第54回 天野杯 ドイツ語弁論大会が行われました

第54回 天野杯 ドイツ語弁論大会が行われました

2024年12月24日

 12月14日(土)12時半より、雄飛ホールにて「第54回 天野杯 ドイツ語弁論大会」(主催 学友会 ドイツ語会話研究会/部長 鈴木 瑠菜<ドイツ語学科3年>、実行委員長 磯野 凛花<ドイツ語学科2年>)が行われました。
 本大会は、文部大臣であった本学初代学長 天野貞祐の名を冠し、ドイツ語会話研究会(D.U.K.)の学生が主体的に運営する大学生、及び大学院生対象のドイツ語弁論大会です。今回の大会テーマは「ジェンダー問題」に定め、三部構成による趣向を凝らした進行内容はテンポよく、観客を飽きさせませんでした。
 参加者の弁論内容は回を重ねるごとに充実し、今回もレベルの高い熱戦が見られました。
 天野杯を受賞した金秋実さん(ドイツ語学科4年)は、「2年次にはドイツ語会話研究会の部員として本大会に関わり、それ以来、卒業するまでに出場しようと考えていました。今回、4年次になって出場が叶い、これまで学んできた成果を出し切り、それが評価されたことは率直に嬉しいです。」とその喜びを語ってくれました。

 大会結果は次の通り。

第1部 <D.U.K.杯>

第1位 佐藤 来実(東京外国語大学)
内容
1名が3分程度で指定されたテキストをできる限り暗記したうえで行う。テキストの壇上への持ち込み可。
対象
ドイツ語学習歴2年以内、ドイツ語圏滞在歴半年以内。ドイツ語を母語としない大学生、もしくは大学院生。
第2位 鈴木 百花(国立音楽大学)
第3位 臼井 夏七海(立教大学)

第2部 <獨協大学杯>

第1位 岩井田 智仁/土屋 壮佑(獨協大学)
内容
2人1組で、指定されたテキストを小道具など用いながら演劇調で暗唱する。
対象
ドイツ語学習歴4年以内、ドイツ語圏滞在歴1年以内。ドイツ語を母語としない大学生、もしくは大学院生。
第2位 秋葉 凛/前田 日向(立教大学)
第3位 梶原 優貴/岩野 美優(獨協大学)

第3部 <天野杯>

第1位 金 秋実 (獨協大学)
「ジェンダー平等 ―違う視点で見つめ直す」
内容
制限時間5分以内で、ドイツ語を用いた自作スピーチを1人で発表する。スピーチ後に内容に関する質疑応答をドイツ語にて行う。テーマは「男らしさ?女らしさとは」、「カミングアウト」、「ジェンダー平等の達成度」より一つを選択する。
対象
ドイツ語学習、ドイツ語圏滞在歴は問わない。ドイツ語を母語としない大学生、もしくは大学院生。
第2位 佐藤 尚紀(中央大学)
「男らしさ、女らしさとは何か?」

獨協大学同窓会賞
第3部 湯淺 菜々美(獨協大学)
(敢闘賞として贈られる)

小気味良いテンポで観客を魅了(第2部 岩井田/土屋ペア)
小気味良いテンポで観客を魅了(第2部 岩井田/土屋ペア)

力強い主張は審査員も舌を巻く(天野杯受賞者の金さん)
力強い主張は審査員も舌を巻く(天野杯受賞者の金さん)