経済学部国際環境経済学科?藤山ゼミの主催で、草加高校との高大連携のプログラムを行いました

経済学部国際環境経済学科?藤山ゼミの主催で、草加高校との高大連携のプログラムを行いました

2024年7月24日

7月16日に、経済学部国際環境経済学科?藤山ゼミの主催で、草加高校との高大連携のプログラムがおこなわれました。47名の草加高校生(1年生?2年生)が参加しました。当日には、草加高校の市川啓二先生、大久恵利先生にもご同行いただきました。

50名に近い生徒の方々は集まっていただきました
50名に近い生徒の方々に集まっていただきました

プログラムは3部構成で行われました。Part1では高校と大学の違いについて、「高校では問いは与えられるが、大学では自ら発見しないといけない」ということを軸に、藤山先生から説明がありました。その後、それぞれ高校生と大学生を含むグループに分かれて、現実の大学生活も合わせて、質問を受けつつ、会話の中で理解を深めました。

グループに分かれて、大学生と高校生が相互交流し、理解を深めました
グループに分かれて、大学生と高校生が相互交流し、理解を深めました

Part2ではゼミ生の三浦さんによるカップルのゲーム、そして、アニメ映画「天空の城ラピュタ」のある場面についてのゲーム理論による解説がおこなわれました。ここでは、自分の有利な状況に導く方法や、相手の立場になって考えることの重要性が説明されました。各ゲームの説明の後、グループ内で、より深い理解のための大学生と高校生のコミュニケーションがなされました。

ゼミ生から、ゲーム理論の解説をしました
ゼミ生から、ゲーム理論の解説をしました

最後のPart3では、藤山先生が英語によるスピーチで、Part1と2の内容をまとめました。この趣旨は、たとえ「拙い」英語であっても、情報が伝わり、意見交換ができればそれで十分ということを示すことでした。

教員の藤山も、学会報告レベルの英語の実演をしました
藤山先生も、学会報告レベルの英語の実演をしました

今回のイベントを実施して、藤山先生からは以下のコメントが寄せられました:

高校生にとっては、進学後に大きく変わる勉強スタイルへの心構えができたらと思い、この企画を行いました。総じて、楽しそうに進行していったことが何よりでした。

参加してくれた47名の草加高校の生徒のみなさま、生徒の募集をはじめ草加高校側の窓口となっていただきました市川先生、部単位での参加をいただいた大久先生、にここに記して感謝を申し上げます。田邉広昭 草加高校校長をはじめ学校関係者のみなさまにも感謝申し上げます。

また、学生側としても現状を再認識し、卒論や残りの学生生活をどのように行なっていくかの振り返りができたという声が寄せられており、教員をふくめた藤山ゼミ全体としても良い経験をしました。

国際環境経済学科 藤山英樹

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