渡邊一弘(客員研究員)
渡邊 一弘 Kazuhiro Watanabe
最終学歴(学位)(Education)
京都大学大学院文学研究科博士後期課程(思想文化学専攻哲学専修)指導認定退学
専門分野?研究内容 (Research interests)
哲学(近現代英米哲学), 英語教育
お薦めの本 (Books I recommend)
Hacking, Ian (1975). Why Does Language Matter to Philosophy? Cambridge University Press.
イアン?ハッキング著、伊藤邦武訳『言語はなぜ哲学の問題になるのか』、勁草書房、1989年
外国語学習の魅力 (Fascination of language learning)
母国語に疲れたとき、ゆっくりできる場所を心のなかにもてること。
主な著書?論文 (Selected publications)
木村雪乃?ワイルド玲奈?渡邊一弘?西香生里?中村麗奈 (2024). 「対面?オンラインによる言語学習アドバイジング―獨協大学英語学習サポートルームの取り組み―」, 『獨協大学外国語教育研究所紀要』, 第12号, pp. 67?86.
安間一雄?渡邊一弘 (2024). 「文法指導と誤り訂正は是か非か: Schulz 論文を読む」 『獨協大学外国語教育研究所紀要』 , 第12号, pp. 87?103.
Watanabe, K., Wakabayashi, R., Bhatta, B., Racine, J., & Crawford, M. (2022). Implementing online tests with Google Forms in a large-scale coordinated listening course. Dokkyo Journal of Language Learning and Teaching, 10, 97-111.
渡辺一弘. (2014). ヒューム知性論における二つの「一般規則」と「全面的懐疑論」. 『イギリス哲学研究』, 第37号, 109-125.
Watanabe, K. (2012). Self-Ownership and Control Rights to Ability --Is Suicide Justifiable on the Basis of the Principle of Self-Ownership?--, 『哲学論叢』, 第39号, 110-121.
渡辺一弘. (2012). 不確かな信念と帰納について ―ヒュームの苦境から離れるために、ラムジーがとった二つのステップ, 『哲学研究』, 第594号, 45-72.
研究員メッセージ (Message to the reader)
英語教育の場における思考力の養成について研究しています。読解や表現に資する推論?探求スキルを学習者が獲得し、またそれらのスキルを自ら用いていこうとする性格特性を身につけていくためには何が有効か、クリティカル?シンキング研究?徳認識論(virtue epistemology)?PBLL(プロジェクト型言語学習)の観点から検討していきます。