2011年度春 オープンカレッジ特別講座(2012年2月18日実施)
ハプスブルク帝国から永世中立国への道
歴史のなかのオーストリア
講演内容:
クリムトやシーレで知られる世紀末文化を誇った19世紀後半のハプスブルク帝国は、第一次世界大戦の敗北の中で崩壊した。その後継国家オーストリア共和国は「誰も望まなかった国」と言われ、左右の対立と混乱のなかでやがてヒトラー?ドイツと「合邦」し、戦争に突入してしまう。
戦争後、いわゆる「犠牲者論」を後ろ盾に永世中立国として独立を果たしたオーストリアは、東西対立の中で特別な役割を果たしていく。そうした歴史を追いながら、映画「サウンド?オブ?ミュージック」にとらわれている日本のオーストリア?イメージについても言及する。
日時 | 2月18日(土)13時~15時 (12時開場) |
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場所 | 獨協大学 天野貞祐記念館大講堂 |
講師 | 増谷 英樹(ますたに ひでき) 獨協大学元特任教授、東京外国語大学名誉教授 |
交通 | 東京メトロ日比谷線?半蔵門線直通 東武伊勢崎線「松原団地」駅西口徒歩5分 *車でのご来校はご遠慮ください |
受講 | 無料 定員500人(当日先着順 事前申込不要) |
開場 | 12時 |
共催 | 草加市 |
後援 | オーストリア大使館 |
お問い合わせ | 獨協大学エクステンションセンター 〒340-0042 草加市学園町1-1 電 話 048-946-1678 |