2012年度夏 オープンカレッジ特別講座(2012年7月21日実施)
A.デューラー「メレンコリアⅠ」の謎
―ドイツ?ルネサンスの扉を開く―
講演内容:
アルブレヒト?デューラー(1471-1528年)は、ドイツ?ルネサンスを代表する版画家?画家である。デューラーは画家であると同時に、遠近法や人体比例の測定、天文学、数学、幾何学の分野にも通じた人文主義者であった。近代の幕開けと言われる15世紀のルネサンスにおいて芸術は自然科学と一体であり、その側面はドイツ?ルネサンスを代表するデューラーの傑作銅版画『メレンコリアI』(1514年)にも現れている。
『メレンコリアI』 は多くの芸術的、宗教的、哲学的ならびに自然科学的な伝統を用いて人間の精神活動および芸術的創造性の可能性と限界を探った希有な作品であるが、この講座ではデューラーの同時代人である、イタリアのレオナルド?ダ?ヴィンチ(1456-1519年)との比較を通じて「芸術と自然科学」という観点から、解釈の迷宮と称される西洋銅版画史上最高傑作の謎に迫る。
アルブレヒト?デューラー「メレンコリアⅠ」(1514年)
日時 | 7月21日(土)13時~15時 |
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場所 | 獨協大学 天野貞祐記念館大講堂 |
講師 | 青山 愛香(あおやま あいか) 獨協大学外国語学部准教授 |
交通 | 東京メトロ日比谷線?半蔵門線直通 東武スカイツリーライン「松原団地」駅西口徒歩5分 *車でのご来校はご遠慮ください |
受講 | 無料 定員500人 当日先着順 事前申込不要 |
開場 | 12時 |
共催 | 草加市 |
お問い合わせ | 獨協大学エクステンションセンター 〒340-0042 草加市学園町1-1 電 話 048-946-1678 |