2021年司法試験 合格体験報告会が開催されました
10月3日、本学法科大学院修了生で、2021年司法試験に合格した竹下健太郎さんと眞中愛さんによる、司法試験合格体験報告会がZoomにて開催されました。花本広志?法科大学院修了生学修支援講座長の進行のもと、合格者2名の合格に至るまでの学習法や試験当日までの対策、試験当日に意識した点などについて報告がされ、質疑が行われました。
また、眞中さんが出産?育児を経験する中で合格されたことから、女性が法曹を目指すうえでの不安や苦労、それをどう克服したかについて質問がありました。これに対し、眞中さんからは、「不安はもちろんあったが、法曹を目指す気持ちを確認することで克服するしかない。育児や家事と勉強とで優先順位を決めて割り切ってやることで乗り越えた。」との回答がありました。司法試験合格者に占める女性の割合は毎年30%弱に留まっており、さらに増えることが期待されているところですが、出産?育児を経験する中で合格された眞中さんの報告は、法曹を目指す女性にとってエールになったのではないでしょうか。
なお、本学法科大学院修了生がその資格で受験する司法試験は今年度で最後となりましたが、本学法科大学院修了の資格で合格した方は、延べ59名となりました。合格体験報告会の資料は、「合格体験記」として11月に大学院事務室で配布します。