和田一郎教授等のチームが「NTT GROUP サステナビリティカンファレンス2023」で最優秀賞受賞
2024年6月21日
「NTT GROUP サステナビリティカンファレンス2023」において、本学国際教養学部、和田一郎教授が携わった「AI技術で子どもの「命」を守る」をテーマにしたNTTテクノクロス社の施策が、最優秀賞を受賞しました。審査の結果、最優秀賞の中からMVPにも選出されました。
プロジェクトに取り組む和田教授(写真中央)
カンファレンスは今回11回目を迎え、過去最多22カ国?地域からの149施策のエントリーから一次審査を通過した56施策を公開するオンライン開催を経て、最優秀賞、優秀賞、一般投票賞が発表され、6月10日に表彰式が開催されました。
表彰式の様子
【施策の概要】
児童虐待の相談件数が過去最多を更新し、児童相談所の業務が逼迫。業務効率化が喫緊の課題である中、2020年4月に特別区初設置となった江戸川区児童相談所に対し、コールセンターAIプロダクト「ForeSight Voice Mining」を導入し、電話応対業務の効率化や応対支援を実現。虐待の早期発見や迅速対応を支援して応対力を強化し、業務効率化により児童や保護者に向き合う時間を確保し、児童の安全や生命、人権を守ることに貢献。全国の児童相談所への水平展開に加え、警察や消防、福祉などといった多くの機関?地域への貢献も目指す。