浅山佳郎

浅山佳郎

浅山 佳郎 

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最終学歴(学位)

上智大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程単位取得満期退学
文学修士

専門分野?研究内容

日本語学,とくに現代日本語文法
日本漢学,とくに訓読語文法

お薦めの本

日本語学についてなら,黒田成幸(2005)の『日本語から見た生成文法』岩波書店を薦めます。

外国語学習の魅力

ドイツ語学科の特任でいらっしゃった高橋輝暁先生の受け売りですが,外国語学習とは他者になる痛みを経験することであるというのが,「魅力」だと思います。

主な著書?論文

 最近のものでは,日本語学では「日本語学習者の名詞修飾における過剰な「の」について」(獨協大学『外国語教育研究所紀要』第12号),日本漢学では「漢文訓読体日本語におけるサ変動詞「す」の文法的記述」(獨協大学『マテシス?ウニウェルサリス』26巻1号 )などがあります。 比較的まとまったものとしては,日本語学としては,「接続詞と主題フォルダの関係について」(武内道子編『副詞的表現をめぐって』.ひつじ書房.2005年.pp.151-174)が,私の研究をよく示すものかと思います。日本漢学としては,厳明氏との共著ですが『伊藤仁斎』(研文出版.2000年)がやはりそうです。

研究員メッセージ

 私個人は,言語それ自体への研究を志すものですが,一方で語学教育を名称とする本研究所の研究員としては,言語教育についても考えていかねばなりません。その点からいえば,昨年来研究会で繰り返し議論している「そもそも大学での語学の授業は何を教えるのか」という問題を引き続き考えてみたいと思います。日本語教育に携わって30年以上になりますが,ずっと気になっていた問題です。私は文法家(ぶんぽうや)で,言語教育を専門とはしないのですが,教員としてのキャリアの最後に,この問題への個人的な決着をつけるのは,一種の責任のようなものかと考えています。 また引き続き,中国の彝語を例として少数派言語地域での言語教育についても注意を払っていきたいと思います。ある「国」における優越的標準言語と母語としての少数派言語の2言語の上に,高等教育においては,既成の標準国際語としての英語の学習があり,さらに「第2外国語」としての日本語などの学習があります。そうした状況で,言語がどのような「文法的変容」を示すのか,興味深いところです。