謡を楽しむ ――『巴』を謡う――
クラスコード:06B13
講座名 | 謡を楽しむ ――『巴』を謡う―― |
曜日?時間 | 月曜日 13:35~15:05 |
受講料 | 17,600円 |
定員 | 20名 *初回抽選日(8/27)以降は、先着順。最少開講人数を超えて、定員以下で開講が決定。定員を超過した場合、超過した日の受付分で抽選を行います。 *申込期限までに受講申込者が9名に達しない場合は、閉講。 |
単位 | 2単位 |
テキスト | 『巴』(金春刊行会、2,500円+税) *一般の書店では購入が難しい為、初回の講座内で頒布します |
備考 | お申込みと受講前に、必ず「受講にあたって」をご確認ください。 |
講師
柿沼 義孝
獨協大学名誉教授 専門/ドイツ語学(語彙意味論)
シテ方金春流職分。謡方教授。公益社団法人能楽協会会員。2011年ドイツ連邦共和国ボン大学東アジア研究所「能と文学」講師
概要
今期は修羅物に珍しい女武者の登場する『巴』を謡います。作者は、観世小次郎信光とも世阿弥元清ともいわれています。
主題は木曽義仲の戦死を、その愛妾巴の側から描いたもので、季節は早春、ところは粟津が原(滋賀県)。テーマは巴の義仲に対する献身的な愛情です。主君とともに枕を並べて討ち死にすることを望んでいた巴は、それが叶わずに執心が今も残っています。主人公が女武者であることが特異な能です。最後の場面で、巴は左手に義仲の形見の小太刀を抱え、右手に女笠をもって忍んで落ち行くところは、この曲の優艶な情緒を一層印象深くしています。
日程
- 10/7
- 10/21
- 10/28
- 11/11
- 11/18
- 11/25
- 12/2
- 12/9
申込期限:9/12(木)