子ども未来講座 10月7日(土)開催
第4回 10月7日(土)
「メディア、外国文化、外国語について学ぼう!」
大学の先生から講義を受けましょう
第4回「子ども未来講座」を10月7日(土)に実施しました。今回も、福島県田村市の「テラス石森」を会場にし、参加児童と獨協大学の教員?学生が集まりました。今回のめあては、「日本語?英語の両方で、カッコ良いプレゼンができるようになろう!」ということで、練習もたくさん行いました。
1時間目?2時間目は、本学外国語学部英語学科教授 佐々木輝美(ささき てるよし)先生による講義でした。佐々木先生は異文化コミュニケーション学が専門で、文化の違いを踏まえたコミュニケーションのあり方について、たくさんの具体例とともに説明をしてくれました。
「コミュニケーション」は、現代人が小さい頃からよく耳にする大切なことばになりました。ですが、そもそもそれはどんな意味で、「良いコミュニケーション」はどうしたら実践することができるのでしょうか。そして、それはたとえば日本人や英語を母語とする人など、言語という文化が異なった場合に変わってくるのでしょうか。 佐々木先生の講義にはその答えがあり、子どもたちも真剣に聞いていました。
そして、講義の最中には実際に「自己紹介をしてみる」、「プレゼンの英語のセリフを言ってみる」という練習も行われました。児童の皆さんは、立ち方、ジェスチャー、声の出し方、視線、表情にも気をつけ、適切な箇所を強調して言う、上手な話し方ができるようになってきました。
3時間目はプレゼンのためのスライドと英語を作っていく作業です。獨協大学の学生たちに手伝ってもらい、自分がスムーズに言えるように英語を簡単にしたり、発音を教えてもらったりしました。
次回は草加市の小学生たちとプレゼンの練習をし合う交流会です。引き続き頑張りましょう!
開催日時 | 10月7日(土)9:30~12:30 |
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開催地 | テラス石森 |
当日の様子
佐々木先生の講義は、ユーモアも交え楽しいものでした。
たくさん練習も行いました。
みんなのパフォーマンスがみるみる良くなりました!
大切なことは、姿勢、発声、ジェスチャー、
そして何より「何を、誰に伝えるのか」を意識することです。
講座のお手伝いをして
<サポートをした学生より>
今回の講座では、講師の佐々木先生から効果的な話し方について学んでいました。講座を聞くだけではなく実際に立ち上がって声を出し、良い姿勢のとり方やジェスチャーの使い方、言葉のアクセントの置き方などを確認していました。その難しさに戸惑いながらも真剣な表情で臨んでいた子どもたちの様子がとても印象に残っています。
その後、佐々木先生の講義を受けてプレゼンテーションの資料を英語に翻訳していました。伝えたい日本語をいかに単純で伝わりやすい英語にするかを、苦戦しながらも頑張って考えていました。私が小学生の頃と比べ子どもたちの英語力ははるかに高く、とても驚きました。
小学生と関わる機会はここ最近あまりなかったのですが、時には真剣に、時には楽しそうに講座を受けている姿に感銘を受けました。子どもたちのプレゼンテーションを通じて、田村市の魅力がより多くの人に伝わるといいなと思います。