防災セミナーを開催しました
10月30日、創立50周年記念館(西棟)W-103教室で、「命を守るためのセミナー ~大震災に備える~」を開催しました。本セミナーは、学生と教職員に防災意識を高めてもらうことを目的に、総務部と学生部が共催で行ったものです。
当日は、まず草加市危機管理課の岩城宏行氏が、同市の地震被害や、河川はん濫による浸水などの想定について主に草加市ハザードマップの情報をもとに解説しました。また、情報の収集や家具の固定など事前にできる対策の重要性についても述べました。 次に、草加市社会福祉協議会の藤井友美氏から、「自助?共助?公助」をキーワードに草加市の災害ボランティアの現状について、自ら被災したときに支援を受ける「受援力」の重要性や、同市の災害ボランティア登録制度などについて説明がありました。 セミナーに参加した約100名の学生?教職員は、同市の現状を把握することで、防災および災害時対応の理解を深めている様子でした。 同セミナーのコーディネーターを務めた高安健一学生部長は、「本学学生のうち約2,300名が一人暮らしをしているが、この学生の多くが自治会に未加入で共助の態勢が不足している点が課題である。また、ボランティアというと、がれきの撤去など重いものを移動する作業をイメージしがちだが、通訳など分野は多様であるため、学生にはぜひ災害ボランティアにも関心を持ってもらいたい」と述べました。 写真(上)会場の様子 写真(下)講演者のお二人
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