経済学部有吉秀樹ゼミが日本たばこ産業株式会社 丹呉泰健会長にインタビュー&プレゼンテーションを行いました
7月12日、マーケティング戦略を研究テーマとする経済学部有吉秀樹ゼミが、日本たばこ産業株式会社(以下、JT)を訪問し、同社会長の丹呉泰健氏らへのインタビューを実施しました。学生たちは、始めは緊張している様子でしたが、日ごろの研究活動で得られた仮説を述べ、率直に質問するなど、貴重な機会となったようでした。
丹呉会長は、学生に対し、「インターネットや AI の発達等もあり、大量の情報に容易にアクセスできる時代となっていますが、情報を鵜呑みにするのではなく、『自分で考える』力を磨いていくことがますます重要になっていくと考えています。今回、弊社を研究いただく中で、たばこに関する議論が目的に適い、合理的かつ偏りのないものとなっているか等、ゼミ生の皆さんにとって改めて『自分で考える』機会となったのであれば嬉しく思います。また、弊社は『たばこを吸われる方?吸われない方双方が共存できる社会の実現』を目指していますが、インタビュー時にいただいた率直なご意見等は、私にとっても改めて気づき、考える有意義な機会となりました。皆さんにとって、今回の経験が今後の更なる成長の一助になったのであれば幸いです」とコメントしました。
また、9月13日には、MBA(経営学修士)を持ち企業等で幹部役員等を務める方の前で、丹呉会長らへのインタビュー等を基に作成したJTの戦略について、プレゼンテーションを行いました。
学生たちは、研究の成果をわかりやすく伝えるため、論理的に説明するだけでなく、寸劇を交えるなど、趣向を凝らしたプレゼンテーションを展開しました。発表後は、参加した企業の方から実務経験を基にした厳しくも暖かい指摘があり、学生にとって良い機会となった様子でした。
このように、有吉ゼミでは、所属する2年生に対し、企業を経営している方へのインタビューと外部プレゼンテーションの機会を設けています。
※有吉先生の「よし」は、正式な表記は「つちよし」(土に口)ですが、表記できないため、便宜的に「吉」の字を使用しています。予めご了承ください。
(写真1枚目)インタビューに応じてくださったJTの丹呉泰健会長と共に
(写真2枚目)プレゼンテーションを厳しくも暖かく見守りフィードバックをくださった幹部の皆様と共に