情報コース教員
情報コース教員
教授 今福 啓 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 社会情報システム論 | |
人や企業、政府など、社会において独立して意思決定をおこなう主体を、マルチエージェントシステムとよばれる手法によりコンピュータ内部に構築し、社会を分析する研究をおこなっています。 マルチエージェントシステムでは、数理モデルでは難しい主体ごとに異なる行動をモデル化できる上、実社会で生じる現象をコンピュータ内で表現することが可能です。そのため、実社会に適用することなしに、コンピュータシミュレーションのみで制度の有効性を確認することができます。 研究の一つとして、コンピュータがさまざまな情報を学習する「強化学習手法」を応用し、その時々に観測される社会状況に適応する公的年金の制度を設計する手法を提案しました。 |
教授 岡部 康弘 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 経営管理論研究(人的資源管理論) | |
人的資源管理論(HRM)とは、A社とB社とは同じような技術を使い同じような規模で製品ラインも似ているのに、業績の差が明白にある。何故だろう。それを企業の人に対する処遇の仕方から分析する学問です。具体的には、採用制度、教育訓練、評価制度、報酬制度などです。80年代にアメリカで始まり経営戦略と深く結びついています。日本の伝統的な労務管理や労使関係とは別の学問です。 |
教授 鈴木 淳 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 経営システム工学、経営意思決定論 | |
経営で生じる様々な意思決定に対する手段として、システム科学的?工学的なモデル化と解法を考案する研究を行っています。多くの場合、人?物?資金などの経営資源を組織内の部門などへどのように割り当てるかという意思決定としてみることができ、複数の価値基準を統合した多基準評価法を取り入れた定式化を行い、コンピュータを用いて最適案を探索するアプローチをとることができます。具体的な研究テーマとして、研究?開発における技術と機能の組合せ決定、施設や設備の最適配置、プロジェクトへの資金や人員の配分問題などがありますが、この他にも経営意思決定のために多様な研究テーマが考えられます。 |
教授 樋田 勉 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 経済統計学、統計調査論 | |
①統計調査法の理論研究と公的統計への応用研究、②価格?物価?消費者行動の統計分析を行っている。①では、近年の調査環境の悪化に対応する無回答の処理法、やや高度な標本抽出法である二相抽出法、複雑な調査設計に対応するリサンプリング法による精度評価、分布関数の推定などに関心がある。②では、消費者物価指数の精度評価、小売価格?価格分散の形成要因、地域間の物価水準差、消費者行動と物価の関係などについて統計データに基づく研究を行っている。 |
教授 堀江 郁美 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 情報科学、データベース | |
データベースの中でも、特に、特定の構造を持たない半構造型データについての研究を行っている。情報爆発時代といわれる現在、コンピュータで処理されるデータは膨大な量となっている。また、データの構造や内容も均一化されていないため、データ管理が大変困難となっている。これらの膨大なデータから必要な構造や内容を抜き出したり、データを効率よく格納?管理するための仕組みに興味がある。 |
教授 李 凱 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 マルチメディア論、教育工学 | |
普段の生活の中で目にする情報は、例えば、新聞、アニメーション、音楽、テレビなどのマルチメディアコンテンツはデジタル化された情報として、記録から制作、転送、保存まですべてデジタルデータのままで行われている。マルチメディアは広告、放送分野だけではなく、インターネット、教育、娯楽など様々な分野に活用される。マルチメディアコンテンツの開発には創造力、Web技術、プログラミングなど幅広い技術が必要である。研究として、マルチメディアコンテンツの開発、ヒューマン?インタフェースの開発、その他eラーニングなど教育工学に関連する研究も行っている。 |