2012年度教育環境改善、事務局からの回答

2012年度教育環境改善、事務局からの回答

学生生活施設

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 学内における「食」の提供については、学生センターの竣工に伴い、同1階にSUBWAYを誘致し、2012年10月10日のプレオープンを皮切りに営業を開始しました。これにより、学内における「食」の提供は、学生食堂をはじめとし、コンビニエンスストア、スタイルカフェなどと合わせて、大幅に拡充されました。しかしながら、学生食堂旧マクドナルド跡地利用については課題であると認識し、店舗誘致の努力をしましたが、条件が合わず店舗誘致を実現することはできませんでした。
 部室棟機能の復旧については予定通り、2012年10月10日に学生センターが竣工し、旧部室棟からの移転作業を完了しました。学生センターは単に部室棟の代替えではなく、部活やサークル活動に参加していない学生の居場所としての機能を備えるとともに、学友会活動を学内外にアピール(発信)する場としての機能も重視しました。また、学友会団体に所属している学生にとっては、課外活動環境が劇的に改善されたものと考えます。
 学外研修所である新甲子セミナーハウスについては毎年、利用実績が少ない状況が認められます。また、大学ホームページなどでお知らせしたとおり、新甲子セミナーハウスは、隣接する国道からの進入道路に形状異常などいくつかの不具合が見られ、2012年11月に現況調査を実施したところ、目視レベルでの異常が発見されました。これにより2012年12月20日をもって、急遽、一時休館といたしました。今後、雪解けを待ってボーリング調査などを実施し、侵入道路の現地調査結果を得た後に、今後の扱いを判断することとします。
 喫煙については、学内4か所に喫煙ブースを設置することで完全分煙化に一歩前進したものと考えます。しかしながら実際には、学生食堂2階テラスなどにおいて喫煙マナーが守られていないことから、獨協大学衛生委員会では例年同様、教職員と学生による「分煙パトロール」活動を定期的に実施し、マナーを守っていない喫煙者に対しての啓発を行いました。また、保健センターでは新入生に対して「健康とキャンパスライフ」と題したガイダンスを行い、喫煙の害やデメリットについて啓発を行いました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

学生食堂について

 学生食堂については昼食時の混雑、メニューの改良や品数の充実、店舗誘致について毎年多くのコメントが寄せられています。
 まず、昼食時の混雑解消については学生食堂のほか、セブンイレブン、スタイルカフェ、SUBWAYなど、「食」の提供スペースの分散化を図り、また、各所周辺には相応の食事スペースを設けています。それまで、本学のランチスタイルは学生食堂のみに依存していましたが、現在は学生の皆さんが多様な選択肢を有する環境が整備されつつあると考えます。
 メニューの改良や品数の充実、店舗誘致について、大学は各店舗の運営企業に対して経営努力を求めています。これに対して企業側は8月から9月、2月から3月にかけて学生来客数が減少するという大学の特殊事情、輸入原材料の高騰等に対応し、商品の価格維持などは限界を超えている現状がみられる点をご理解いただきたいと思います。そうした状況下でメニューの改良等を行うにあたっては商品価格の見直しなど、学生の皆さんにも理解や協力を求めざるを得ないという状況が必至と考えますが、それらの要望を実現できるような方策を考えていきたいと思います。

学生センターについて

 今年度竣工した学生センターに関しては、学生からのコメントが数多くよせられており、期待や要望の高さが窺えました。そのなかでも「中身の整備が追いついていない」というコメントに代表されているように、2012年度の施設利用に際しては、不便や煩雑さを感じさせた点が多かったと認識しています。現在、大学では、「学生センター運営規程」および「学生センター使用要領」「学生センター使用細則」がまとまり、学友会本部との調整を行っています。今後の運営や使用にあたっては、コメントにある意見なども取り入れながら、改善を図っていきたいと考えています。

学外研修所

 学外研修所については今回もコメントがわずかでしたが、「もっと手軽に経費も安く行けるようにしてほしい」とのコメントがありました。これに関連して大学では現在、再開発が進められている松原団地跡地に、在学生等を利用対象としたセミナーハウスなどを含む新しい大学施設を置くことを構想しています。具体的な場所や内容については構想段階のため提示することはできませんが、現在の学外研修所のあり方とあわせて、今後、検討していくことになるかと思います。

その他

 学生生活施設については、細かな点にいたる様々なコメントが寄せられていますが、そうした点については適宜、その必要性を検討し、対応を図っていきたいと考えています。
 喫煙については、学内4ヶ所に喫煙所を設置して完全分煙化を推進したものの、「喫煙所を利用しない学生がいる」、あるいは、「混雑していて利用できない」とのコメントがみられました。現在、喫煙に関する大学の方針は「完全分煙」であるとされていますが、2013年度には完全分煙を継続するか、あるいは学内全面禁煙を実施するかの2者択一の検討をすることになっています。検討にあたっては、これまでの分煙活動の実績として喫煙所の利用状況、マナー違反者の状況のほか、喫煙者?非喫煙者の意見や保健など、さまざまな要素をふまえて結論を出すことになるかと思います。

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教育施設

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 老朽化した教室棟(4棟、5棟)施設の修繕については、2014年の獨協大学創立50周年記念事業のひとつである西側新教室棟の建設をもって対処します。具体的なプロセスとしては、2013年度中に設計者の選考、続いて新教室棟の仕様?要件の策定および設計、施工者の選定、2017年度を目処に西側新教室棟完成を目指しています。
 省エネルギー施策については2011年夏以降、大学全体で1,790kWを超えないことを目標として、7つの節電施策を掲げて、皆さんの協力のもと実施してきました。結果としては、僅かに目標値を上回る日が数日ありましたが。ほぼ目標を達成できたと考えています。今年度は学生センター完成によるエネルギー消費量の増加も加味し、2,070kWを目標値として状況を観察しつつ、目標値の最終確定をしたいと考えています。なお、教育環境や学生の利便性に配慮して、エレベーターやエスカレーターの稼働を再開しました。ただし、再度エネルギーが危機的状況になった際には、前述のお願いをもう一度することになると思いますが、その時はご協力お願いいたします。
 また、全学共通カリキュラム授業科目である「スポーツ?レクリエーション」に関連して、学生が授業以外でグラウンドやテニスコート、トレーニングルームを利用する際の案内を行いました。なお、トレーニングルームは2012年10月に35周年記念館から学生センター2階に移転しましたが、管理運営体制等に関して調整を要しているため、2013年3月現在まで、一般学生の利用ができない状態となっています。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

教室について

 4棟、5棟など比較的古い教室棟に関する指摘は緊急性や重大性を伴うものでない限り、2017年度の完成を予定している西側新教室棟をもって対処します。なお、4棟および5棟は耐震改修が済んでおり、最新の建物と同等な耐震性能を有しています。
 天野貞祐記念館、東棟に関しては基本的に「きれい」「つかいやすい」といったコメントが寄せられています。しかし一方では、建物内の空調?室温に対するコメントが多く目立ちました。空調設備に関しては省エネルギーの観点から、デマンドコントロール(電力消費を一定以下に抑える取組)による節電を実施しています。これにより、夏場や冬場において電力のピークカットが実施され、適宜、空調設備の稼動が自動的に一時停止されます。
そうした取組は本学のみならず、企業や家庭にも共通するものです。特に本学では公的機関としての社会的責務、および、大学や社会が消費する資源やエネルギーの「持続可能性」といった環境問題を意識していますが、その一方では、学生の教育環境や利便性を維持?向上できるよう、常に考えていきたいと思います。
情報インフラに関して、無線LANの接続スポットの充実を求めるコメントがありました。この点について本学では順次、整備を進めています。なお、芝生広場と学生食堂についてはソフトバンクの公衆Wi-Fiスポット環境を整備しました。

アリーナ、グラウンドについて

 アリーナ、グラウンドについては、積極的に利用したいというコメントが多く寄せられました。
現状として、授業期間中の1~3時限の時間帯においてはスポーツ?レクリエーション(スポ?レク)科目の授業、それ以外の時間帯においては学友会活動のための場所として利用しています。本学は多くのスポ?レク授業が実施されており、また、これらを利用する学友会の団体も多数を抱えており、基本的に過密状態にあると判断しています。しかしながら、この過密状態の中でも、スポ?レク授業の時間帯においては、授業に支障がないことなどを認めたうえで、一般学生がテニスコート、グラウンドを使用できるようにしています。この取扱についてはスポ?レク教員準備室で案内を行っています。
 学友会活動の時間帯においては競技成績や団体運営等の実績に基づき、体育会団体の利用を優先し、愛好会団体の利用については二次的に調整することを原則としています。現状はこの原則に則り運用されているため、現時点では愛好会団体や一般学生が利用できる時間的、立地的余裕は残念ながらないものと認識しています。一方では、利用予約をしているにもかかわらず利用しない場合なども見受けられます。この点および競技の性格を考慮の上、施設が計画的、かつ、学生が利用し易く、また、利用に際して不合理が生じないような方策を考えたいと思います。
 その他、アリーナ、グラウンドについては、照明や老朽化した施設の改修を求めるコメントが寄せられています。そうした指摘については点検を行い、適宜、対応を図りたいと思います。

その他

 トレーニングルームに関して、一般学生の利用を求めるコメントがありました。当初は、学生センター竣工と同時に新しいトレーニングルームを一般学生に開放する予定でしたが、管理運営体制等に関する調整が予定どおり進まず、現在は、スポーツ?レクリエーションの授業でのみ利用しています。一般学生の利用については、学生ひとりひとりの目的にあったからだづくり、健康管理が行えるような仕組みを整えたうえ、2013年度中には開放出来るよう調整を進めています。

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事務局全般

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 教育環境全般に関わる改善課題として事務局では、1.省エネ?省資源化と学生の教育環境の回復(学生の利便性確保)、2.PorTa(ポータルサイト)の拡充、3.学生センターとその周辺施設の充実にむけた取組と、4.各課窓口業務の改善を行いました。
 1.省エネ?省資源化と学生の教育環境の回復(学生の利便性確保)については、単なる経費削減のための省エネ?省資源化ではなく、大学と社会の持続可能性をもたせるための取組課題とされ、過年度から重要な検討課題とされています。今年度は電力使用量に関する基準の見直しや節電施策の推進により、教室温度の安定化、エレベーター及びエスカレーターの再稼動を行うなど学生の教育環境の改善が図られました。現在は、双方のバランスがとれた状態にあるといえます。しかしながら昨年10月の学生センター竣工に伴う消費エネルギーの増加は必至であることから、1年間の運用データを待ち、来秋には新たな節電施策の実施が求められています。
 2.PorTa(ポータルサイト)の拡充については、情報基盤強化やシステム環境の改善に努め、不具合や接続トラブル等の発生の抑制に繋げました。現在、利用者は、学生約6,200名、教員100名以上(いずれも実人数)となっています。学内においては、PorTaが従来のホームページに代わりうる有効な情報提供ツール、あるいは、電話や手紙に代わりうる双方向コミュニケーションツールとしての位置づけがより高められたと思います。
 3.学生センターとその周辺施設の充実については、部室棟機能の復活を達成するだけにとどまらず、一般学生にも開かれたラウンジやホールなどのスペース、総合的な学生支援の拠点として整備され、現在も各種の取組が進められています。なお、周辺施設である伝右川の親水護岸エリアは完成していますが、その開放にあたっては埼玉県および草加市と管理面に関する調整を進めています。
 4.各課窓口業務の改善について、各職員は「窓口対応スローガン」や「窓口対応ガイドライン」を励行し、なお至らない点がある場合には、個別指導を行いました。また、各種の教育?学生支援の拡充については費用対効果やトータルバランスを考慮しながら、現実的に可能な限りの方策を講じました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 職員の対応については今回も多くのコメントが寄せられました。全体的に見ると、苦情等を申し立てるコメントは減少傾向にあると見ていますが、まだまだ改善の余地はあると考えます。事務局では、「事務局自己点検評価委員会」にて、アンケート結果の検証、および、これに基づく改善への取組を実施しています。各職員の資質向上については、スタッフ?ディベロップメント(SD)活動と位置づけ、今年度も研修を実施します。また、各課では業務目標を設定し、教育?学生支援をはじめとする各種業務の改善にも取り組みます。

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教務課

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 教務課業務については以下の通り、窓口業務の改善を進めました。
 窓口相談、問い合わせに対しては、教務課の窓口対応スローガンで掲げる「親切」「丁寧」「正確」の徹底を図りました。また、他部局、部署とのコミュニケーションを積極的に行い、学内情報の共有化に努めるなど、ワンストップサービスを心掛けました。
 その他、教務課では例年通り、業務マニュアルを作成し、日程ならびに内容の確認と、達成すべき事項の意識共有を行いました。春?秋学期の履修登録、定期試験、成績処理などは学生や教員の理解や協力もあって、概ね円滑に行うことができました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については、「口調」や「言葉使い」などの態度を指摘するコメントが多く寄せられました。一方、「窓口の人によって言う事が違う」などがほとんど見られなくなりました。
相談に応じる際の基本的姿勢や言葉遣いについては各コメントより、職員による差が大きいことを把握しました。これは、学生との接し方に対する各職員の考え方の差であると考えます。今後はそうした格差を改善し、全体的な質の向上を図りたいと考えます。
 また、履修相談においては明確かつ速やかな回答を求めるコメントがみられました。この点については相談内容によって回答に時間がかかる場合があるものの、職員のスキルアップや学部?学科教員との連携をより一層強化するなどして、改善に努めたいと考えます。

情報提供について

 各種の連絡については、メールやPorTa(ポータルサイト)の充実を求めるコメントが多くなってきました。授業等に関する連絡、学生へ提供する情報は掲示を原則としつつその種類や重要度によって、掲示、ホームページ、PorTa、電話などを使い分けています。履修登録など学生個々の重要な確認事項については、メールや電話でのやり取りは間違えが生じる可能性があるため、窓口での対応とすることは今後も継続いたしますが、それ以外の情報提供についてはPorTaにより、個々の学生に適合する情報をどれだけ提供できるかが課題であると考えています。

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学生課

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 窓口対応について、「正確な応答をする」ことは実践できたと考えますが、他方、「積極的に働きかける」、「好印象を与えるようにする」、「挨拶」については必ずしも十分ではなかったように思います。
 敬和館については、原則月1回の総務委員懇談会を通じて、管理運営に関する情報提供が出来ていたと考えます。また、臨時的な対応については掲示および館内放送で周知を図りました。
 その他、懸案事項であった敬和館駐輪場の改修については、2013年度中に実施する見込みを立てました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 学生課に対する評判として様々なコメントが寄せられましたが、過去と比較して、問題点の指摘は減少傾向にあると思います。窓口対応の改善については継続的に取り組んでいるとはいえ、今年度を振り返っては「積極的に働きかける」「好印象を与えるようにする」「挨拶」が十分でなかったことはすでに認識しており、今後は、これらが改善されるよう更に努力する必要があると考えます。

その他

 2012年10月に学生センターが竣工し、学生課は中央棟から移転しました。移転に伴い、学生課では同センター1階にある「フリースペース」の貸出を開始しましたが、今後、その運用状況を確認していきたいと考えます。また、その他についても新たな課題がでてくる可能性がありますが、そうした点については適宜、対応していきたいと考えます。

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保健センター

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 受付時に書類記入を求める点については、言葉遣いなどに気をつけながら学生に理解を求めた結果、不満を言う学生が少なくなったように思います。
 保健センターの場所や校医来校日などを学生にわかりやすくする点については、掲示場所などを設ける方策を考えましたが、実行に移すことはできませんでした。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 「丁寧」「親切」であると評価するコメントが寄せられた一方、「冷たい」「怖い」といったコメントも見られました。
 ささいな怪我等であっても、受付の際に書類への記入を求めることについては、健康管理上必要な手続として、引き続きご理解とご協力をお願いしたいと思います。

その他

校医等相談や健康管理体制に関していくつかコメントが寄せられました。これらについては今後の参考にさせてもらいたいと思います。

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カウンセリング?センター

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 周知の方法、カウンセリング室の雰囲気の改善について、カウセリング?センターでは「カウンセリング?センター?ニュース」やホームページなどを通した周知活動を今年度も継続して行いました。実際の利用状況をみると、心の休憩室を継続的に利用する学生や、個別相談を長期にわたって受ける学生が増えており、一定の成果がみられつつあるようです。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

周知について

 「利用の仕方がいまいち分からなかった。」とのコメントがありました。カウンセリング?センターの内容については学内刊行物やホームページにて周知活動を行っています。実際の利用に際しては電話受付(048-946-1959)も可能ですので、まずはお問い合わせください。今後もリラックスした雰囲気のなかでカウンセリングが行われるように、カウンセリング室の環境整備に努めていきます。

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キャリアセンター

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 日常的な窓口対応については、毎日のミーティングにて学生の就職活動の傾向、雇用の状況、採用に関する個別的な問題等について報告し合い、より学生の要望に沿う窓口対応を心掛けました。また、学生の職業的価値観が多様であることに対して、いかに対応を図るかについては難しい課題ではありましたが、今年度は多くの学生の話に傾聴し、その導き方を研究しました。
 その他、掲示物は最新の情報や学生に必要なものを厳選するように心掛け、発信しました。また、利用案内については常に改善を心掛け、適宜、表示や標識などを工夫しました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 相談業務については概ね好評であったと思いますが、相談の内容や時間、相談員の数など、相談体制に関して十分ではなかったとのコメントも見られました。キャリアセンターでは常に相談体制の強化を図っていますが、今後もそうした指摘を踏まえ、可能な限りの改善を図っていきたいと考えます。

施設の利用等について

 施設の利用について、施設案内やセンター内の雰囲気などについて改善を求めるコメントがありました。これらについてはこれまで同様、改善に取り組みたいと思います。

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図書館

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 窓口対応については親切?丁寧な対応をこころがけるよう、これまでに引き続き、定期的に全スタッフに周知しました。
 施設利用については、試験期には職員が1日数回館内を巡回し、迷惑行為等の防止に努め、荷物等での長時間の席取りには、荷物を引き上げる等の対策をとりました。また、軽食スペースの確保については、具体案の策定にいたらず、引き続き検討中です。
 休日開館日の増加について、休日開館日の利用者数は定期試験期間とその直前を除いては、それほど多くない状況が続いていることなどを踏まえ、これまで通りとしました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 職員の窓口対応については比較的評判の良いコメントが多く見られ、問題点を指摘するコメントは例年より減少していると思います。今後も適切な対応の徹底に努めていきたいと思います。

施設?図書貸出について

 主にパソコンの設置台数増加、利用者のマナー改善延滞状況の解消を求めるコメントが目立ちました。
 パソコン設置台数については2011年度に30台増設したこと、教育研究支援課窓口での貸出PCが増えたことなどから、通常時においては比較的自由に利用できる環境となっています。一方、定期試験期間においては、たいへん混雑しますので、館内巡回を強化して、荷物での席とりなどを防止するよう注意しています。スペースの問題などから、図書館内パソコンを増やすことは難しい状況ですが、代替手段を含めて検討していきます。
 利用者のマナーについては、試験期には職員が1日数回館内を巡回し、迷惑行為等の防止、席取りの防止に努めています。何か問題があれば随時、カウンターにいる職員までお知らせください。また、延滞図書による迷惑の解消を望むコメントがありました。延滞図書については、これまでもメールやはがき?電話等による督促を行って、早急な返却を呼びかけていますが、ごく一部の利用者には効果がないことから、罰則の強化など新たな対応を検討していきます。

開館日時について

 日曜日の開館日数増加や早朝?夜間の開館時間の拡大を求めるコメントがありました。休日開館日数増加については、引き続き利用状況を検証したうえで、その必要性を判断したいと思います。
 開館時間の拡大について、22時以降の開館は、深夜における他の学内施設や大学周辺の状況を考慮すると難しいと考えています。また、早朝からの開館についても、現在の授業開始前の利用状況から、8時45分(授業開始15分前)よりも早く開館した場合にどの程度利用されるか疑問があることから、今後の検討課題としたいと思います。ご理解とご協力をお願いします。

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教育研究支援センター(ICZ)

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 窓口対応については、職員が常に笑顔で対応するように心がけました。その結果、以前より明るい雰囲気になってきたように思います。
 サービスの拡充、運営等については、学生からの要望が強かったICZの2月の開室について、ドアの施錠と解錠の設定、業務担当者の配置等を見直し、いつでも開室ができるようにしました。また、貸出用のパソコンは使用頻度が高く、劣化が激しかったため、2012年度春休み中に総取替えをする予定です。こちらについては2013年度から気持ちよく利用できるよう、準備をしています。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応?雰囲気について

 スタッフの対応については評価するコメントが多かった一方、より気軽さや親しみやすさを求めるコメントもみられました。また室内に「入りにくい」という、雰囲気的な点を指摘するコメントもありました。ICZを積極的に利用してもらえるよう、より一層の改善に取り組みたいと思います。

その他

 「チャットルーム」など、ネイティブ?スピーカーと多く触れ合えることを望むコメントがありました。こちらについては今後の参考といたします。

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教育研究支援センター(ヘルプデスク)

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 窓口対応について、学生に挨拶する際は、ただ言葉をかけるだけでなく目線を送るよう、スタッフへ認識統一のための周知を行い、利用者から話しかけやすい窓口の雰囲気作りを図りました。また、相談対応中の言葉使いや態度について、スタッフ全体への定期的な周知を実施し意識向上を図ると共に、特に問題があると思われるスタッフに対しては、本人へ改善を要する課題として示し、定期的に評価面談を実施するなどして、相対的な評価向上に努めました。

2011年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 昨年同様、対応については「良い」「悪い」双方のコメントがあり、悪い点としてはパソコン操作のレクチャーにおける言葉遣いや態度であるとのコメントでした。操作に関するレクチャーについては修学支援という要素を踏まえ、適切な対応を心掛けたいと思います。

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教育研究支援センター(天野貞祐記念館2階窓口)

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 MM工房への入出手続については、利用者からの問合せに対してその必要性、理由などをできる限り丁寧に説明し、理解を求めました。
貸出用PCについては大幅に増台しましたが、不足状態を完全に改善させるには至っていません。不足の場合には引き続き、図書館PC設置席やPC教室(自習用)の利用を案内しました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 職員の態度については「感じがよい」などと評価するコメントがあった一方、一部には「感じが悪い」とのコメントがありました。対応については引き続き、「挨拶」「丁寧」「正確」を心がけたいと思います。

貸出PCについて

 貸出用PCに関して「台数が少ない」「台数を増やしてほしい」「なかなか借りられない」といったコメントが毎回、多く寄せられています。2012年度には貸出用PC台数を既存の1.5倍(144台)に増台しましたが、それでもなお、コメントが寄せられているのが現状です。貸出用PCに対するコメントが多い原因のひとつは、レポート提出期間前後はもとより、授業期間中も授業外学習(自習)のため頻繁に利用することが多くなっていることが考えられます。窓口で貸出用PCが不足している場合は、学内の設置PC(PC教室自習室(東棟4F)?図書館PC設置席(1F?2F?3F))も合わせてご利用いただき、改めてご理解をいただきたいと思います。また、故障原因のひとつと考えられる持ち運びの際に発生する故障筐体が30台前後に及ぶ場合があるため、貸出サービスに影響がでないよう持ち運びの際にはご注意ください。

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国際交流センター

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 国際交流センターではアンケートで寄せられたコメントをもとに、相談体制、説明内容について、課内の情報共有とコミュニケーション強化を行いました。また、相談時の態度について、「感じの良い対応」を国際交流センターのモットーとし、実践に努めました。担当者が不在の際は、学生からの連絡?質問を確実に伝えることを励行しました。
 そうした取組の成果か、国際交流センター窓口への月別相談者数は、前年度比1.6~1.8倍に増加しました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については「丁寧」「親切」であると評価するコメントが多くありましたが、一方では「冷たい」「担当者が不在」といったコメントもありました。留学相談業務については常に改善に努めています。今回ご指摘いただいた点については引き続き、改善を図りたいと思います。また、派遣留学生がさらに増えるよう、今後も学生が必要とする情報の収集と提供、サービス向上にも努めます。

その他

 国際交流センターの利用案内や資料等の改善を求めるコメントについては、わかりやすいものとなるよう、見直しを図りたいと思います。
 「留学生との交流を増やしてほしい」とのコメントを受けて、2012年秋に「学生による国際交流イベント」企画の募集を行い、2013年度は公募の結果採択された2件のイベント開催を予定しています。このイベントは国際交流センターによる助成?サポートのもと、本学学生が主体的にイベントを企画、実施することにより、日本人学生と外国人学生?外国人留学生がともに国際理解を深めることを目的としています。今後、予定されているイベントへの参加方法および2014年度のイベント企画の申請方法などは、随時、獨協大学ニュース、ホームページ等でお知らせします。

エクステンションセンター

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 窓口対応については過年度より引き続き、「挨拶」「丁寧」「正確」プラス「笑顔」の対応を心掛け、事務室に入りやすい雰囲気作りに努めました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口の応対について

 概ね好意的なコメントが寄せられています。問題点については適宜、改善したいと思います。

その他

 「(事務室に)入りにくい」というコメントについては、建物構造上の問題であるため抜本的な改善は難しいですが、事務室内の室温も考慮しつつ可能な限り入口ドアを開放するなど、できるだけ入りやすい雰囲気となるよう今後とも努めています。

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学友会

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 窓口対応について学友会総務部長室事務課では、「挨拶」「丁寧」「正確」というスローガンの励行はもとより、職員が学友会の意義を再確認したうえで、学生には学友会各団体の活動に対する責任を自覚し、また、団体や個人が規律遵守を意識し、行動してもらえるよう、自然、かつ、臨機応変な対応を心がけました。また、文化?体育?愛好会の幹部部員への各連絡会にも出席して、共通理解を図りました。
 学生センター竣工に伴う新たな学友会活動の模索については、学友会四本部役員と学友会三部長?学友会事務課職員がメンバーとなる「学友会プロジェクト会議」を設置し、2013年1月29日には第一回目の会議を開催しました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 学生の皆さんからは感謝のコメントが寄せられる一方、対応について不満を漏らすコメントもみられました。学友会総務部長室事務課では職員の資質向上を図ることはもちろんのこと、「獨協大学学友会会則」の前文ならびに第2条に掲げる趣旨?目的もふまえ、窓口対応にあたりたいと考えます。

 「獨協大学学友会会則」 (前文)本学では正課教育では得がたいような知識、経験、技術、体力の発達を課外活動によって補足して、人間形成の完ぺきを期するために大学教育の一環として「獨協大学学友会」が設けられている(後略)。 (第2条)本会は全会員の課外活動の進展を図るとともに会員相互の親睦、教養の向上ならびに健康の増進を期し、もって大学教育の一環として、人間形成に資することを目的とする。

 また、学友会活動の充実にむけては「学友会プロジェクト会議」を定期的に開催して、学友会四本部が建設的なアクションを起こしていくための足がかりとなる場になるよう努めたいと思います。

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大学院事務室

2011年度実施アンケート結果に対する2012年度教育環境改善報告

結果?成果

 大学院生の人数は比較的少人数であるため、窓口対応などにおいては十分なコミュニケーションを心掛けました。

2012年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については感謝のコメントをいただき、不満を訴えるコメントはありませんでした。引き続き、適切な対応を心掛けたいと思います。

その他

 6棟研究室の空調や時間割情報について、改善を求める意見がありました。研究室施設については関係部署に伝達します。時間割情報については可能な限りすみやかにお知らせできるよう努めたいと思います。

【問合せ先】自己点検?評価室 (電話)048-946-1823,1824