
使用スケジュールの調整、正しい使用方法の習得などの必要性を考慮しますと、まず個人または少人数による使用は難しいと言わざるを得ません。また、スポレク、学友会以外の団体による使用の可能性はあると思いますが、明確なケースを想定するに至っていませんので、個別の判断によらざるを得ないと考えています。
その他、アリーナに関しては盗難に対する不安が多く寄せられており、下駄箱の管理、ロッカーの設置を求める意見がありました。財布等の小物貴重品に関しては既にロッカーを導入していますが、衣料品やバッグ等についての対応を今後の検討課題として取り組んでいきたいと考えます。
グラウンド
アリーナと同様、「使える時間帯を多くしてほしい」「自由に使えるようにしてほしい」という意見が寄せられました。現在、貸出については策定されたルールを原則に運用されていますが、グラウンドは比較的制約の少ないなかで使用することが可能であると考えます。
実際、平日の1~3時限目はスポーツ?レクリエーション(スポレク?授業)で使用することとなっていますが、授業に影響のない範囲であれば確認?許可を受けた上で個人?グループでの利用が可能です。この点についての詳細は3棟1階のスポレク教員準備室までお問合せください。また1時限前、昼休み、4時限以降(放課後)の時間帯については部活?サークル活動による使用が予定されていますので、原則として一般学生が利用することはできません。ただし、ランニングロードや使用団体に影響がないエリアであればグラウンドに立ち入ることは可能であると考えます。その際はまず、部室棟2階学友会事務室または使用者同士で確認を行ってください。
このようにグラウンド使用に関しては空き時間やスペースの活用が問題になるかと思います。これについては各種競技の活性化と個人の健康増進の両立を図るべく、共有?有効活用が可能となるような具体的方策を検討していきたいと考えます。なお今年度中にはグラウンド管理棟を設置し、より使いやすい環境を提供します。
その他
「空調が暑い/寒い」という意見について、各教室の空調は個別に温度設定ができるようになっています。ただし、基本設定である「暖房」「冷房」は集中管理のため、季節の変わり目は個々人の感覚と相まって適当でないと感じる場合があるかと思いますが、ご理解をお願いしたいと思います。ついでに申し上げますと、地球温暖化対策の一環として本学にもエネルギーの効率利用が電力会社等を通じて求められています。現在本学では「省エネルギー推進に関する専門部会」を組織し、「消費電力を節約するプロジェクトチーム」において実行プランの検討を行っています。エネルギー効率利用の観点から、今後空調に関しても何らかのプランを実行する可能性がありますが、こうした点もご理解をいただければ幸いです。
事務局全般
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
事務局では2007年5月に「事務局自己点検評価委員会」を組織し、本学の教育環境改善に取り組む体制を整えました。それにより以前から検討されていた「窓口対応スローガンの作成と推奨」「窓口優先キャンペーンの実施」「窓口業務内容の周知」「学生の要望受付システム」という諸課題に取り組み、一定の具体的成果をあげることができました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
部課室ごとに差はあるものの、好評?不評双方の意見が寄せられています。その意見について考えてみますと①「基本的態度に関すること」②「問答のやりとりに関すること」③「事務処理や手続の煩雑さに関すること」に分類できるかと思います。
①については「不親切」「冷たい」「横柄」などという指摘が多かったと思いますが、こうした点は早急に改善を行うべきであると認識しています。改善の方策としては研修を適宜行い、また、日常業務においても上司または同僚による相互点検により学生対応に必要な注意を払っていますが、寄せられた意見によれば、まだまだ不十分な点があるということだと思います。
②については「満足のいく説明?回答が得られなかった」「説明がわかりにくい」「応対した職員により説明内容が異なる」というような指摘であったかと思います。これに対してはまず、説明責任(accountability)という意識を高く持ち、事実?結果の提示にとどまらず学生の理解?納得に至るだけの合理的説明を可能な限り行うことが重要だと認識しています。また一方では、質問する内容やケースに応じて「わかりやすさ」という点を重視し、簡潔な説明を心掛けていきたいと考えています。
③については「時間がかかる」「面倒である」との指摘がありましたが、早急に見直しが可能なものについては改善を図っていきたいと考えています。ただし、処理や手続の内容によっては、正確性?厳格性などを要するものもあります。特に身分、成績、家計、個人情報などを含む処理や手続は慎重を要するため、時間がかかる、面倒であると感じる場合があることをご理解ください。
なお、そうした点に加えて理解願いたい点があります。それは大学の窓口対応はカスタマーサービスと同義ではないということです。本学の窓口対応にはある程度の教育的?指導的要素が含まれているため、時には厳しいと受け取られる対応があり得ると思います。しかしながら基本的には「挨拶」「丁寧」「正確」というスローガンを意識して対応に臨みたいと思っています。
業務取扱時間について
大学全体または各部課室の業務取扱時間に関する意見がありました。業務取扱時間は9時~17時(土曜日9時~12時)を基本としながら、ニーズ、有効性、コストなどを踏まえて一部時間を延長しています(図書館、情報センターなど)。現在、延長措置がとられていないところについては、そうした観点から実施が難しいとされているところですが、状況の変化等に応じて取り扱っていきたいと考えています。
案内?告知について
学内の各種案内の不備や不明確さを指摘する意見がいくつかありました。学生への情報提供については、獨協大学ニュースをはじめホームページや掲示板などをさらに有効活用し、改善を図りたいと思います。また、各部課室が発行する刊行物?広報物については、このアンケート結果などを基に毎年見直し作業を行っています。
教務課
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
教務課では窓口対応に際し、職員の知識向上や情報の共有化を図り、また、教務課全体がひとつのチームとして機能するよう、複数回にわたる全体ミーティングや業務ごとのマニュアルの作成、研修などを実施してきました。その結果、今後も課題改善に向けた努力は必要ですが、教務課全体でおこなう業務に関する学生への指示や情報提供は、旧来に比べて大幅に改善されてきていると考えます。
また、希望しても履修できない場合が生じるとされる抽選科目に関しては、各学部学科教授会や各種委員会の検討では、教育効果や教室運用等を勘案すると抽選科目をすぐに廃止することは容易ではないが、カリキュラム改正や各授業ごとの定員数の見直しなどの工夫や改善を図っていくことになりました。この点については、今後も継続して検討していきます。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
好評?不評双方の意見が寄せられましたが、比較的不評な意見が多かったように見受けられました。特に「態度が悪い」「対応が悪い」という意見については、学期初めの履修登録との関連する部分が大きいと分析しています。
学期初めの履修登録相談に際して、学生の皆さんは待ち時間や書類のやり取り、科目抽選や時間割に対して少なからず不満をもって来られると推察します。その上、スムーズな問答が行われない、学生の心情を察してあげられないことなどが複合して、そうした指摘に至っているものと考えます。これらは程度や人数の違いはあれども、日常の履修相談にもいえることだと思います。
改善に向けて、教務課としては態度や言葉遣いなど早急に対応できることはいうまでもなく、可能な限りの事務手続の効率化、および学生に対してストレスを感じさせないような対応をいかに行うかを昨年度に引き続いて考えていきたいと思います。科目抽選や時間割についても昨年度同様、カリキュラムの方針に関わる問題であるため、まずは教務委員会や全学共通カリキュラム検討委員会などに意見を伝達してまいります。
業務取扱時間について
「窓口の受付時間をもっと設けてほしい」という意見がいくつかありました。現在、授業期間中の窓口受付時間は、平日は9時から17時、土曜日は9時から12時までとなっており、平日の昼休み時間帯も窓口をオープンしています。
昼休み時間帯の業務については単純な書類提出などは受け付けていますが、個別?詳細な履修相談業務は担当者が不在となりがちなため受け付けられない場合があります。個別?詳細な履修相談に際しては、カリキュラムをはじめとした膨大な情報の把握が必要となります。また、現状の組織体制を踏まえると昼休みや時間外に一時的に代替要員を置くことが難しい状況にあります。そうした事情をご理解いただき、規定の時間内にできるだけ余裕をもって相談に来ていただければと思います。
学生課
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
気軽に声を掛けてもらえるような窓口になるよう努力しましたが、まだ充分とはいえない状況です。融通が利かないとは思っていませんが、学生の立場から見ればそうかもしれません。できるだけ、学生サイドに立てるようにしたいと思います。
学生向け案内については、分かりにくいと指摘される原因を確認すること、グラウンドのサインボードの活用などを検討しました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
好評?不評双方の意見がありましたが、不評の割合が多いように思います。意見の内容も制度や手続に関するものは比較的少なく、職員の態度?対応を指摘するものが多いように感じました。
学生課における対応は生活指導という側面もあるため、厳しい態度が学生にそうした印象を与えてしまうケースがあると思われますが、今後は学生に親切な窓口対応を心掛けたいと思います。
保健センター
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
昨年までは「場所が目立たない、分かりにくい」という意見が多く寄せられましたが、今年度から保健センターの場所が天野貞祐記念館に移転したことにより、そうした意見は少なくなりました。この点については改善が図られたものと思っています。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
「親切であった」「対応がよかった」と好評の意見が多く寄せられた一方、若干ですが「対応が悪かった」という意見も見受けられました。当センターは心身不調な学生が多く訪れることから、対応については特に気をつけて取り組んでいきたいと考えています。また、一般的な案内に際しても、丁寧かつ分かりやすい対応を心掛けたいと思っています。
その他、「部活の朝練のため、もっと早くから開けてほしい」「なるべく女性の方が常にいていただきたい」などの意見がありましたが、学生の健康の保持?増進という観点からどういった体制作りが必要なのか、そうした意見を踏まえて考えていきたいと思います。
場所の案内、雰囲気について
新たな場所については「きれい」「利用しやすい」など、概ね好評であると受け止めています。
取扱業務について
保健センターでは健康診断、怪我した際の応急処置、精神衛生相談のほかにも、保健衛生に関する各種講演会や「バランスダイエットサポート(栄養相談)」?「骨密度測定」など、身近な問題をテーマにした取り組みも行っています。これらは誰でも利用できますので、快適な学生生活を送るにあたり、積極的に参加してもらいたいと思います。また、今年度は麻疹(はしか)の流行にともない、予防対策の一環として麻疹?風疹?流行性耳下腺炎の抗体検査(有料)を実施しました。
カウンセリング?センター
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
2007年4月に天野貞祐記念館の1階に移転し、5棟にあった時よりも明るく綺麗な場所になり気軽に入れるような配慮を施しました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
対応全般について
「親切であった」「行ってよかった」など好評的な意見が多かった一方、「カウンセラーの先生がこわかった」という意見もありました。
カウンセリング相談はリラックスした雰囲気のカウンセリング?ルーム(個室)で行われますが、特に最初の相談はお互い初対面ということもあり、緊張のせいで意思の疎通がうまくいかないことがあるかもしれません。
カウンセラーの先生は常勤?非常勤合わせて6名、男性?女性のカウンセラーがおり、曜日ごとに先生が変わります。仮にその時の相談がうまくいかなかった場合には、日時を改めて再び相談する、違うカウンセラーの先生に相談するなどしてはいかがでしょうか。
場所?雰囲気について
天野貞祐記念館1階に移転したことで改善が図られたと思っていますが、「入りにくい」「近づきにくい」という意見がいくつかありました。
カウンセリング?センター内の心の休憩室は、カウンセリングを受けない人でも自由に利用できますので、一度、足を運んではいかがでしょうか。この部屋には臨床心理やカウンセリングに関する書籍が設置され、誰でも利用することができます。
カウンセリングを希望する場合には、センター内にあるカウンセリング室(個室)で相談を行います。カウンセリング室には廊下側入口だけでなく、エントランス付近の壁から通じる細い通路や、天野貞祐記念館の外(北側)からも入室することができます。このようにカウンセリング?センターには外部に接するドアが4ヶ所設けられていますので、入りやすいドアから入室できるようになっていますので、気軽にご利用ください。
キャリアセンター
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
就職情報の提供については、次年度にむけて1?2学年向けのガイダンス実施?パンフレット作成、獨協就職(キャリア)NAVIなどを改善することを検討しました。
就職相談の対応?体制について、相談用紙の提出は業務に必要不可欠であると判断し、次年度も継続して実施することを確認しました。相談スタッフの知識向上については、セミナーに積極的に出席し啓発を図っています。また増員についても検討しましたが、実現には至りませんでした。
場所については天野貞祐記念館への移転により、昨年度まで多く寄せられていた「入りにくい」という意見や、センター内のスペースの狭さを指摘する意見は殆どなくなりました。この点については改善を実行できたと認識しています。
大学院への進学サポート、大学院生のキャリアサポートについては充実を図るべく、大学院課や国際交流センターなどと協力して検討を行っています。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
就職相談の対応?体制について
窓口対応、相談業務については好評?不評、両方の意見がありました。多かった意見としては「対応が良い/悪い」「親切に相談に応じてくれる/くれない」「相談しやすい/しにくい雰囲気」などがあり、割合としては若干不評的な意見が多いように見受けられました。個別的な意見としては電話連絡の仕方を指摘するもの、土曜日午後の業務を希望するもの、講座の開講?受付に関するものなどがありました。
今後はより多くの好評を得るべく、態度や雰囲気などは早急に改善?見直しを図りたいと思います。また就職相談の円滑化、相談時間の確保などについては人的制約、時間的制約から満足に至らない場合があると思いますが、できる限り改善に努めたいと考えています。
就職情報の提供について
「OB?OG訪問に必要なデータが不足している。会社名の他に所属している部署まで示してもらいたい」との意見がありましたが、OB?OGに関する情報は個人情報が含まれるため、公開の範囲に制限があることをまずはご理解ください。その上で、キャリアセンターとしてはOB?OGと在学生がコミュニケーションしやすい手段を考えていきたいと思います。
海外への就職サポートについて
「海外で働きたい学生のためのサポートサービスを充実させてほしい」との意見について、現在は国内での就職のように一般的なサポート体制が整備されているとはいえない状況です。そうしたものについては、できるだけ早期の一般化を図るとともに、それまでは個別的対応をもってサポートしていきたいと考えています。
図書館
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、スタッフの研修やミーティングなどで継続的に改善を図りました。
開館時間延長については、新館移転後の利用統計等により、まずは利用状況の把握をしているところです。
資料および施設?設備については、新館移転により常設PCの増台(62台→135台)のほか、貸出PCや持込PCの利用を可能としたことにより改善が図られたと考えています。
雰囲気について、昨年までは自習室の騒音に対する苦情が多くありましたが、新図書館では「静粛ゾーン」「機器利用ゾーン」を区分して設けたことにより、騒音に対する苦情は比較的少なくなりました。また、スタッフの館内見回りや注意なども旧館のときより引続いて実施しています。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
メインカウンター、レファレンスカウンター双方について好評?不評双方の意見が寄せられました。特に「親切であった」あるいは「親切にしてほしい」という意見が目立つように思います。これは、図書館が新しい施設ということもあり、学生が利用するにあたり不慣れな部分を我々がどれだけフォローできたか、という結果が表れたものだと分析しています。図書館の利用に関しては、各種ガイダンスやセミナーを開催して案内を行っていますが、日常的な問合せに対しても充分な対応をしていると評価されるよう、昨年度に引続き努力していきたいと思います。
また貸出に際して、自動貸出機のみによる対応(特に混雑時)を指摘する意見がいくつかありました。貸出受付については原則として自動貸出機にて対応していますが、機械故障時や混雑時などは従来通り担当者による手続も行っています。他の業務の都合等により、対応が遅れることもありますが、できるだけスムーズな手続となるよう心掛けたいと思います。
業務取り扱い時間、開館時間について
土曜日の開館時間延長(20時以降)、日曜日の開館を求める意見がいくつかありました。図書館の積極的利用を求める声は非常にありがたいところであり、日曜日については定期試験期間に限定して開館しておりますが、現状ではスタッフ確保の問題などから対応は難しい状況です。ちなみに図書館ではこれまで、平日の開館時間を20時から22時に延長するなどできる限りの対応を行ってきました。開館時間については利用統計を踏まえたうえ、引続き検討課題とさせていただければと思います。
館内の施設?雰囲気について
天野貞祐記念館に図書館が移転したことにより、施設の充実を評価する意見が多数寄せられました。しかし、詳細な部分ではコピー機やパソコンの利用などの更なる充実を求める意見もあり、これらの点は今後、運用状況を踏まえて検討していきたいと思います。その他、開架図書と自動書庫に関する意見、2階入口に関する意見などが寄せられていますが、同じく運用状況を踏まえて検討してきたいと思います。
静粛ゾーンと機器利用ゾーンを分けたにも関わらず、依然として私語があるとの意見もあります。これらの点について、学生の皆さんに理解を求めたいと思います。
AVライブラリの運営等について
天野貞祐記念館への移転に伴い、AVライブラリの運営は外国語教育研究所から図書館に移管となりました。さしあたり今年度の意見に対しましては、外国語教育研究所のところにて回答いたします。
外国語教育研究所
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
AVライブラリは天野貞祐記念館移転に伴い、図書館AVコーナーへと移管しました。その際、著作権許諾の確認を行い、著作権処理が可能なものはソフトの買い替えを行いました。それ以外のものについては、授業関係の教材という扱いにしてAVコーナーで視聴できるよう作業の上図書館に移管しております。
利用取扱時間については、場所が移転したことにより授業期間中の平日は8時45分から午後10時まで、土曜日は午後8時まで利用できるよう改善しました。
場所?雰囲気、チャットルームに関する意見に対しては、今年度から当研究所が天野貞祐記念館に移転したことにより改善できたと考えています。特にICZ(International Communication Zone)を設置したことで学生の皆さんが利用しやすい、明るく親しめる環境が生まれたのでないかと考えています。ICZにおいてはスマイルキャンペーンや「挨拶?丁寧?正確」というスローガンの実践を行いました。また、2007年12月には窓口対応を含めた利用者アンケートを行い、業務サービスいっそうの改善に努めました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
AVライブラリについては「以前の方が利用しやすかった」という意見をいくつか頂いています。具体的には「ソフトが少なくなった」「対応が悪くなった」「利用手続が厳格になった」などの指摘があります。
AVライブラリのソフトおよびその運営については天野貞祐記念館への移転の際、外国語教育研究所から図書館に移管され、図書館のAV資料と一緒に取り扱うことになりました。ある時期より古い年代に発行されたソフトについてはスペース等の都合から書庫に保管することとしました。また図書?雑誌?音声資料などはAVコーナーではなく、図書?雑誌コーナー(8 言語?語学)に配架することになりました。さらに、映像資料に関しては著作権処理の必要性が生じたため、処理が済んでいない映像資料に関しては書架に並ぶまでには時間がかかったものもあります。
これらの問題について図書館では、できるだけ利便性が損なわれないよう対処を講じている最中です。それにより今後は徐々に問題は解消されてくるものと思われます。
講座受付について
当研究所が主催する各種語学講座について、受付手続の案内に関することなど改善を指摘する意見がありました。今後は、分かりやすい案内を心掛けるよう改善をしてまいります。
情報センター
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応についてはヘルプデスクのより積極的な体制づくりを推進し、情報共有のためのミーティング、スキルアップのための勉強会などを適宜実施しました。
PC教室利用については、5-205教室に60台、5-206教室に54台のPCを増設し、秋学期からの利用を可能としました。新ソフトの導入、プリント用紙の枚数制限について現状どおりの対応とすることを確認しました。
2008年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
ヘルプデスクの対応については、概ね好評の意見をいただきました。特に学生入室時の挨拶を慣行している点は評価されていると認識しています。今後も好評を得られるようにしていきたいと思います。
印刷用紙の提供について
印刷用紙の提供は原則として「1人1回につき10枚まで」と制限させて頂いていますが、これは無制限利用や浪費が生じないための配慮であることをご理解ください。なお、10枚を越える印刷物がある場合には、用途?目的などを確認のうえ別途相談に応じますので、ヘルプデスクスタッフまで声をかけてください。
教育支援室
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
天野貞祐記念館に移転したことにより、機能の拡充を図りました。マルチメディア工房の運用開始、オープンスペースへの窓口設置などにより多岐にわたる質問が寄せられるようになりました。窓口を通じ、ユーザの声、問題点などを把握しつつ、学生の自発的?創造的学習を支援する体制を確立していくための第一歩を踏み出しました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
貸出PCについて
パソコンの増台?スペック拡充に関する意見がいくつか寄せられています。貸出台数に関しては、授業期間は比較的余裕があるのですが、定期試験期間前後になりますと品切れになることが多くなることは事実です。
これについては、学生の需要とともにコストや予算を鑑みながら全てのシーズンを通じて適切な台数を確保したいと考えています。従って、場合によっては品切れになるなど不便に感じることもあろうかと思いますが、その際には図書館や情報センターにある常設PCを活用していただくなど、ご理解?ご協力をお願いしたいと思います。なお、スペック拡充については、適宜検討していきたいと考えています。
国際交流センター
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応について、一般的な質問に対するQ&Aマニュアルを現在作成中ですが、スタッフ全員で窓口対応できるよう徐々に改善を図りました。また、フランス語圏の相談に対応できていなかった点は、秋学期よりスタッフを配置したことにより改善を図りました。
留学生との交流については、例年どおり「日本語で話そうパーティー」を年2回開催したほか、外国語教育研究所との共同企画で「日独学生文化交流会」を今年初めて実施しました。
場所?雰囲気については天野貞祐記念館に移転したことにより、昨年度まで多く寄せられていた「入りにくい雰囲気」という意見は少なくなりました。
各種案内の方法については国際交流センターのホームページのほか、大学のメインページにも掲載し積極的な情報提供を試みることにより、周知に努めました。
教務課との連携については、留学サポートとして、各セクションの役割(学生が相談する目的)と内容をホームページやガイドブックに分かりやすく簡潔に明示し、理解を求めました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
「親切にしてもらった」「対応がよくない点がある」など、好評?不評双方の意見が寄せられました。不評の要因としては「相談に応じる態度」「質問に対する回答の充実さ」が挙げられると思います。今後の改善に際しては、学生の気分を損なわず、利用してよかったと思われるような対応になるよう努めていきたいと思います。
留学生との交流について
昨年度と同様「留学生との交流機会を設けてほしい」という意見に加えて「気軽に交流できるプログラムを設けてほしい」という意見がありました。国際交流センターでは以前より、「日本語で話そうパーティー」や「日帰りバスツアー」などを開催し、留学生との交流機会を設けており、留学生と在学生が気軽に交流できるよう努力しています。こうした様子が周知されるよう、引き続き、広報?告知の方法を改善していきたいと思います。
場所の案内、雰囲気について
移転により改善が図られたその一方、「どういった施設なのか」「業務内容をアピールしてほしい」「留学情報をもっと提供してほしい」という意見がいくつか寄せられましたので、今後は施設や業務内容を積極的に案内することで、より利用されやすい雰囲気となるよう工夫したいと思います。
留学生奨学金について
留学生奨学金の見直しを求める意見が寄せられました。意見からは詳細を知ることはできませんでしたが、恐らく受給要件や内容に関する点だと推察します。これについて具体的にどのような問題点があるのか、まずは調査?分析を始めたいと思います。
エクステンションセンター
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
講座?試験等の案内方法の改善については「講座案内」の全面的な見直し(レイアウト?およびA4版への変更、ページ増)を検討しました。また、エクステンションセンター前に専用掲示板を設置し、改善を図りました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口の応対について
好意的な意見が多く寄せられていますが、一部「呼ばれなければ、窓口に行ってもだれも応対にこない」との意見もありました。今後はさらに積極的な応対に努めたいと思います。
また「昼休みに締まっている」との意見がありましたが、通常(授業期間、定期試験期間)は昼休み中も受付業務を行っています。ただし、授業のない期間は人員体制、その他の業務の事情から、昼休みの受付業務を行っていない点をご理解ください。
講座?試験等の案内方法について
「資格試験の応募期間?締切日を分かりやすくしてほしい」との意見がありましたが、これに対応する形で2008年度より「キャリア?ディベロップメント講座」に関するパンフレットをリニューアルし、またリーフレットを新しく作成します。それらの内容としては各種講座の一覧および申し込み時期や受講料、授業スケジュール、合格体験記などが掲載されています。受講申し込みの際には是非活用してください。
学友会
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、特に窓口や施設の利用に関する案内の改善を図る目的で、4本部との定期的な情報交換、メーリングリストを活用した各団体への情報案内などを行いました。また、掲示板の増設、課外活動ハンドブックの見直しを検討しました。また、2008年3月には保健部室棟1階の旧保健センター跡地に音楽スタジオを5室設置し、体育部室棟5階の黎明ホールの改修も行いました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
学生の質問等に対して、回答が曖昧であるとの意見がありました。これについては今後、取扱業務に関する事実認識を統一し、学生に対して誤解のない説明?対応を行っていきます。
開室日時の延長について
放課後や土日?祝日など開室日時の延長を求める意見がありました。これについては、人員体制、その他の業務の事情から現時点での早急な改善は困難と考えます。開室日時の延長にあたっては、まず状況を把握したいと考えます。
大学院課
2006年実施アンケート結果に対する2007年度教育環境改善報告
結果?成果
大学院共同研究室の修繕や、時間割?教室変更の連絡体制については、可能な限り早急な対処?改善を図りました。
2007年実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
好評的な意見を頂いています。対応については引続いてよい評価を得られるように努めていきたいと思います。
窓口の場所について
大学院事務室が4棟1階に移転したことで、不便を感じるとの意見をいくつか頂いています。この点については、なるべく不便を感じさせないよう大学院生の意見を取り入れながら工夫を図っていければと考えています。
履修登録について
半期完結科目の登録手続における書類提出や社会人学生向けの授業開始時刻について意見を頂いています。登録手続については可能な限りの効率化を図り、社会人学生向けの授業については担当教員などと協議することで可能な限りの改善を図っていきたいと考えています。
【問合せ先】自己点検?評価室 (電話)048-946-1823,1824