創造祭(学生記者取材)
「創造祭」は、獨協大学で行われる大学祭の1つである。11月の学園祭「雄飛祭」とは異なり、文化系団体を中心に日々の活動の成果を発表することを目的として開催される。
この「創造祭」は計4日間行われ、昼休み?放課後を中心に行われる。そして、参加団体が多種多様な企画を通じて、日々の活動の成果を発信している。
イベント
開祭式
5月25日、晴天の中、雄飛ホールで開会式が始まった。式では、山路学長、創造祭実行委員長のスピーチ、コピーダンスサークルABORNのパフォーマンス、書道研究会のパフォーマンスが行なわれた。ABORNのBTSやITZYのコピーダンス、書道研究会の実演なども見応えがあり、観客が非常に盛り上がっていた。
軽音楽部Swingin' Cats J.O.
小講堂で軽音楽部「Swingin' Cats J.O.」がジャズライブを開いた。今回は1年生の初公演で、「Take5」や「茶色の小瓶」などの曲を演奏した。情熱が感じられ、心が熱くなるような演奏だった。
茶華道部
学生センター3階の茶室で、茶華道部による「清風茶会」が行われた。茶室に行くと、部員たちが笑顔で出迎えてくれた。20分ほどの茶会では、留学生等らも終始楽しんでいた様子で、とても和やかな雰囲気であった。
書道研究会
雄飛ホールにて書道研究会による書道パフォーマンスが行われた。「嵐」や「あいみょん」のヒット曲の歌詞に合わせ、筆を走らせた。気迫に満ち、文字に込められた思いを感じられるステージで、観客の心を掴んでいた。
チアリーディング部
雄飛ホールにて、体育会チアリーディング部ZEPHYRS(ゼファーズ)によるステージが行われ、新入生10人を含めた新チーム24人で団結力のある演技を行った。アクロバットを取り入れた迫力のある演技で大勢の観客を魅了した。
ABORN
小講堂でABORNによるK-popやJ-popのダンスが計7曲披露された。「ENHYPEN」、「Kep1er」などの比較的新しい曲から「Stray Kids」「fromis_9」、「INI」などの半年~数年前の曲まで幅広く披露されていた。学生に人気で知名度が高いアーティストの曲が多く、多くの観客が楽しめる公演となった。
ジャグリングサークル カクタス
5月26日の昼休み、雄飛ホールでカクタスによるジャグリングのパフォーマンスが行われた。けん玉やポイ、ボール、クラブを使った様々なトリックが披露された。複数人で道具を投げ合う技では互いにタイミングを合わせていた。バランスをとるのがポイントであり難しいところだという。道具を巧みに操る様子に拍手が沸き起こった。
お笑いサークル ルナジリオ
雄飛ホールにて、お笑いサークル「ルナジリオ」の5組が漫才やコントを披露した。お笑いに対するパッションが感じられ、この中から将来芸人として活躍する人が出てくるのか、目が離せない存在となりそうだ。現在メンバー募集中。
安間教授企画「水書道実演」
5月25日の昼休みに安間教授による水書道が行われた。水書道とは、墨の代わりに水を使って行う書道。雲一つない好天の中、乾いた地面に書かれた美しい書に、皆足を止めて魅入っていた。教授は平和な世界と平穏な生活になることへの期待込め、日本語や他の国の言語で「平和」という文字などを書いた。
展示
広告研究会
広告研究会が学生センター1階で常設展示を行った。内容は広告研究会の活動内容の紹介や、部員の募集などで、チラシや映像がとてもスタイリッシュだった。
写真部
写真部は、学生センター1階で「企画展~光~」と題した展示を行った。さまざまな写真が数多く展示されており、人物の写真など、観ていてとても考えさせられるものも多くあった。学生の目線で撮られた写真は、私たちに何かメッセージを伝えているかのようでもあった。
漫画研究会
5月25日~28日までの4日間、学生センター1階にて漫画研究会による展示が行われた。オリジナルの男性キャラクターを描いた作品など素敵なイラストが数多く展示されていた。通りかかる人は足を止め、オリジナリティ溢れる作品を鑑賞していた。