フィヒテの政治哲学 ――『ドイツ国民に告ぐ』を読む――

フィヒテの政治哲学 ――『ドイツ国民に告ぐ』を読む――

クラスコード:01B33

講座名 フィヒテの政治哲学
――『ドイツ国民に告ぐ』を読む――

曜日?時間 水曜日 13:35~15:05
受講料 13,200円
定員 30名
*初回抽選日(8/27)以降は、先着順。最少開講人数を超えて、定員以下で開講が決定。定員を超過した場合、超過した日の受付分で抽選を行います。
*申込期限までに受講申込者が9名に達しない場合は、閉講。
単位 1単位
テキスト プリントを配布します
備考 お申込みと受講前に、必ず「受講にあたって」をご確認ください。

講師

杉田 孝夫
獨協大学講師 専門/西洋政治思想史
 東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、お茶の水女子大学名誉教授。論文「二つのカント平和論」『思想』第1160号(岩波書店、2020年)、「平和の政治学としての『閉鎖商業国家論』」『獨協法学』第102号(2017年)ほか

概要

 フィヒテの『ドイツ国民に告ぐ』は、ナポレオンによる占領下のベルリンで、1807年から1808年にかけての冬に行われた連続講演です。日本では、第一次世界大戦中の1917年に文部省から「時局に関する教育資料特編輯第三」として翻訳刊行されて以来、戦前は愛国心宣揚の書として、戦後は敗戦からの復興と文化国家としての再生のための書として読まれ、これまで17種類もの翻訳があります。カントの『永遠平和のために』の翻訳が1918年以来13種類あるのと比べても、異例の多さです。
 『永遠平和のために』と『ドイツ国民に告ぐ』が、どのように異なり、どのように連続するのか、20世紀日本においてこの二つのテクストがどのような意味をもったのかを考えます。

日程

  1. 10/2
  2. 10/9
  3. 10/16
  4. 10/30
  5. 11/6
  6. 11/13

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申込期限:9/8(日)