韓国大学生訪日団と本学学生が交流しました

韓国大学生訪日団と本学学生が交流しました

2024年8月20日

6月27日、韓国大学生訪日団43名が本学を訪問し、本学学生総勢68名と交流しました。

この訪日団は、外務省が推進する日韓両政府策定「日韓学術文化青少年交流事業」の一環として来日したもので、「日本の平和への取組と日韓交流」をテーマに9日間の日本滞在のうち1日が、獨協大学生との学生間国際交流及び異文化理解体験の日として実現しものです。

コミュニティスクエアで全員集合写真
コミュニティスクエアで全員集合写真

午前の部では、コミュニティスクエアで歓迎式に続き、獨協大学の学生が韓国語で本学を紹介しました。 その後、グループごとに学生食堂で昼食をとり、キャンパスツアーを行いました。

本学学生の獨協大学紹介
本学学生の獨協大学紹介
学生食堂でランチタイム
学生食堂でランチタイム

午後の部は、コミュニティスクエアで、国際教養学部 小宮秀陵 准教授がコーディネートによる交流授業を行い、「日本?韓国の格差社会」について、考えました。 はじめにケーススタディとして、本学学生2名がそれぞれ自身の卒業研究を韓国語で発表しました。次に、9グループに分かれ両国の学生同士が話し合い、最後にその結果についてグループ発表をしました。 グループ学習と発表の使用言語は、日本語、韓国語、英語で、それぞれのグループが自由に得意言語やコミュニケーションが取りやすい言語で交流しました。 コーデネーターの小宮先生からは「交流や発表が、うまくできた班とうまくできなかった班があるかもしれませんが、それでもいいのです。それが交流です」と、日本語と韓国語で話していました。

グループ学習
グループ学習
グループごとの発表
グループごとの発表
学生アンケートからは、
「韓国も日本も同じような社会問題を抱えているのだなと感じたので、今後協力して、課題解決に向かっていければ良いなと思った」
「韓国の学生さんも日本語がペラペラではなく、私も韓国語が全然話せなくてたまに伝わりづらい時がありましたが、ジェスチャーや翻訳機や知ってる単語を使って頑張ってみたら伝わり、言語の壁があっても乗り越えられると知りました」
「私たちの班では男女格差について話し合ったのですが、以前から気になっていた『兵役に男女格差を感じるかどうか』が非常に興味深かったです」
など、今回の交流をとても好意的に受け止める感想が寄せられました。

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