教員紹介
- 職名
- 准教授
- 所属
- 国際教養学部言語文化学科
- 最終学歴
- 東京大学大学院 人文社会系研究科
- 学位
- 博士(文学)
- 学位を授与した機関
- 東京大学
- 専門分野
- ①現代中国語圏の文学と映画 ②台湾文学?台湾映画
- 研究室No.
- 730
- 電話番号
- -
教員詳細
専門?研究テーマ
①現代中国語圏の文学と映画 ②台湾文学?台湾映画
授業方針
中国特殊研究という科目では、台湾文学と中国現代文学を教えています。受講生全員で作品の背景を意識しながら行間を読み解き、20世紀以降の台湾社会や中国社会に対する理解と共感を深められるような授業展開を目指しています。
自己紹介
多元的な台湾社会に関心を抱き、台湾文学研究を始めました。文学作品を通して、その土地に生きる人々の暮らしぶりや価値観、さらには社会の様相や歴史の展開などを知ることはたいへん興味深いものだと思います。
座右の銘?好きな言葉
Why are we afraid of the first time? Every day in life is a first time. Every morning is new. We never live the same day twice. We're never afraid of getting up every morning. Why?
(商談後の会食で、主人公の台湾人経営者NJに日本人ゲームクリエイター大田がたどたどしい英語で語りかける場面)
A One and a Two (2000). Dir. Edward Yang
私の薦める一冊
楊威理『ある台湾知識人の悲劇:中国と日本のはざまで 葉盛吉伝』(岩波書店、1993年)
1923年台北出身、旧制二高と東京帝大で学び、戦後は1950年にレッドパージによって台湾で銃殺された若者の日記をもとにした評伝です。作中でしきりに引用される日記と手記からは、成長するにつれて日本/中国、台湾/中国大陸、支配する者/支配される者の間で引き裂かれてゆく若者の内面がひしひしと感じられます。
学生へのメッセージ
中国語圏(中国?台湾?香港?マレーシア?シンガポールなど)に対する偏りのない理解と判断ができるように、一緒に勉強していきましょう。
関連リンク(クリックできます)
https://researchmap.jp/168168
/research/amanoken/member/satoshi_aketagawa.html