獨協大学環境共生研究所2024年度シンポジウム開催についてのご案内
2024年4月30日
シンポジウム開催趣旨
2023年7月、埼玉県武蔵野地域が世界農業遺産(GIAHS)に認定された。GIAHSは、環境への適応や生物多様性の維持を図りながら営まれてきた伝統的農法を次世代に引き継ぐことを目的として、国連食糧農業機関が2002年より開始したイニシアティブである。GIAHSに認定された武蔵野地域の落ち葉堆肥農法は江戸時代から継承されてきたものであり、この農業システムを通して同地域では様々な動植物の生育環境が育まれてきた。
本シンポジウムは、農業のあり方を通して自然との共生をどう実現するかを議論することを目的とする。このテーマに関連した基調講演を、山林と平地林、里山を対象として林野と人間の諸活動に関する学術研究に長年携わってこられた犬井正獨協大学名誉教授に行っていただくとともに、それをふまえて各方面の専門家を交えたパネル討論を実施する。武蔵野地域の落ち葉堆肥農法を手がかりとしながら、環境?社会?経済の持続可能性の実現に向けて循環型農業に期待される役割について考える。
シンポジウム概要
日時 | 2024年6月1日(土) 14:00~16:30 |
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場所 | 獨協大学 天野貞祐記念館 大講堂 |
演題 | 「武蔵野の落ち葉堆肥農法から考える食と農と環境」 |
形式 | 対面のみ(オンライン配信は行いません) |
対象 | どなたでもご参加いただけます |
申込 | 不要 |
主催 | 獨協大学環境共生研究所 |
問合わせ先
獨協大学 教育研究推進課
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