経営情報科学群教員
担当教員紹介
経済諸学群教員
教授 市原 博 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 近現代日本経済史 | |
(1)日本のエンジニアの職務と人的資源管理に関する歴史研究 電機企業を中心に、企業と産業の発展を可能にして来たエンジニア層の人材形成?職務内容?インセンティブシステム等の歴史的な変容を解明する。 |
准教授 大竹 伸郎 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 経済地理学(農業?農村地域) | |
研究のテーマは持続可能な農業?農村地域に関するパラダイムの確立である。具体的には以下のような研究を行っている。 |
教授 熊本 尚雄 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 国際マクロ経済学 | |
国際金融に関する理論的、実証的研究を行っている。主なテーマは開発途上国、新興市場国が安定的なマクロ経済政策を達成する上で、通貨代替(外国通貨が支払手段として用いられる現象であり、過去において高いインフレ率を経験した国で多く観察される)の存在を考慮する必要性があることを示し、通貨代替と金融政策の自由度の関係を明らかにすることである。具体的には、通貨代替型動学的確率的一般均衡モデルを構築し、これに基づくベイズ推定を行い、通貨代替の程度を直接的に推定し,明らかにしている。 |
教授 倉橋 透 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 公共政策、都市経済学、住宅経済学 | |
(1)不動産バブルの研究。特に景気に与える影響等。 |
准教授 黒木 亮 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 経済学史、経済思想史 | |
私の研究領域を狭い順に列挙すれば、(1)フランク?ナイト研究、(2)シカゴ学派研究、(3)現代アメリカ経済学史研究、(4)経済思想史研究、ということになる。そしてその狙いは、フランク?ナイト、すなわちクラシカル、ネオ、ニューすべてのリベラリズムと深い関わりをもつ経済思想(史)家にして、今日のライフ?スタイルや現代経済学の原型が世界に先駆けて出揃い始めた頃のアメリカを代表する理論経済学者でもある彼とその周辺を経済学史研究の入り口に据えることによって、古典派経済学の批判精神からわれわれの経済常識に至る自由主義思想の変遷やその根底を貫く不変の真理、さらには過去様々に存在した学派の特質やそれぞれの限界等々を客観的に検討することにある。 |
教授 塩田 尚樹 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 理論経済学、環境政策論 | |
関心を持っているテーマは、(1) 環境制約の下での経済成長 と (2) 環境政策の手段の経済学的評価 です。現在のところは理論モデルによるアプローチが中心ですが、今後実証分析にも取り組みたいと考えています。 |
教授 高畑 純一郎 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 応用経済学?公共経済学 | |
主に(1)最適課税論:外生的な政府支出を賄うための望ましい課税の在り方について、労働所得税?個別物品税?資本所得税?公債?政府間移転?金融政策などの側面から分析(2)社会保障制度:年金や生活保護などの側面から望ましい政策の在り方について、特に人口成長率が個人の選択によって影響を受けることまで考慮に入れた分析、それ以外に開発援助の文脈における一般財政支援の分析、日本の社会保障費の将来推計、法人税制が企業の財務政策に与える影響などに着目した研究を行ってきた。授業においては、関心に応じたモデルの考え方を習得して、応用できるようになることに重点を置く。 |
教授 高安 健一 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 開発経済学、東南アジア経済論、金融発展論 | |
私の研究分野は、開発途上国の金融システム改革である。近年は、農村における小口金融であるマイクロファイナンスや、貧困層を対象としたBOPビジネスに対象を広げている。研究地域は、1980年代のラテンアメリカと1990年代以降の東南アジアである。 |
教授 全 載旭 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 東アジア?中国経済論? 開発経済学 | |
(1)東アジア全体に目を配りつつ、中国経済の発展過程とその発展メカニズムを理論的に分析する。中国の経済発展に伴う課題についても考察する。 |
教授 童 適平 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 金融制度?金融政策 | |
研究分野は金融制度と金融政策である。ケーススタディとしては日本と中国であるが、近年は特に中国を中心とする。いままで、金融制度全般の研究であったが、現在、次のテーマに取り掛かっている。 |
教授 徳永 潤二 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 国際金融論、貨幣信用論 | |
海外での非主流派経済学や国際機関などの研究動向とそこでの問題関心を十分に意識しながら、次の三つテーマについて研究を進めている。 |
教授 野村 容康 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 財政学、租税論 | |
「日米両国における所得税政策に関する実証的研究」が主要課題であり、具体的には以下のような研究を行っている。 |
教授 浜本 光紹 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 環境経済学 | |
「環境政策の制度設計とその評価」を主たる研究領域としている。具体的には、①環境規制が企業の研究開発行動や技術革新にもたらす効果、②環境政策形成過程における利益集団の関与や広範な市民参加のあり方が制度設計に与える影響、といった課題に取り組んでいる。①については、1960~70年代の日本における公害対策の際の企業行動を中心に実証的に分析を行っている。②に関しては、経済学のみならず政治学の分析視角も採り入れつつ、主に米国における排出権取引制度を題材として研究を進めている。 |
教授 藤山 英樹 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 理論経済学 | |
私のこれまでの研究対象は、①協力の進化的な成立について、②情報財の開発インセンティブについて、③社会をシステムと見なしたときの長期的なダイナミクスについて、というものである。研究手法としては、ゲーム理論、計量経済学など数理的な手法を用いてきた。ここ数年は社会のネットワークに注目した分析を進めている。人々の自発的な行為の結果としてどのような社会が生成されるのか、また、それがどのような問題をはらむのか、が一貫した問題意識である。大学院の授業では、実際に論文で応用する上で必要な、ゲーム理論やミクロ経済学の手法を、できるだけ数理的にも厳密に講義したい。 |
教授 本田 浩邦 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 現代アメリカ経済論 | |
アメリカの所得分配および経済政策思想をテーマに研究をしている。アメリカの労働市場と社会保障制度は日本と似ていて、格差のある分配と貧弱な再分配とがその特徴である。過去数十年間、所得格差の拡大がはなはだしくなる一方で、それを是正すべき社会保障制度が機能していない。機能していないどころか、教育や医療制度がむしろ低所得者を経済的に追いつめてさえいる。重要なことは、こうした現象が一時的なバブル経済の膨張や破綻とは独自に、長期的な傾向として起こっていることである。こうした過程を理論や政策思想の面から考えていきたい。 |
教授 森永 卓郎 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 労働経済学 | |
労働経済学は、仕事と暮らしの経済学です。これだけ社会が発展してきたのだから、皆がきちんと働き、安心して幸せに暮らせる社会が生まれるはずなのに、現実には、大きな所得格差があり、失業があり、貧困があります。なぜ、そうなってしまうのでしょうか。本人の努力が足りないから、失業したり、低所得に甘んじなければならないのでしょうか。私はそうは思いません。経済や社会に大きな問題があるから、いまの格差社会が生まれているのだと思います。真面目に働く人が、幸せになれる経済や社会の仕組みをどのように作っていったらよいのか。それが私の研究テーマです。 |
教授 山下 裕歩 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 マクロ経済学?経済成長論 | |
私のこれまでの研究は、(1) 科学的な基礎研究が経済成長に与える効果を分析すること、(2) 経済主体間の所得?資産格差の動学的特性を分析すること、の2点である。これらは共に経済成長論をベースとした理論分析である。科学的基礎研究の重要性の程度、所得?資産格差の拡大?縮小、これらはいずれも成長という経済現象の原因であり、また結果でもある。ここに、理論的分析とそれに基づく政策立案の重要性があると考えている。大学院の講義では、現在のマクロ経済学の基盤となっている経済成長論をその理論的背景や数学的方法を重視しながら講義したい。 |
教授 米山 昌幸 | 教員紹介 | 研究業績 |
専攻分野 国際貿易論、国際経済学、開発経済学 | |
以下の関連する2つのテーマから、持続可能な発展のための貿易政策と国際貿易システムのあり方について考察している。 |