第6回「子ども未来講座」が開催されました

2023年12月18日

12月9日（土）、福島県田村市役所会議室において「子ども未来講座」（主催：獨協大学?田村市教育委員会）の最終講座と閉講式が行われました。

最終回となった第6回講座「総仕上げをしよう！」では、小学生が4グループに分かれ、家族や田村市教育委員会をはじめとする多くの関係者の前で、自然、食、文化を通じた田村市の魅力について英語でプレゼンテーションを行いました。

講座終了後には閉講式が行われ、本講座のコーディネーターである羽山恵本学英語学科准教授より参加した小学生一人ひとりに修了証が手渡されました。

引き続き挨拶した飯村新市田村市教育長は、「小学生の皆さん、６回の講座は大変だったと思いますが、良い経験をしたことを実感していることと思います。この講座に費やした時間と経験は、今後の生活?学習に必ず生きます。これから君たちが生きていく上で必要となるのは、ICTと英会話力です。これからも英語の勉強を続けてほしい。もう一つ必要なのはプレゼンテーション力で、これも大人になってから必要となる力です。その基礎を小学生の段階で学べたことは本当に貴重な経験だったと思います。また、今回の講座を通じて、ふるさとの良いところを知る機会となり、地域を知ることの大切さも学べたものと思います。この講座で皆さんは色々な宝物を得ることができました。これからの皆さんの色々な面での頑張りを期待しています。」と述べました。

続いて、山路朝彦獨協大学学長の「みなさんは、7月から始め、8月には留学生5人と交流するなど、今日発表するプレゼンテーションづくりのために5回にわたり、違う小学校の友達と一緒に授業を受けてきました。毎回4名ほどの獨協大学学生が講座に出席し、みなさんと一緒に悩んだりアイディアを出したとも聞きました。学生たちもみなさんと活動できたことをとても喜び、色々な部分に気づかされたそうです。みなさんはこの講座を受けて、田村市の良さに気づいたと思います。受講した経験が、これからも、きっと生かせると信じています。参加したことに自信を持っていただけたら嬉しいです。」とのメッセージが読み上げられました。

※「子ども未来講座」（全6回）は獨協大学?田村市教育委員会が主催し、公益財団法人福島イノベーション?コースト構想推進機構による「大学等の『復興知』を活用した人材育成基盤構築事業」の一環として実施しているものです。