2013年度教育環境改善、事務局からの回答
学生生活施設
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
学生食堂の混雑緩和等については、2013年6月に学生センター1Fにおいて弁当販売を試行しました。しかしながら、衛生面などの食の安全管理上、いくつかの課題があったことから現在は中止のうえ、食堂運営会社において対策案を検討中となっています。
学生食堂の閉鎖店舗の新規出店については、候補となる複数の企業との条件設定において、大学側の要望との隔たりがあることから、業者選考に難航しています。従いまして次年度への継続検討事項とさせていただきます。
他方、2014年4月に実施される消費税増税に関連して、各メニューの料金改定について検討を行いました。検討にあたっては食堂運営会社との協議を行い、必要最低限の値上げに留めるとした結果、各メニューとも10円から20円の値上げを実施することとなりましたが、何卒ご了解いただきたいと思います。
学生センターについては2012年10月に竣工したため、施設設備自体に大きな問題はありませんでしたが、いくつかの小さな問題はあり、それについては現在対応中です。また、運用面において一般学生へのトレーニングルーム開放が難航していた点については、一定の利用者条件を満たす方(利用講習会に参加した者)を対象として、2014年2月17日より運用が開始されました。利用条件など詳細については、所管部署である学生部学生課にてご確認ください。
学外研修所である福島県新甲子セミナーハウスについては、2012年12月より休館としています。これは3.11東日本大震災以降、セミナーハウスへの進入路の地盤に一部異常が認められたため、安全を第一と考え、休館措置に踏み切ったものです。施設事業部では2013年7月から現地調査を行いました。同年12月、調査会社より報告された結果によると、地質上、国道からセミナーハウスへの「進入路」については、「脆弱性がある」と判断されました。このため現在も休館とした上で、今後は閉館に向けての手続きを検討することになります。
学内の完全分煙化については、従来同様「分煙パトロール」活動を定期的に実施し、マナーを守っていない喫煙者に対しての啓発を行いました。また、保健センターでは新入生に対して「健康とキャンパスライフ」と題したガイダンスを行い、喫煙の害やデメリットについて啓発を行いました。関連して、今年度は学内の受動喫煙防止に関する方針を見直すにあたり、PorTaを利用して分煙に関するアンケートを実施しました。アンケートの結果、および方針については後日、ホームページ等を通じてお知らせする予定です。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
学生食堂について
学生食堂については従前同様、昼食時の混雑、メニューの改良や品数の充実、店舗誘致について多くのコメントが寄せられています。
昼食時の混雑緩和については、上記2013年度改善報告にもあるように、学生センターへの分散化をはじめとした検討を行っており、有効な方策が確立でき次第、実行に移したいと考えます。
メニューについては、丼ぶりやワンプレートのメニューが多く、主食、主菜、副菜がそろった定食メニューが提供できていない現状を把握しています。こうした現状は提供価格との関係があり、これまでは食材の高騰やデフレによる価格競争の中、本学では提供価格を据え置く方向で努力してきたため、メニューの充実を図ることはきわめて困難であったと言わざるを得ませんでした。さらに2014年4月からは消費税増税が実施されますが、学生の経済的負担を考慮し、価格改定は10円から20円の値上げという最小限に留めています。
こうした現状をふまえ、今後メニューの改善を図るにあたってはまず、現行メニューと大学としての食の提供の方針を再度確認しなければならないと考えます。同時に、学生からより詳しく要望を聞くなどして、結果に反映できるよう取り組む必要があると考えます。
その他、学生食堂の閉鎖店舗の新規出店について、今年度も継続して検討していきたいと考えます。
学生センターについて
学生センターについては、コメントの多くが各施設の利用?運用に関することでありました。これらについては、所管である学生部学生課、ならびに学友会総務部長室事務課において検討し、改善を図っていくこととなります。
同センター内の施設設備については、大きな問題はないと認識していますが、無線LAN環境(Wi-Fi接続)、給湯室、トイレ、スタジオ、楽器庫などに関していくつかのコメントが寄せられました。これらに点については点検のうえ、必要な措置を講じたいと考えます。なお、空調?照明の制限については教室棟と同様、自然環境保全への取り組みの一環として行っているものであり、その点については学生への理解を求めたいと思います。
その他
分煙化に関するコメントは年々減少傾向にありますが、学生食堂付近をはじめとして分煙化の徹底を求めるコメントがいくつかみられました。
学内分煙化については、2013年度中に方針の見直しを行い、2014年度以降は本学の受動喫煙防止対策として「完全分煙」を継続することとしました。喫煙者に対しては、引き続き、分煙ルール徹底のための具体的な対策を検討のうえ、実施します。併せて、喫煙者への禁煙促進、非喫煙者が新たに喫煙習慣を身につけないための方策を講じ、学内の喫煙者数の減少に向けて活動していきます。
教育施設
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
老朽化した教室棟(5棟)の建替については、2013年8月に創立50周年記念館(仮称)の基本設計者を選定し、事業スケジュール、ボリュームスタディ(建物のコストと規模、主要な機能などを検討すること)を進めています。
教育環境に関連して、各教室棟などでは自然エネルギーを活用する仕組みを導入してきた結果、契約電力量を2,300kW契約から2,150kW契約へと軽減することができました。これはもちろん経費の節約にもつながりますが、本学の環境共生研究所のもとに進めてきた「人と自然と建物が調和する空間」の形成、「地球温暖化防止」、「生物多様性の回復」といった本学キャンパス再編のテーマに沿った事業が着々と進んでいることを表しています。また同時に、それらは自然環境の保全に対する学生の理解のうえに成り立っているものと考えています。
情報インフラについては、情報基盤整備課において日々、WEBサービスの基盤整備?強化、およびホームページやポータルシステムの安定した維持、管理に努めてきました。
35周年記念館の開館時間については、これまで午前8時から20時までとしておりましたが、2014年4月1日より閉館時間を21時30分とすることを所管委員会にて決定しました。なお、活動は21時に終了し、その後、更衣などを済ませ、21時30分には完全に退館していただくこととなります。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
教室について
4棟、5棟など比較的古い教室棟に関する指摘は緊急性や重大性を伴うものでない限り、上記2013年度改善報告にある創立50周年記念館(仮称?2017年度内完成予定)をもって対処します。創立50周年記念館(仮称)に関しては、現在基本計画を策定しており、基本設計図書の作成に必要な基本状況の整理、建物概要の決定などのプロセスを経て、基本設計図書の作成段階に入ります。現時点での予定では、2014年秋には基本設計を完了し、施工者の選定へとスケジュールを進めていく予定です。
キャンパス東側ゾーンの教室棟(天野貞祐記念館、東棟)の施設については、コメントを見る限り、機能や安全性に大きな問題はないものと判断していますが、細かに指摘のある箇所については点検のうえ、修繕等を行いたいと思います。
しかしながら、建物内の空調、およびエレベーターなどの電力消費施設の管理については、不満の声もあがっています。これについては上記2013年度改善報告にあるように、「人と自然と建物が調和する空間」づくりを通じて、全ての大学構成員がグローバルな問題である地球温暖化防止や生物多様性の回復に向き合うことが重要であると考えています。特に学生の皆さんに対しては「環境教育」という観点をもって、引き続き理解と協力を求めていきたいと考えています。
アリーナ、グラウンドについて
アリーナ、グラウンドについては今回も、積極的に利用したいというコメントが多く寄せられました。
アリーナ(35周年記念館)については、上記2013年度の改善報告にあるように、2014年4月より利用可能時間が延長となり、退館時間は21時30分となります。これにより、アリーナの利用についてはある程度、学生の要望に応えることができると考えています。なお、各団体?学生のアリーナの利用?運用については教務部(スポ?レク準備室)、学友会総務部長室などと調整のうえ、改善を図りたいと考えます。
グラウンドについては、設備の破損や夜間照明施設の改善を求めるコメントがみられました。破損箇所については必要な修繕を行いたいと思います。夜間照明については、現在の支柱の高さに照度の高い照明を設置した場合、光の入射角の問題から競技者の視野に強い光が入る可能性があります。このことから改善には新たに大型の支柱を設置するなど大きな工事が想定されますが、グラウンドが住宅地のなかにあることから、周囲の住宅への光害問題など、大学近隣への影響も考慮する必要があり、現時点では改修を予定していません。なお、各団体?学生のグラウンドの利用?運用についてはアリーナと同様、教務部(スポ?レク準備室)、学友会総務部長室などと調整のうえ、改善を図りたいと考えます。
その他、詳細な点については定期的な保守点検を通じて、今回問題が指摘された箇所を含めて点検を行い、必要に応じた修繕、改修を実施したいと考えます。
事務局全般
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
本学は2014年に創立50周年を迎えるにあたり、現在、総合的な学生支援策の強化、およびキャンパス再編に取り組んでいるところです。また、そうした教育環境の改善に関して事務局では従前より、窓口対応の改善、教育施設および運用面の改善、学生生活施設および運用面の改善に取り組んできました。
窓口対応の改善については、学生から寄せられた各種の指摘や意見をもとに各課で点検や話し合いを行い、速やかな改善に努めました。各課では「挨拶」「丁寧」「正確」のスローガンと教育的指導を意識し、事務局と学生との距離を近づける雰囲気づくり、学生を支援する各種イベントの開催、および学生に対する積極的な情報発信などを行いました。
教育施設および運用面の改善については、各種の計画に基づき、教室、アリーナ、グラウンドなどの各施設の安全?衛生の維持に努めました。また、それらの運用についても、利用に関するルール整備、設備や利用機会の拡充に努めました。各教育施設は学生の学習環境と自然環境との両立をめざしていますが、室温設定や照明の制限といった消費電力の低減にあたっては、学生の皆さんには取り組みへの理解や協力を随時求めてきました。その他、情報基盤については学習ポータルサイト(PorTa)の利用環境等の整備を随時行いました。
学生生活施設および運用面の改善についても、教育施設と同様に学生センター、学生食堂などの各施設の安全?衛生の維持、および設備や利用日時の拡充に努めました。今年度は伝右川の親水護岸エリアの整備が完了し、利用開放されました。しかしながら、学生センター内のトレーニングルームについては2012年10月の竣工後、2013年度中には一般学生に開放するとしながら、これを速やかに実施することができませんでした。これは、一般利用者の十分な安全確保と、旧トレーニングルーム機能の拡充?発展にむけた内部の調整が難航したことが主な原因です。なお、トレーニングルームは2014年2月より、一般学生が利用できる状況となっています。同じく、学生食堂についても従前より学生から多くの意見が出されていました。事務局では、食の拠点分散化やメニューの向上といった課題を認識し、いくつかの提案および解決を試みましたが、2013年度中に大きな改善を遂げるには至りませんでした。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
職員の窓口対応については今回も多くのコメントが寄せられました。窓口業務に関する評価、苦情のほか、各窓口に期待する取り組みや要望も多々あり、さらにその内容も高度化、複雑化している様子が伺えました。これらのコメントについては「事務局自己点検評価委員会」にて検証し、改善方策の策定、実行につなげていきたいと思います。また、各職員の資質向上については、スタッフ?ディベロップメント(SD)活動と位置づけ、研修等を実施します。同時に、学生支援をはじめとする各種業務の改善を図ります。なお、少数意見として、学生を「客」、各種の学生相談?支援業務を「接客」であると主張するコメントがありました。これについて本学事務局では、窓口での対応は学生の人格形成、社会性育成のための教育?指導の一環でもあると考えます。
教務課
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
教務課では寄せられた意見を重く受け止め、これまで継続して窓口対応の改善、見直しをおこなってきました。具体的には、教務課内連絡会等による情報共有化、履修登録、定期試験、成績処理に関する業務マニュアルの作成、および、スケジュールや目標管理などを通じて、改善や見直しをおこなってきました。
また、授業、定期試験等に関する連絡は、学生へ提供する情報の種類によって、これまで通常掲示とHPへの掲載を主としていましたが、今年度よりポータルサイトを活用して、できるだけ速やかに複数のツールで対応できるように努めました。特に、台風等の影響による授業措置や交通機関の影響による定期試験の措置については、概ね適切に対応できたと考えます。
しかし一方では、(1)窓口での態度、(2)履修相談時における明確かつ速やかな回答が課題として残りました。
(1)については、教務課の窓口対応スローガンで掲げる「親切」「丁寧」「正確」を意識して取り組んできましたが、これまでのアンケートの回答に比べ改善されているものの、まだ十分と言えるような成果を上げることができませんでした。(2)については、できる限り早く回答できるよう学部?学科教員との連携強化に努めましたが、履修相談内容によっては回答に時間を要した案件がありました。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口対応については、「丁寧」「親切」であるとのコメントがある一方、「態度が悪い」「不親切」といったコメントがありました。また、そうしたコメントの数と内容は、教務課全体で共通の意識を持ち取り組まなければならないことも認識しました。これについては従前より、「親切」「丁寧」「正確」のスローガンを意識した行動を心がけ、今後も継続して取り組みます。また、教務課全体でSD活動に取り組み、課員個々のスキルアップを目指します。
学生課
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
例年窓口対応に関して寄せられた意見を課内で話し合い窓口対応に対して、改善、見直しをおこなってきました。
その結果として、指摘されていた窓口対応は一定程度の改善は図られたと思います。また、学生センターの運営に関しても学友会総務部長事務課と情報を共有しながら、フリースペースやトレーニングルームについて検討を進め、実際の運用を開始しました。なお、トレーニングルームは当初、2013年4月以降すみやかに一般学生が利用できるよう調整を進めてきましたが、実際には2014年2月まで一般開放が遅れてしまいました。これは、一般利用者の十分な安全確保と、旧トレーニングルーム機能の拡充?発展にむけた内部の調整が難航したことが主な原因であり、結果として、学生から寄せられた期待に応えることができませんでした。こうした結果は反省すべき点として捉え、今後の管理運営に活かしていきたいと考えます。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
学生課の相談業務について様々なコメントが寄せられました。窓口対応の改善については継続的に取り組んでいるとはいえ、「対応が悪い」「態度が悪い」といった意見が比較的多く見られた点は個別具体的に原因を把握し、改善を図りたいと考えます。
学生センターについて
学生センター内の各種施設について、一般学生も利用できることを求めるコメントがありました。
フリースペースやトレーニングルームについてはすでに運用を開始し、一般の学生が利用できるようになっていますが、より効率的で利便性の高い運用については学友会総務部長室事務課とともに検討し、改善に努めていきたいと考えます。また、大学全体では学生食堂の混雑緩和策として、昨年度は学生センター内に「SUBWAY」をオープンしました。さらに「雄飛ホール」では、学食弁当の移動販売を検討、試行しましたが、衛生管理等の問題があり、現在は取り止めとなっています。この件については学生センター内の活性化も念頭に置き、引き続き検討を進めていきたいと考えます。
敬和館について
外泊届の提出について、提出時間や場所の拡充を求めるコメントがありました。敬和館は入寮時の説明にあるように、寮生活も「教育の場」であるという考えで運営しています。そのため、外泊が安易に認められる方向への拡充は認めがたいと考えます。また、無断外泊の問題についても同様の考えにより、規則に違反した学生に対しては適切に指導していきたいと考えます。そうした前提のうえに、寮生から寄せられる意見や要望については積極的に検討していきたいと考えます。
その他
落し物の陳列や業務取扱に関するコメントがありました。これらに関しても可能な限り、工夫や改善を図りたいと考えます。
グラウンド?フットサル?テニスコートの一般学生向けの貸し出しについては、授業?課外活動利用時間帯等の把握が必要なことから、利用希望の一週間前より東棟1階「スポーツレクリエーション教員準備室」にて、授業期間中の貸出手続を取り扱っています。
今後、一般学生の利用については学生課より、教務課?スポーツレクリエーション教員準備室、学友会総務部長事務課とで協議を重ね、検討していく予定です。
保健センター
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口での対応(手続きの指示)については、特別に新たな方法を取り入れたわけではなく、従前からの対応を踏襲しました。対応にあたっては言葉づかいなどを思慮しながら、必要な手続きをさせることも教育の一環と考え、学生に理解してもらえるよう努めました。結果として、学生も窓口での指示を素直に受け入れてくれるようになるとともに、嫌悪感を示されることも減ったように思います。
情報発信については、掲示?ホームページの情報更新を心掛け、常に最新の情報を提供してきました。また、当センターに関するリーフレットや『保健センターからの健康サポート本』などの刊行物を配布するなど、学生生活における健康維持?増進に関する案内を行いました。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
「丁寧だった」「世話になった」など、窓口対応を評価するコメントが寄せられており、また、前年と比較しても問題を指摘する声は減少していると思います。しかしながら、「もうちょっと親身に相談にのってほしい」といったコメントも寄せられていますので、そうした点については引き続き、改善に努めたいと考えます。
その他
2012年11月の「レディースセミナー」で実施したヨガ教室を定期的に行ってほしいという趣旨のコメントが寄せられました。当センター主催の各種イベントは、年度ごとに企画内容を検討しています。イベントに対する好評意見は、今後の企画時の参考にさせていただきたいと思います。
カウンセリング?センター
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
当センターでは従前より、「カウンセリング?センター?ニュース」やカウンセリング?センターのホームページなどを通して周知活動を行っています。また、カウンセラーの配置や「こころの休憩室」としての機能充実を図っています。
なお、近年は新規の個別相談件数が増加しており、2013年度は男子学生の相談件数が増加しています。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
雰囲気について
特に目立ったコメントはありませんでしたが、「入りにくいと思う」とのコメントがありました。カウンセリング?センターについては学内刊行物やホームページにて周知活動を行っています。実際の利用に際しては電話受付(048-946-1959)も可能ですので、まずはお問い合わせください。今後もリラックスした雰囲気のなかでカウンセリングが行われるように、カウンセリング室の環境整備に継続して努めていきます。
キャリアセンター
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
進路?就職相談については相談件数が年々増加し、また、その内容も多様化しています。これに対してキャリアセンターでは、毎日ミーティングを行い、就職活動の動向、雇用の状況、採用に関する個別的な問題等について報告し合い、より学生の要望に沿う窓口対応を心掛けました。
また、学生の来室増加に伴い、センター内では案内の表示、標識を工夫することで、効果的な情報提供につながるよう努めました。あわせて、各種のガイダンス、ホームページ、ポータルサイト、電子掲示板などを通じて適切な情報発信を行い、さらに重要なお知らせについては演習指導教員からの告知を依頼しました。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
進路?就職相談については単に「良い」「悪い」といったコメントではなく、具体的な意見や要望が比較的多くみられました。これについては、専門的知識を有するキャリアアドバイザーの配置など当センターの充実に対して、学生の要望も年々高くなっているものと受け止めます。
学年別では、3~4年生からのコメントが多くありましたが、1~2年生からのコメントも何件か見られました。コメントに関して、1~2年生への対応としては、早い時期から当センターに親しんでもらうこと、進路?就職に対する意識を高めてもらうことが課題であると考えます。関連して、3年生からは業界研究や自己分析などの実践的な相談が多くなりますが、3年生から駆け込み的に就職活動をはじめた学生のなかには、なかなか指導についていけない学生も見受けられます。
2014年度以降、3年生に進級する学生は、就職協定の解禁が12月から3月に後ろ倒しとなり、さらに実際の採用選考は8月以降となるなど、就職活動スタイルに大きな変化が生じます。そのため、今後は就職?進路指導も必然的に厳しくなることもあるかと思います。満足のいく結果を生むためにも、学生の皆さんには、できるだけ長い期間をかけて自分を鍛えてもらいたいと思います。
その他、9月卒業生や留学生に対する進路?就職支援の充実を求めるコメントがありました。これらについても今後、取り組んでいきたいと考えています。
図書館
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
図書館の窓口対応については、カウンターなどで親切?丁寧な対応を引き続き心掛けるよう周知し、実践しました。
定期試験期間のパソコン不足への対応については、図書館情報セミナールームのパソコンを開放することを検討しましたが、授業利用?グループ利用との兼ね合いなどから実施に至っていません。
利用者のマナー改善については、利用が集中する期間の職員の巡回強化および掲示を増やすなどの対応を行いました。関連して、貴重品の置き引きなどの盗難が頻発したため、巡回や掲示物での注意喚起を強化するとともに、館内放送でも注意を呼びかけました。また、延滞図書の返却を促すため、一定期間以上の長期延滞者について、利用者カードでの入館を停止する処置を開始しました。
開館時間延長については、入館者数などの利用状況を検討した結果、休日開館日数の増加や8時45分より前の早朝開館は見送りました。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
職員の態度については「優しい」「丁寧」「親切」といったコメントが多く寄せられていますが、いくつか「高圧的」「こわい」といったコメントも認められます。「親切」「丁寧」「正確」な対応をこころがけるよう、改めて各職員に周知し、引き続き改善を図ります。
施設?図書貸出について
図書館内の学習環境については肯定的なコメントが多い一方、パソコンの設置台数についても昨年同様、増設を求めるコメントが多く寄せられています。上記2013年度の改善報告にもあるように、有効な対策を実施できるまでには至っていません。これまで同様、職員の巡回などにより荷物による長時間占有などのマナー違反を防止する対策を実施しながら、引き続き他の方策も検討していきたいと考えます。
返却延滞者に対するクレームのコメントは、昨年度と比較して大幅に減少しました。これは、各種手段による督促が一定の成果を上げたためであると思われます。今後も皆さんがスムーズに図書資料を利用できる環境づくりに努めたいと思います。
学生からの図書購入希望について「予算があるにも関わらず却下された」「高額な本は購入してもらえなかった」というコメントが寄せられました。図書購入希望に関しては、購入しない場合はその詳細な理由を個別に連絡していますが、学生の理解が得られるよう今後も努めたいと思います。
その他、館内での貴重品管理?盗難に関するコメントも寄せられています。館内では職員の巡回や放送により注意喚起を行っていますが、学生の皆さんも、貴重品は常に携帯することを日ごろから意識するようにしてください。
開館日時について
日曜?祝日の開館日数増加や開館時間の拡大(特に早朝開館)を求めるコメントがありました。これらについては今年度も利用状況を検証したうえで、次年度に向けて予算申請を検討します。
教育研究支援センター(ICZ)
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口の対応?雰囲気については、改善目標として「常に笑顔で明るい雰囲気を」を掲げ、明るい雰囲気になるよう、各スタッフが努力してきました。その結果、学生にとってはICZ内に入りやすく、話しかけやすくなったように思います。
サービスの拡充、運営等については、2012年度以降、2月を開室することとし、通年では各言語チャットルームの開設、貸出用パソコンの更新?増台を行っています。そうしたサービス向上の結果、ICZの利用件数は増加傾向にあります。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応?雰囲気について
スタッフの対応については、概ね評価するコメントが寄せられました。一方、室内の雰囲気については、「入りにくい」といったコメントが若干見受けられました。この点についてはICZをより詳細に紹介するとともに、もっと気軽に体験できる機会を設けるなどの改善策を講じていきたいと考えます。
その他
パソコン利用環境の改善や、各言語圏の資料の充実を求めるコメントが寄せられました。これらについては随時、対処していきたいと考えます。
教育研究支援センター(ヘルプデスク)
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
相談対応中の言葉使いや態度については、スタッフ全体へ対応マナー向上を図る為、定期的な周知を実施し意識づけを行いました。その結果、スタッフ全体で対応への意識が高まり、対応後にスタッフ間で良かった点や悪かった点を言い合えるようになりました。また、面談を実施し個別に対応のアドバイスを行ったことで、スタッフ毎の良い点は伸ばし悪い点は修正し、対応マナーの底上げはできたと思います。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
職員の態度について、「怖い」「不愛想」といったコメントが目立ちました。上記2013年度に改善を図ったにも関わらず、このようなコメントが寄せられていることについては、従来の取り組みがまだまだ徹底できていないと考えられます。この点については引き続き、改善の強化を図りたいと考えます。
教育研究支援センター(天野貞祐記念館2階窓口)
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、「挨拶」「丁寧」「正確」を対応指針として掲げ、自身の対応を振り返る機会を設けるなどして、一人一人が常に意識するよう定期的な周知を実施しました。その結果、スピードよりも丁寧で正確な対応を心掛けるように意識が変わり、窓口でも「ありがとう」「わかりやすかった」など、お声をかけていただく機会が増えました。
貸出PCについては、予算等の関係上、在庫切れになる状況を物理的に解決することは難しい状況です。貸出機器の在庫が無くなり、順番待ちとなる場合もありますが、整理札を作成したことで順番待ちの状況が分かりやすく明示され、ストレスなく待っていただける環境を整えました。あわせて、故障したPCの修理体制の見直しを図り、簡易修理で支障がないものについては現場で修理を行い、一人でも多くの方が借用できるように努めました。
その他、「看板の表示がわかりづらい」との意見については、看板の内容を見直すことにより、わかりやすい表示に変更しました。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
貸出用PCについて
貸出用PCについては、「台数を増やしてほしい」とのコメントが多く寄せられています。これについては上記2013年度の改善報告にあるように、常に在庫のある状態を保つことは難しいと考えます。引き続きPC教室などのPC利用をお願いいたします。PC教室の利用時間帯もやはりピーク時(お昼休みから午後4時ころが利用のピーク)は混雑し、利用できない場合もありますので各自で時間調整の上、利用をお願いいたします。
PCの利用については引き続き状況を把握し、必要な措置を講じていきたいと考えています。
国際交流センター
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、相談体制の強化と説明内容の明確を目的として、課内の情報共有とコミュニケーション強化に努め、担当者が不在の際も学生からの連絡?質問を確実に伝えることを励行しました。また、相談時の態度についても、「感じの良い対応」を課内のモットーとし、実践できたのではないかと思います。
当センターの利用案内、センター内の資料については、入口付近にセンター利用案内および本棚の配置図のイラストを設置し、初めて利用する学生でも入りやすいように工夫しました。このイラストマップは、2014年度版「留学ガイド」にも掲載します。また、学生ニーズに合った最新版の各言語圏資料を追加しました。
留学生との交流の機会を増やすため、2013年度から「学生による国際交流イベント」の募集を開始しました。初年度は採択した2団体による企画を合計6回実施し、延べ230名の学生が参加しました。
海外協定校と留学の現状について、2013年度は海外の5大学と新規学術交流協定を締結し、協定校は14ヵ国42大学に増加しました。その結果、2013年度の長期留学派遣者数(交換留学、認定留学の合計)は100名と、大学創立後初めて100名に達しました(2012年度は78名)。今後も留学、国際交流の機会を増やすとともに、学生が必要とする情報の収集と提供、サービス向上に努めます。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口対応については「丁寧」「親切」であると評価するコメントが寄せられた一方で、「不親切」「対応が悪い」といったコメントも見受けられました。指摘された問題点は課内で共有のうえ、改善を図りたいと思います。
日本学生支援機構の平成26年度「海外留学支援制度(短期派遣)奨学金」に、本学の交換留学プログラムとカリフォルニア大学デービス校での夏季短期留学プログラム(経済学部生主対象)が採択され、前者は50名分、後者は10名分の給付奨学金を獲得しました。
海外で学びたいと考える学生への国の経済的支援体制も強化されています。学部を問わず多くの学生が留学を実現できるよう、適切なサポートを行います。
エクステンションセンター
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については引き続き、「挨拶」「丁寧」「正確」と「笑顔」で対応するように心がけました。
また、部屋がオープンでないので使いにくいという意見に対しては、入口ドアを室外の気温をみながら出来る限り開放状態にし、さらに入口付近には掲示を工夫することで、学生が入りやすい雰囲気作りをするよう心がけました。ただし抜本的な問題解決のためには、窓付きのドアに付け替える等の対処が必要と思われます。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口の応対について
窓口対応について、説明が丁寧?簡潔?しっかりしているなど好意的な意見と同時に、笑顔がない等の意見をいただきました。問題点については指摘に基づいて改善したいと思います。
学友会
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
学友会総務部長室事務課では、学生の皆さんの要望に出来る限り応えるよう心がけて対応にあたりました。学友会活動については、利用施設の現状、学友会ルール、他団体との施設の共用、リスクマネジメント、学業との兼ね合い等から、すべての声に応えることは難しいところがありましたが、問い合わせに対しては丁寧に説明することに努め、皆さんに理解いただきました。なお、35周年記念館は、2014年4月より、学友会活動時間が21時まで、退館時間が21時30分となり、各団体がアリーナを使用できる時間と機会が拡がりました。
また、2013年度の「学友会プロジェクト会議」は全9回開催され、学友会会則をはじめとする学友会関連規約の見直し、ならびに2014年度に予定している「学友会発会50周年記念イベント」の実施に向けた体制作りについて、支援いたしました。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
アンケートを通じて、いくつかの意見が寄せられていますが、今年度も、引き続き、本学が窓口スローガンとして掲げている「挨拶」「丁寧」「正確」に加え、学友会会則の目的に従った、皆の人間形成につながる背骨の通った窓口対応をさらに強く心がけ、取り組んでいきたいと考えています。
その他
学友会を代表する学生役員と、定期的な「学友会プロジェクト会議」を継続していきます。学友会関連規約の見直し、「学友会発会50周年記念イベント」の実施については、学友会各本部の主体的な運営と学友会活動の一層の充実につながるよう支援に努めていきます。
大学院事務室
2012年度実施アンケート結果に対する2013年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、これまでも十分に評価されてきましたが、引き続き丁寧な対応を心掛けました。ただし、時間割については教室確定までに時間を要するため、新年度前(3月中)に告知することは難しい状況にありました。
研究室施設については、不具合のある箇所を所管部署に速やかに連絡し、可能な限り改善ができました。
2013年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口対応については、特に目立ったコメントはありませんでした。引き続き、適切な対応を心掛けたいと思います。
【問合せ先】自己点検?評価室 (電話)048-946-1823,1824