『たむら市政だより』1月号 冬の省エネポイント
『市政だより』1月号の連載記事「ちょこっとエコライフ~身近な省エネを実践しよう!~」Vol.5 「冬の省エネポイント」で取り上げたものも含め、簡単にできる省エネ対策のご紹介です。
冬の電気使用の3割は暖房
以下の図表1は、冬の1日あたりに、家庭で電気を何に使うかの割合を示しています。最も電気使用割合が高いものは暖房であることが分かります。暖房に加えて、給湯や温水便座など家を暖めるために多くのエネルギーが必要となります。
図表1 家庭における電気の使用割合(冬季の1日間)
[出典]経済産業省資源エネルギー庁「冬季の省エネ?節電メニュー」(以下のURL参照)1ページより引用。
このように省エネを進めるうえで、冬の暖房で節電を図ることが重要となります。以下では暖めた部屋の熱を逃がさない方法をまとめました。
暖めた部屋の熱を逃がさない方法
1.エアコンの目詰まりフィルターの掃除
エアコンの性能をフルに活用するには、フィルター掃除は欠かせません。掃除機でホコリを吸いとったり、ぬるま湯で洗ってからしっかり乾かして、使用しましょう。
2.電気カーペットの下には断熱シートを敷く
床からの冷気で中々暖まらないという経験がある方はいませんか?床用断熱シートは100円ショップで販売されているお手頃なものや、ジョイントマットタイプもあります。簡単に取り入れることができる省エネ対策です。
3.こたつ布団の下に毛布を掛ける
こたつ布団と敷布団だけで寒さを感じる場合には、こたつ布団の下にさらに毛布を掛けましょう。空気の層を増やすことで、保温しやすくなります。床から寒さを感じる場合は、敷布団の上に毛布を敷いても温かく感じることができます。
4.緩衝材のエアーキャップの活用
緩衝材や梱包材として使われているエアーキャップ(通称「プチプチ」)を窓の下半分に貼ることで暖めた部屋の温度を逃がさないようにすることができます。エアーキャップには、気泡が空気層を作り、室内の暖かい空気を外に逃げにくくする働きがあります。隙間ができないように貼り付けることで断熱性を上げることができます。さらに、アルミで加工されている窓枠は熱を伝えやすく断熱性が低いため、できるだけ窓枠を覆うように貼ることで断熱性がさらに上がります。
その他のエコアクション
暖房も含めた冬の間に省エネ?節電効果があるエコアクションは図表2の通りです。
図表2 省エネ?節電メニュー
[出典]経済産業省資源エネルギー庁「冬季の省エネ?節電メニュー」(以下のURL参照)2ページより引用。
参考文献はこちら。詳しく知りたい場合にはを以下のサイトをご参照ください!
国際環境経済学科3年 日野原