2014年度教育環境改善、事務局からの回答
学生生活施設
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
学生食堂の改善については、事務局自己点検評価委員会のもと、2014年6月に「食の環境改善に関する専門部会」を設置し、詳細な分析および検討を行いました。
今年度の成果としては、本学の食環境改善にとって今後必要と思われる4つの事項(「学生センターでの弁当販売」、「食のコンセプトの策定」、「コンセプトに合うメニュー開発」、「学食など食に関係する施設設備の拡充」)を立案し、これを段階的に実施することを学内で提案中です。
学生センターについては、2014年12月に竣工2年検査を実施のうえ、必要とされる部分については修繕しました。それ以外の部分については、施設設備面については引き続き施設事業部で改善を検討し、予算措置を勘案しながら改善に取り組みました。一方、施設運用面については、各所管部署が運用方法の改善に努めました。
学内の分煙対策については、本学の衛生委員会を中心として、教員?職員?学生が協働して行う「分煙パトロール」をはじめ、新入生を対象とする「健康ガイダンス」の開催、ポスター掲示など、タバコが与える健康への影響や喫煙マナーに関する啓発活動に取り組みました。特に分煙パトロールに関しては、苦情が多く寄せられていた学食前テラスなどへの巡回を強化し、学内喫煙ルールの徹底を図りました。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
学生食堂について
学生食堂および学内の飲食店舗については、昼食時の混雑、メニューの品質、品数、価格などに関して、非常に多くのコメントが寄せられています。
これらの「食」に関する問題解決に向けては、事務局自己点検評価委員会のもと、2014年6月に「学生の食環境に関する改善作業部会」を設置し、詳細な分析および検討のうえ に各種の改善策を策定し、これを段階的に実行することとしました。
学食の混雑緩和?食スペースの分散化に向けては、学食以外の場所での弁当販売が行えるように、今年度より業者との折衝を開始します。関連して、飲食スペースについては、学生センターでもラウンジ、雄飛ホールに昼食スペースを有しており、他にも学内にはいくつか飲食可能なスペースが設けられています。食スペースの分散化に際しては、既存のスペースあるいは新規のスペースにテーブルやカウンターを増設する計画を合わせて策定?実行する予定です。
メニューの品質、品数、価格などの改善に向けては、まず、大学として「食」コンセプトを確認する作業に着手する予定です。学生の「食」に対する多様な価値観、ニーズを集約した後、それを具体化したメニューの開発および価格の設定に着手するという手順で改善を図ります。学食メニューでは「早い」「うまい」「安い」といった概念が一般的でしたが、今後は「食育」「高品質」「独自性」「国際性」といった概念を取り入れていくことも想定しています。
それ以外には、学生食堂内の空店舗の問題が挙げられますが、こちらについては混雑緩和、メニュー改善の状況を勘案して具体的な検討を進める予定です。
学生センターについて
各施設については、「きれい」「使いやすい」といったコメントが多くありました。また、警備?管理体制やインフォメーションが良いといったコメントもありました。こうした点は、今後も維持していきたいと思います。また、リクエストとして、有料のコピー機、給水器などを設置してほしいというコメントがありました。そうした要望については、設置の必要性や利用見込を検討のうえ、対応していきたいと考えています。
また、「部活やサークルに所属していない学生も使いやすいように」といったコメントがありました。現在、一般学生も利用できる施設としては、1階フリースペース、2階トレーニングルームが設けられています。なお、これらの施設利用については、学生課にて案内しています。
その他
現在、学内西側エリアでは、創立50周年記念館(仮称)の建設工事を行っています。その関係上、西門付近には工事関係車両が多く出入りするなどしますが、事故防止のため、通行の制限や警備員による誘導を行います。関連して、駐輪スペースについては、旧図書館ならびに5棟周辺の駐輪スペースがしばらく使用できなくなりますが、その間、学生センター南側に代替の駐輪場を設けました。建物工事期間中の理解と協力をお願いします。
構内を通行する自動車に対して、安全な走行を求めるコメントがありました。教室棟付近では、配達?運搬のため車両が進入?駐車することがありますが、構内進入の際は歩行者に注意し徐行するよう、注意を呼びかけます。
喫煙所については、当面、「完全分煙」という方針を掲げながら、できるだけ喫煙習慣を身に付けないようにする取り組みを推進し、喫煙者数の減少に向けて活動していきます。具体的には、分煙パトロールのスタッフを増員し、平日におけるキャンパス内の巡回を強化します。あわせて、ガイダンスやポスター掲示などを通して、受動喫煙防止や健康増進のための啓発活動を実施していきます。
教育施設
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
教室全般について、2014年春に5棟屋上防水の劣化による雨漏りがありましたが、同年4月から5月にかけて、屋上防水の緊急工事を実施しました。また2013年度から開始した中央棟外壁の劣化対策工事についても、2014年9月に完了しました。
また、創立50周年記念館(仮称)の建設計画については、2014年9月までに基本設計を完了し、現在、施工会社(ゼネコン)を選定および決定したところです。2015年3月には、建設地となる旧図書館の解体工事に着手しました。現時点の予定では、新教室棟の完成は2016年度末を想定しており、2017年度春学期からは4棟を除くすべての築40年を超える教室棟の建て替えが完了します。
施設整備に関係して、本学の省CO2、省エネルギー施策については、自主的な取組に加えて、埼玉県条例に基づく「削減率」が定められています。この削減率は、東京都を除く他県等の条例に比べて大変厳しいもので、その基準をクリアしない場合には社会的に公表されるとともに、基準を達成した企業などから排出権を購入するなど大きな負担を負うことになります。本学は今後も引き続き、省CO2、省エネルギー施策を継続していく必要があります。また、設備?機器の省エネ性能アップに加えて、学生?教職員がアクティブに対応し、各教室などにおいても不要な照明を消す、過剰な空調を切るといったことも大切だと考えています。なお、今年度の省エネ施策としては、2014年10月に35周年記念館アリーナの照明をLED照明に更新しました。これにより、本学のアリーナは省エネルギーに合わせて、機能?性能においても優れた設備になりました。
多くの要望が寄せられたグラウンドの一般学生利用については、今年度よりスポレク準備室(東棟1F)が窓口となり、授業等に支障のない限り、利用可能となりました。なお、グラウンドの夜間照明については、専門業者を交えて性能や費用などを勘案しながら検討してきましたが、要望実現までには今しばらく時間がかかる見通しです。
その他、2014年10月下旬には、学生センター前(獨協さくら橋寄りのウェルカムプラザ)に新たな掲示板を設置しました。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
教室について
4棟、5棟など比較的古い教室棟に関する指摘は、緊急性や重大性を伴うものでない限り、2015年3月に着工した創立50周年記念館(仮称)の建設をもって対処します。新教室棟については、現在の旧図書館および5棟を取り壊して、2017年4月より運用を開始する予定となっています。加えて、6棟については年々、机?椅子、空調、トイレに関するコメントが寄せられていますが、指摘のあった箇所については点検を行い、異常や老朽化が認められる点については改修を図りたいと考えます。
天野貞祐記念館ならびに東棟については、主に空調についてのコメントが寄せられています。本学の空調については、省CO2、省エネルギーといった自然環境に関する本学独自の方針、エネルギー利用に関する法令に沿うよう、日々調節を図っている点をご理解ください。また、空調対策については、教職員や学生の皆さんにおいても適宜、着衣を工夫していただくなど、「人と自然と建物が調和する空間」づくりにむけた協力をお願いしたいと考えています。
アリーナ、グラウンドについて
アリーナ、グラウンドについては、例年同様に、積極的に利用したいというコメントが多く寄せられました。一般学生?ゼミでの利用については、東棟1階のスポ?レク準備室にて空き状況を案内しています。また、クラブ?サークル等の利用について学友会総務部長室事務課(学生センター3階)にて受付を行っています。
利用スケジュール以外では、グラウンドの夜間照明施設の増設あるいは点灯時間延長を求めるコメントがみられました。グラウンドの利用については、可能な限り安全と利便性の向上に配慮していきたいと考えています。しかしながら、夜間照明については、昨年度も回答したように、現在の支柱の高さに照度の高い照明を設置した場合は、光の入射角の問題から競技者の視野に強い光が入る可能性があるとともに、新たに大型の支柱を設置するなど大きな工事が想定され、周囲の住宅への光害問題など、大学近隣への影響も考慮する必要もあります。このように、現時点では改修にあたって調整すべき点が多くあり、現時点では実現が難しい状況にあります。こうした点については、改めてご理解とご協力をお願いしたいと思います。
その他、これらの周辺施設(シャワー室、更衣室など)についてもいくつかコメントが寄せられました。問題と指摘された点については、点検を行うとともに、故障や不具合等が認められる点については随時改修を行いたいと思います。
事務局全般
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
本学は、2014年10月に創立50周年をむかえましたが、すでに新たな飛躍を目指す次の50年(NEXT50)に向けて、「教育現場から発信し続ける大学改革」、「教育?研究体制のさらなる推進」、「総合的学生生活支援策の強化」、「少人数教育と国際化?グローバル化教育の推進」、「創立50周年記念館(仮称)の建設とキャンパス再編(第4次計画)」に着手しています。
事務局では、こうした重要課題に関する取り組みを支援しつつ、従来から窓口対応、教育研究施設、学生生活施設の改善に努め、諸施策に取り組んできました。
窓口対応の改善については、各課で学生からの指摘や意見を点検?評価し、速やかな改善に取り組みました。また各課では、「挨拶」「丁寧」「正確」のスローガンと教育的配慮に基づいて、学生との距離を近づける雰囲気づくり、学生を支援する各種イベントの開催、積極的な情報発信などに取り組みました。
教育研究施設の改善については、教室、アリーナ、グラウンドなどの施設の安全性、快適性、利便性の向上に取り組みました。また、キャンパス再編(第4次計画)関係では、メイン事業である「創立50周年記念館(仮称)」の建設にむけて、ゼネコンの選考などの準備を順調に進めました。学内の安全?防犯対策については、教育研究の場としてふさわしい環境となるよう、今後さらなる取り組みを進めていきたいと考えています。
学生生活施設の改善については、学生センター、学生食堂などといった施設の安全性、快適性、利便性の向上に取り組みました。特に、長年にわたって意見の多かった学生の食の環境改善については、事務局において集中的な検討を行いました。その成果として2015年度以降は学生センター内での弁当販売、食のコンセプト策定、メニューの抜本的改善、飲食用の施設改善、空き店舗の活用などの改善を順次、段階的に進めていく予定です。
35周年記念館については、「創立50周年記念館(仮称)」建設に伴う代替地確保のため、やむを得ず、多目的スペース、ミーティングルームの学生利用を一定期間変更することとしました。学生の皆さんには理解と協力をお願いしたいと思っています。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
職員の窓口対応については、毎年多くのコメントが寄せられています。「親切だった」「対応が良かった」などの意見を頂いていますが、今年度のアンケートでは職員の言葉遣いについての指摘が目立ったように思います。
学生相談業務では、事務的な対応に終始しないよう学生の個性を見極めながら親身に対応することを心がけ対話に臨んでいますが、その際、やや丁寧さを欠いていることが要因と考えます。この点については今後、「事務局自己点検評価委員会」を通じて、言葉遣いに関する具体的な意識の統一を図りたいと考えています。
教務課
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応の改善要望の声については、従来取り組んできたSD(Staff Development)活動を通じて見直しを図りました。これにより学生からは、「人によって言っていることが違う」「説明があいまい」「回答が遅い」「情報提供が遅い」などの意見がほとんど見られなくなるなど、着実に成果を上げていると思われます。
しかしながら、窓口の態度についての指摘は、依然として寄せられています。今後は、個々の職員の意識に一任することなく、課全体として窓口対応スローガンを再認識する機会を設けるなど、継続的に改善することが重要と考えます。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口対応については、「よかった」「(説明が)わかりやすく丁寧だった」などのコメントがあるものの、「態度が悪い」「不親切」「説明が曖昧」などといったコメントもありました。教務課では、従前より独自のSD活動として、情報の共有化、個人のスキルアップ、および関係部署との連携強化などに取り組んでいます。今後は、これらの取り組みをより一層強化したいと考えています。
学生課
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、悪い対応?態度とみられることが無いよう、従来に引き続き「挨拶」「丁寧」「正確」のスローガンを周知?徹底し、課員一同に積極的に働きかけました。
学生センターの各種施設については、部活動など課外活動のため、結果として一般学生の利用が制限されてしまうところがありましたが、可能な限りの調整を図り、多くの一般学生の方々が最大限利用できるように努めました。また、以前、試行的に行った弁当販売についても、学食混雑緩和だけでなく学生センター内の活性化を見込んで、改めて検討しました。
敬和館の運営については、敬和館生より選出されている総務委員と月一度の話し合いの場をもち、規律を守ることの重要性を説きながら、外泊手続等のあり方について検討しました。
その他、落し物の陳列方法について見直しを検討しましたが、当面は現状通りとしました。また、グラウンド?フットサル?テニスコートの一般学生向けの貸出についても検討を行いましたが、いずれもスケジュール等の調整すべき点が多々あることから、当面、現状通りの実施としました。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
学生課の窓口対応については、「親切だった」という意見が寄せられましたが、「態度が悪い」「対応が悪い」といった意見もありました。具体的には言葉遣いやトラブルへの対処の仕方を指摘する内容となっていました。これらの意見や指摘については、「親切」「丁寧」「正確」という意識を徹底した行動をとることで改善に取り組みます。
敬和館について
敬和館については、基本となるルールを設けて運営していますが、今後の運営改善の参考となる意見がいくつか寄せられました。例えば、外泊の手続は生活指導の観点から従来通り学生課で行うことが適当と考えています。年末には、帰省のため外泊手続をとる学生が多いことを考慮し、早めの手続を呼びかけるなど混雑が生じないような工夫を講じたいと考えます。また、その他の問題についても適宜対処し、改善策を講じていきたいと考えます。
保健センター
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
保健センターで処置?対応できない場合には、そうした旨を学生に説明し、可能であれば医療機関等を紹介し、どのようにすればよいかのアドバイスまでを行いました。学生の皆さんには、そうした説明を窓口でよく聞いていただけたと思います。
各種セミナーの開催については、学生の声に傾聴しつつ、テーマや参加条件に柔軟性を持たせて、多くの参加者が募るようにしました。今年度は女子学生向けと思われがちなテーマ(靴の選び方、表情筋トレーニングなど)でセミナーを開催しましたが、男子学生の参加も見られるなど、一定の成果を挙げることができたと考えます。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口の対応については、「良い」「悪い」双方のコメントが寄せられました。保健センターでは窓口での受付、応急処置?対応、および医療機関等の紹介に際して、丁寧な説明?アドバイスを心がけていますが、今後もより一層、学生の皆さんの理解が得られるよう接していきたいと考えます。
カウンセリング?センター
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
カウンセリング?センターに「入りにくい」との学生の声に対しては、「カウンセリング?センター?ニュース」やカウンセリング?センターのホームページなどを通して、利用方法について周知活動を行いました。それにより、これまでのところ昨年度よりも若干個別相談の件数が増加している様子が伺え、取り組みの成果がみられつつあります(2014年10月末統計資料より)。今後とも、カウンセリング?センターが利用しやすくなるように相談室の環境整備に努めていきます。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
雰囲気について
学生の皆さんには、「親切だった」「世話になった」「良く話をきいてくれた」などのコメントが寄せられ、好評が得られていると考えています。悩みがあるけれど相談したことがないという学生の方々がいましたら、ぜひ来てみてください。
カウンセリング?センターでは、学内刊行物やホームページにて利用方法について周知活動を行っています。利用に際しては電話受付(048-946-1959)も可能ですので、まずはお問い合わせください。今後もリラックスした雰囲気のなかでカウンセリングが行われるように、カウンセリング室の環境整備に継続して努めていきます。
キャリアセンター
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口の改善について、次のような取り組みを実施しました。
毎朝のミーティングでは、学生の動向、求人状況、その他の問題について報告し合い、学生対応に活かしています。
1?2年生に対しては、全学共通科目「キャンパスライフと仕事」などの授業を通じて、キャリアセンター、就職ガイダンスおよび各種講座について案内しました。その結果、「1?2年生のための就職ガイダンス」などへの参加者が増加しました。
3年生に対しては、就職ガイダンスを4月から開始し、途中の9月および翌年の2月に振り返りのガイダンスを実施しました。これにより、就職活動開始時期が従来と異なる3年生に対して、それぞれ適切に支援しました。同時に、冬期や春期に実施されるインターンシップへの参加や業界研究セミナーの受講を呼び掛け、就職活動に対する早めの備えを怠ることのないよう働きかけました。
4年生に対しては、スタッフ間で企業求人情報を共有?交換して学生に紹介?助言するなど、適切に指導しました。また、9月卒業生の10月入社に向けた対応等を図りました。
外国人学生、留学生に対しては、7月に外部から講師を招聘して「外国人学生のための就職ガイダンス」を開催しました。受講学生の満足度も高くなっています。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
進路?就職相談について「親身に相談に応じてくれた」「世話になった」「いろいろアドバイスをもらった」など、好意的な意見がありましたが、「威圧的だった」「職員によって対応の差が大きかった」「入りにくい」など、改善を求める意見もみられました。
キャリアセンターでは、職員全体での相談内容および求人に関する情報共有を常に心がけています。寄せられた意見に対しては、様々な学生の個性や要望に対応できるよう、引き続き改善に努めていきたいと考えています。
特に、「入りにくい」「相談しにくい」との声に対応し、2015年4月から室内レイアウトを変更しました。加えて、5月からはキャリアセンター?ツアーを実施します。試験的な実施になりますが、ゼミ単位で学生を案内し、室内にある資料、書籍の活用方法や相談受付について説明することにより当センターが身近な存在になれるようにしたいと願っています。同様に室内では、ミニイベントやミニ講座も徐々に開催していきます。
さらに、多くの学生に当センターを積極的に利用してもらえるよう、就職ガイダンスなどを通じて当センターの進路?就職支援の内容を周知するとともに、個別相談の充実も図っていきたいと考えています。
図書館
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
スタッフの業務中の私語や不親切な応対については、投書でも改善を求める声が寄せられたことから、改めて、カウンターなどで親切?丁寧な対応をこころがけるよう、すべてのスタッフに周知しました。
定期試験期間のパソコン利用については、今年度は昨年までに比較して混雑の度合いが減ってきているように見受けられますが、時間帯によっては順番待ちが起きていますので、引き続き対策について検討していきます。
延滞図書への対応については、図書返却を促すため長期間の返却延滞者にはカード入館を停止する処置をとり、一定の成果が上がりました。今後も継続して実施していきます。
資料の購入希望についても、引き続き迅速?丁寧な対応に努めました。
開館時間については、今年度実施したオープンキャンパス実施日曜日の休日開館日は利用者が少なかったため、次年度はその分を6月の日曜日の休日開館に充てることにしました。なお、現状の授業開始15分前よりも早朝の開館については、休日開館日の増加とどちらが優先するかなど、利用状況を見ながら、引き続き検討していきます。
館内の環境整備のため、試験期など利用が集中する期間に職員の巡回強化などの対応を行いました。特に年末以降、貴重品?バッグ等を置いたまま離席している間などに盗難(置き引き)にあう被害が連続して起きたため、館内放送や掲示による注意喚起や警備員による巡回強化などの対策を実施しました。安心して利用できる環境となるよう、安全対策についてさらに検討を進めていきますが、貴重品は必ず身につけて離席するなどの協力をお願いします。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口での対応については、概ね「良い」「丁寧」「優しい」といったコメントでしたが、いくつか「こわい」「態度が悪い」といったコメントも認められます。アンケートの結果を図書館職員全員に対して周知し、引き続き改善を図ります。
施設?図書貸出、開館時間などについて
例年、パソコン増設を求めるコメントが寄せられていますが、コストや設置スペースの都合などから、直ちに増設することは難しい現状があります。当面はこれまでと同様、職員の巡回などにより荷物による長時間占有などのマナー違反を防止する対策を実施しながら、他の方策を検討していきたいと考えます。図書館以外のパソコン利用場所としては、東棟4階の自習専用教室(E-408)の他、授業の空き時間には自習可能な教室がありますので、そちらもご利用ください。
また、無線LAN接続パソコンからの印刷や、パソコン清掃の回数増加など、パソコン関連の要望があがっていますので、可能な方法を検討していきます。
それ以外にも、施設に関連して空調の調節が適切でないとの声や飲食スペース設置の要望があったほか、共同学習室の運用に関して変更を求める意見などが寄せられています。これらについても、改善および対処方法について検討していきたいと考えます。
図書の返却延滞に関して、いくつか「猶予期間が長い」「より厳しい対応を取るべき」といったコメントがみられました。2014年1月より、長期延滞者に対するカード入館停止の措置を開始したことにより、長期間の延滞は以前より減少していますが、今後も状況をみながら延滞全般を減らす方策について検討していきます。
開館時間、開館日に関して、休日開館日数増加や早朝?深夜の開館を求めるコメントがありました。特に現状の8:45よりも早朝の開館を求める要望が数多く寄せられています。利用状況を確認の上、開館時間延長、開館日数の増加について検討していきます。
また、特定分野や視聴覚資料など、図書館資料のより一層の充実を求める声がいくつか寄せられています。蔵書検索(OPAC)の購入依頼および投書ボックス等を利用して、具体的な要望をお寄せいただきたいと思います。
教育研究支援センター(ICZ)
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応等の改善について、次のような取り組みを実施しました。
ICZの学生支援に関する理解向上のため、新しいパンフレットを作成しています。これまで、2015年度新入生に対して配布ができるよう、準備を進めてきました。
資料については、各言語ともにできるだけ最新のものを置くよう努めてきました。他方、ICZでは多彩なイベントの開催に努めました。12月のクリスマスパーティは、内装を工夫し、盛り上げることができました。また、次年度に向けてのプレ企画としてTOEIC講演会を実施し、約70名の参加がありました。その他、国際交流センターによる留学生フェアウェルパーティも開催しました。なお、ICZが独自に実施したアンケートの結果では、資料の充実よりもむしろパーティやイベントを多くやってほしいという要望が多くありました。こちらを受けて、次年度イベントの計画を立てていくことを予定しています。
快適な環境づくりに向けて、空気清浄機をICZラウンジに設置して稼働させました。また、昼食時にはカップラーメン等を控えるように注意を促すなどして、空気環境の保全を図りました。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応?雰囲気について
学生の皆さんからは、「丁寧」「便利」「よく利用している」といったコメントが寄せられていますが、「(外国語学部以外の学生は)行きずらい(入りずらい)」といったコメントや、外国人と会話できる機会をもっと増やしてほしいといった要望が寄せられました。
入室や利用については、本学の学生であれば所属学科は問いません。また、チャットルームでは「入門」「初級」といった語学力の目安を設け、講師も積極的に配慮していますので、初心者の方や語学力に不安のある方でも安心して参加して頂けると思います。さらに、外国語に興味のある学生の利用を促す方策としてはICZの案内パンフレットを配布するなどして、学生支援内容の理解の向上を図ります。
また、外国人との交流イベントについては、昨年度のイベントを参考にしながら、今年度も様々なイベントを計画し、実行していきたいと考えています。その際には、アンケートなどで寄せられた意見を参考にしていきたいと考えています。
その他、視聴覚資料の充実にも引き続き取り組んでいきたいと考えています。
教育研究支援センター(ヘルプデスク)
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、スタッフに対して個別指導および学期毎に面談を実施し、学内窓口のスローガンである「挨拶」「丁寧」「正確」について周知を続けてきました。また休業期間中には、特にティーチングアシスタント(以下、"TA"という)に対し、学生役、TA役、観察する人に分かれ、実際の対応をシミュレーションし、どのような対応が良いと感じるのか客観的に評価しあったり、スタッフ個々で気を付けていることを伝え合い共有しあったりする、といった勉強会も実施しました。
また、独自の自己評価を実施して、スタッフ個人が考える「自分の課題と具体的な方策の提示」を書き出したものをリーダーと共有し、日常業務の中で具体的な課題意識を持てるようにしました。
こうした「定期的な振り返り」を行い、課題設定と振り返りを継続したことで、改善策が徐々に具体的な内容に変わりました。提示された良い方策については、一覧にまとめ、スタッフ間で共有しており、各自が参考するようにしています。この結果、スタッフの意識レベルは確実に向上しており、窓口の雰囲気も変わってきたと実感しています。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口の対応については、「丁寧」というコメントが寄せられましたが、「怖い」「対応が良くない」といったコメントも寄せられました。ヘルプデスクでは窓口スローガンである「挨拶」「丁寧」「正確」の意識徹底を図り、さらに勉強会や自己評価などを実施して改善を図ってきましたが、今年度も指摘された点をふまえ、引き続き改善に取り組みたいと考えています。
利用案内について
授業が行われていないPC教室の利用について質問するコメントがいくつか寄せられました。PC教室の空き状況は、東棟4棟電子掲示板で案内しています。その他に何か不明な点がありましたら、直接ヘルプデスクまでお問い合わせください。
教育研究支援センター(天野貞祐記念館2階窓口)
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
PCの貸出サービスについては、2014年度秋学期より、貸出機器の回転率?稼働率を上げるべく、下記の通り変更し、改善を図りました。
学内2か所で貸出していた学生向け貸出PCについては、天野貞祐記念館2階窓口のみに集約しました。
貸出期間を2泊3日から1泊2日に変更しました。
東棟ヘルプデスクは、天野貞祐記念館2階窓口よりも閉室の時間が遅い為、天野貞祐記念館2階窓口閉室15分前から東棟ヘルプデスクでの返却受付を開始しました。
上記のように、PCの貸出窓口を集約したことで、在庫状況が明確になり利用者の負担は軽減されました。また以前は、「在庫切れ」がしばしば発生しており、窓口で返却を待っている学生によっては返却がなく貸出を受けられないまま窓口が閉室してしまうケースも見受けられました。しかし現在は、学生の来室が集中する休み時間のみ一時的に「在庫切れ」が発生するものの、少しお待ちいただければ、貸出を受けられるような状況に改善されました。
以上のように、今回の運用見直しによって貸出PCの回転率が上がり、前年と比べ貸出件数は約1.5倍に増えサービスの向上が図れたものと考えます。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
貸出用PCについて
ノートPCの貸出期間を昨年度秋学期から1泊2日に変更した件について、「不便になった」というようなコメントが寄せられました。また、返却受付時間の延長や場所についての意見が寄せられました。
学生のPCレンタルのニーズは非常に高いことは把握していますが、コストなどの問題から、確保できる台数には制限があります。そうした状況で、学生の貸出ニーズに対応するためには、貸出期間を短く設定せざるを得ないということをご理解いただきたいと思います。また、返却受付の時間や場所については、次の貸出のための点検(返却物が揃っているか、破損や故障はないかなど)に要する時間や作業などに鑑みて設定しています。返却受付時間(19時45分)以降も学内でPC利用を希望する場合には、お手数ですが、図書館の「機器利用ゾーン」にある備え付けノートPCをご利用いただきたいと思います。
国際交流センター
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、わかりやすく丁寧な説明をスタッフ全員が心がけました。担当言語圏によりスタッフの出勤日が異なりますが、不在の場合でも必ず情報伝達?情報共有するシステムをとっています。
ここ数年、学生による国際交流イベントや、国際交流センター学生サポートスタッフ制度、学内でのTOEFL ITP○R、IELTSの実施等の新しい試みを開始し、国際交流や留学チャンスの拡大に努力してきました。2015年度には新たに「留学フェア」の学内実施を計画中です。留学から帰国した学生や協定校から本学に留学中の学生に話がきけるブース、語学力アップのための相談コーナー、国際交流センタースタッフによる留学準備相談コーナーなど、多彩な内容を予定しています。日程等の詳細は、決まり次第「獨協大学ニュース」、HPなどでお知らせします。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口対応については、好意的なコメントが寄せられましたが、「"上から目線"で対応された」「希望する留学先(留学形態)について相談にのってくれなかった」などのコメントがありました。当センターでは、様々な留学プランを提示していますが、学生からの相談に際しては、あらかじめ本人の希望(留学目的、留学形態など)を勘案したうえでプランを提示できるように努めたいと考えます。
その他
「(学部に関係なく)留学情報を多く発信してほしい」「留学先を増やしてほしい」といったコメントがありました。
海外協定校は、2010年度の27校から、現在44校となりました。これを、2016年度までに50校まで増やす予定です。また、2015年6月の「留学フェア」開催などをはじめ留学情報の発信頻度および量も、さらに充実させる予定です。みなさんもアンテナを高くし、自分にとって有益な情報を漏らさずキャッチしてください。
なお、本学教職員11名をメンバーとする「獨協大学の国際化?グローバル化検討部会」は、2014年に意見交換会を2回開催し、その際に学生の皆さんからいただいた声を参考に、2014年12月に答申を提出しました。答申中の提言については、新たに立ち上げられる推進委員会で、全学的に取り組んでいく予定です。
エクステンションセンター
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、寄せられたコメントをスタッフに周知し、「挨拶」「丁寧」「正確」に加えて「笑顔」での対応を心がけ、改善に努めました。また、2014年11月には入口ドアの改修を行い、利用者が入室しやすいような雰囲気づくりにも努めました。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口の応対について
窓口対応について、「親切だった」「対応が優しかった」「世話になった」など、好意的な意見を頂きました。今年度もそうした窓口対応を心がけるとともに、気が付いた点があれば積極的な改善に取り組んでいきたいと考えています。
学友会
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、事務的な対応とならないよう、常に相手を見て丁寧に、きめの細かい対応を心がけました。また、日頃から、学友会所属の各団体と密にコミュニケーションを取るようにしました。
今年度は、7回にわたる学友会プロジェクト会議の開催と学友会本部役員の三部長会議への出席、学友会本部役員と頻繁に打ち合わせを持ち、以下の50周年記念事業と学友会活動の基礎となる環境整備について支援しました。
2014年12月13日の「学友会発会50周年記念式典」には約400名、「祝賀会」には約800名の参加があり、学友会50年の節目に相応しい祝典を、学友会本部役員が所属団体と連携をとりながら、無事、やり遂げることができました。
『学友会50周年誌』は、学友会本部役員が編集中で、2015年度中に発行予定です。
学友会各団体への「活動物品」援助は、学友会本部役員による厳正なる審査の下、9団体が援助対象となりました。この援助は、各団体が必要とする練習用具等を補い、学友会活動の充実につながっています。
学友会関連規約の見直しは、上記、学友会発会50周年記念事業の負担が大きく、実施には至りませんでした。ただし、財務面では学友会予算がひっ迫しつつある中、学友会財務委員会が、現状の「財務諸規約」に従い、徹底した支出の健全性を担保できるよう、これまでにないアクションをおこし、年度末に次年度の予算編成を終了することができました。今後、このアクションを総括し、「財務諸規約」の見直しにとりかかる予定です。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
概ね「丁寧な対応だった」というコメントが寄せられましたが、受付の待ち時間や学友会本部との連携?調整に関して改善を求める意見もありました。今回指摘された点については今後、改善に取り組みたいと考えます。また、2015年度も引き続き、本学が窓口スローガンとして掲げている「挨拶」「丁寧」「正確」に加え、学友会会則の目的に従った、皆の人間形成につながる背骨の通った窓口対応をさらに強く心がけ、取り組んでいきたいと考えています。
施設利用について
「休みの日の当日に、グラウンドやスタジオを利用できるようにしてほしい」という意見がいくつかありましたが、休日に受付担当者を配置することが難しい現状から、従来通り、事前に計画を立て、利用手続をお願いしたいと思います。
大学院事務室
2013年度実施アンケート結果に対する2014年度教育環境改善報告
結果?成果
窓口対応については、スローガンである「挨拶」「丁寧」「正確」に基づき、適切な対応を実践しました。大学院生からは特段の意見、指摘等はありませんでした。
2014年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口対応について
窓口対応については、特に目立ったコメントはありませんでした。引き続き、適切な対応を心掛けたいと思います。
【問合せ先】自己点検?評価室 (電話)048-946-1823,1824