獨協大学英語教育研究会(DUETA)ワークショップをオンラインにて開催
3月5日(土)、獨協大学英語教育研究会(DUETA)主催の第11回ワークショップ(『指導と評価の一体化から考えるICTの活用と英語教育』)がオンラインにて開催されました。講師は、有嶋宏一 氏(鹿児島県総合教育センター 研究主事、本学卒業生)が務め、およそ120名が参加しました。
新学習指導要領の実施に伴い、中学校や高等学校では、「知識?技能」、「思考?判断?表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点を取り入れた観点別学習状況の評価が導入されつつある中、この3つの観点について、現場では、どのように指導し、どのように評価すればよいのかという問題に対し、具体的なケースを示しながら、一緒に考える機会となりました。また、授業の組み立てのためのICTを使った素材サンプルのアイディア等も共有しました。ワークショップの最後には、「指導するにあたり、生徒がゴールに向かって取り組んでいくことが重要となる。そのために生徒がどのように英語学習に取り組み、教師はどの点から評価しているのかを示していくことが肝要である」と有嶋先生からのアドバイスもありました。参加者からは、「具体例を示していただき非常にわかりやすかった」「次年度から取り組むべき課題が明瞭になった」といった声が寄せられました。
講師を務めた有嶋宏一 鹿児島県総合教育センター 研究主事 | |