教員紹介
- 職名
- 教授
- 所属
- 法学部法律学科
- 最終学歴
- ドイツ連邦共和国テュ-ビンゲン大学法学部修士課程修了
- 学位
- 法学修士(LL.M.)
- 学位を授与した機関
- ドイツ連邦共和国テュービンゲン大学
- 専門分野
- 行政法
- 研究室No.
- 912
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- 電話番号
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教員詳細
専門?研究テーマ
行政法総論や行政組織法の分野を中心に研究をしてきていますが、個人的な関心の淵源は、むしろ憲法学と行政法学の双方に跨る領域にあるとも言えます。具体的には、法と行政との関係、国家責任のあり方などの論点について、今後更に研究を進め、折に触れて自分なりの視点を提供していければと思っています。
授業方針
行政というととかく抽象的に聞こえがちで、行政法の勉強は難しいとしばしば言われるところですが、現実には、みなさん1人1人が、日々の生活の中で、様々な形で行政というものにかかわっているはずです。一方で、特に近年の学生さんたちの様子を見ていると、与えられた知識をそのまま覚えることが勉強だと思い込む傾向が益々強くなってきているように感じます。行政をめぐる様々な問題を法学的見地から分析?整理するということ、そして、それを文章の形で説明するということの意味を理解してもらった上で、このような法的作業を自ら実践できるようになるための前提やきっかけになるような講義?ゼミにしたいと考えています。
自己紹介
前任校の一橋大学の前は、大学卒業後14年間にわたって行政の実務に携わっていました。
そのような研究者としては必ずしも典型的ではない経歴を歩んできていますが、大学での研究?教育の期間もそれなりに長くなりましたので、実社会との関わりと純粋な学問研究や大学教育という両面から形作られてくる私なりの視点や考え方を、講義や演習といった場に応じた形で学生のみなさんにお伝えできれば、と思っています。
私の薦める一冊
獨協大学ニュース?学生記者Magazine Share Book vol.7
学生へのメッセージ
大学での4年間は、短いようで長く、長いようで短い、というのが、私なりの実感です。
大学での友人、先輩?後輩や教職員との日頃のつきあいはもちろんですが、知らない土地を訪れたり外国に旅行したりすることなど様々な機会を通じて、いろいろなバックグラウンドを持った人たちとの交流を深め、自分とは異なった物の見方や考え方を身をもって体験することは、みなさんの将来にとって貴重な財産になると思います。
4年間の大学生活が、みなさんにとって楽しく満足でき実り多いものになるよう、お祈りしています。
関連リンク(クリックできます)
獨協大学『Wissenschaft 2014』(p97)
獨協大学『Wissenschaft 2011』(p94抜粋)
獨協大学ニュース?学生記者Magazine Share Book vol.7