獨協大学英語教育研究会(DUETA)講演会をオンラインにて開催
2022年7月26日
7月23日、獨協大学英語教育研究会(DUETA)主催の第26回講演会(『教師と生徒の英語によるやり取りを中心とした授業づくり』)がオンラインにて開催されました。講師は、津久井貴之氏 (群馬大学共同教育学部 英語教育講座 講師)が務め、およそ80名が参加しました。
新学習指導要領に基づく授業が高校でも開始された本年度は「小中高一貫した英語指導元年」と言え、言語活動中心の授業づくりにおいては「教師と生徒の英語によるやり取り」の重要性が高まっています。津久井先生は昨年度まで勤務されていた大妻中学高等学校で引き続き非常勤講師として授業を担当し、新学習指導要領に則った授業実践を試みており、講演内でその具体的な実践例を紹介して下さいました。たとえば生徒の発話に対する教師からのフィードバックの種類と効果を列挙され、ご自分ではどのような意図を持ってどのような場面で各フィードバックを使いわけるのかなどの情報を共有されました。また参加者の関心が高い評価についても、高校生の実際の発話と津久井先生が作成されたルーブリックに従い参加者がサンプルの評価を試み、それをブレイクアウトルームにおいて共有するなどしました。
参加者も大いに活動する形式であったため、事後アンケートには「具体例を示していただき非常にわかりやすかった」「他の先生?学校ではどのようにしているかを知ることができた」といった声が寄せられました。
講師を務めた津久井貴之氏 (群馬大学共同教育学部 英語教育講座 講師)